北海道京極町にある「ふきだし公園」は、名水が湧き出る公園として多くの観光客が訪れる人気の水汲みスポットです。1985年に環境省によって「名水百選」に選ばれたのをきっかけに広く知られるようになりました。北海道京極町は「名水百選」以外にも「北海道遺産」や「水の郷百選」「生活を支える自然の水30選」にも選ばれている北海道屈指の水の町です。
北海道京極町の「ふきだし公園」で一日当たりに湧き出る水量は、雪解けの季節の５月には一日当たり８万トンを超えると言うから驚きです！一年を通して透明度の高い美しい水が滾々と湧き出し、その水が苔むした岩の間をサラサラと流れる美しい光景は大変魅力的です。
京極町の「ふきだし公園」内では、公園の様々なところから水が湧きだす様子が見られます。例えば、写真のように岩の隙間から浸み出す水や、池のようになっている場所からポコポコと水が湧いている様子など景観も豊か。ついついシャッターをきりたくなるスポットが随所にあるのも特徴の一つです。
この「ふきだし公園」で湧き出ている水は、蝦夷富士とも呼ばれている美しい山「羊蹄山」に降り積もった雪や雨水が長い年月をかけて地下に浸透したもの。羊蹄山の麓に広がるエリアでは、京極町以外にも真狩村などで湧き水が出ており、水汲みスポットとして整備されていますが、その中でも特に「ふきだし公園」は水量が豊富です。とめどなく湧き出る水を見ていると、いったいこれほどの量の水がどこに蓄えられていたのかと感慨深くもあります。
北海道京極町の「ふきだし公園」では湧き出る水を見るだけでなく、自由に水を汲むことができる場所も複数あります。木をくりぬいて作られた水路のような場所では水をすくって飲むことができます。一年を通して冷たい湧き水を一口飲めば、身体に浸みこんでいくような感覚さえ覚えます。
また、湧き水をパイプから汲むことができる場所もあります。この場所は水の勢いが大変強く、大きなペットボトルでもあっという間にいっぱいになってしまうほど。透明度の高い京極の湧き水は大変人気で、給水スポットは週末ともなると、ポリ容器を持参した多くの人で賑わっています。
公園内には吊橋や水辺を歩く散策路も整備されていて、四季折々で変わる風景を楽しむことができます。広い敷地内をカメラ片手に散策すれば、ついつい時間を忘れてしまうほど。湧き水によってできた池は透明度も高く、水鳥が泳いで作った波紋もはっきり見ることができます。
写真は緑が濃い季節のものですが、冬の公園もまた魅力的です。汚れていない純白の雪が池の周囲を包み、石は白い帽子をかぶったようで可愛らしく、湧き水が凍ってできた氷柱は驚くほど透明で、何とも趣深い風景が広がります。京極町はパウダースノーが楽しめる絶好のスキースポットのニセコ町の隣町。ウィンタースポーツをしにニセコ町に来たなら、京極町の「吹き出し公園」へも足をのばしてみてはいかがでしょうか。
さらに、この「ふきだし公園」は道の駅も併設されているので観光には大変便利です。道の駅の売店で人気を集めているのが「名水コーヒー」。この「名水コーヒー」は羊蹄山の湧き水を使用したアイスコーヒーで、ペットボトルで販売されているのでお土産としても最適です。他にもミネラルウオーターや「名水珈琲ゼリー」「名水酒」など、京極町の名水を使用した土産品が取りそろえられていますから、買い物も楽しむことができますよ。
道の駅の駐車場のすぐ近くにあるのが、京極町を見渡すことができる展望台です。展望台へは長い階段を登らなければならず息が切れますが、根気強く登ってみましょう。頂上からは眼下に広がる風景は雄大で、これぞ北海道という景色が広がるビュースポットです。「吹き出し公園」を訪れたらぜひ見ておきたい美しい風景ですよ！
北海道京極町の「吹き出し公園」は名水百選にも選出された美味しい水が湧き出る北海道屈指の名水スポットです。水をテーマに作られた公園は水辺に散策が整備され、水がサラサラと流れる様子を見ながら歩いたり、水が岩から浸み出す様子を見たり触れたりできる等、存分に美しい水と風景を楽しむことができます。
公園に併設されている道の駅「水の郷・きょうごく」では、この湧き水を使用した名水コーヒーが大人気です。コーヒー以外にもミネラルウォーターや珈琲ゼリーなどもあり、お土産品選びも楽しめるのも大きな魅力！北海道京極町の「吹き出し公園」で名水百選に選ばれた水を存分に楽しんでみてください。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい！と思ったらトラベルjpでまとめて検索！
条件を指定して検索
(2024/4/25更新)
- PR -
- 広告 -
