125haの黄金色の草原!伊豆・稲取細野高原「秋のすすきイベント」

125haの黄金色の草原!伊豆・稲取細野高原「秋のすすきイベント」

更新日:2016/09/12 17:27

毎年10月上旬から11月上旬にかけて、東伊豆町にある稲取細野高原でススキが見頃を迎え「秋のすすきイベント」が開催されます。およそ東京ドーム26個分に相当する壮大な高原にススキが大群生し、黄金色の海原を背景に相模湾を望むダイナミックな絶景が見られます。イベント期間中は、スタンプラリーなど様々な催しが開催。また、高原に点在する県指定天然記念物の湿原では、貴重な湿性植物なども見ることができます。

年間100万人が訪れる!秋の風物詩「伊豆・稲取細野高原のススキ」

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「秋のすすきイベント」は、東伊豆町にある稲取細野高原で開催されます。高原は、三筋山(みすじやま)の斜面の標高400mから800mに広がる、面積125ヘクタールの壮大な広さ。ちょうど山肌に見える青い部分がススキの群生地で、東京ドーム26個分もの広さに匹敵! ススキが見頃を迎えると、まるで金色の絨毯のように輝く幻想的な光景が広がり、その美しい景観が噂を呼び今では伊豆の人気なスポットになっています。

【秋のすすきイベント】
開催期間:2016年10月5日(火)から11月11日(金)
※詳しいイベントの内容は、下記の関連MEMO【東伊豆まち温泉郷情報サイト】よりご覧下さい。

思わず感動!の大パノラマ

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ススキは山の斜面に群生しているので、高いところから見下ろすようにして見るのが最高な景色。イベントの期間中、イベント広場から標高800mの地点にある絶景ポイントまでシャトルタクシーが運行しているので、誰でも気軽に絶景ポイントまで行くことができます。

タクシーは、嬉しいことに無料で利用でき、こちらは絶景ポイントからの眺め。眼下にススキ、海に浮かぶ大島、天城連山まで見渡せる360度のパノラマ。この景色を見た人誰もが、わぁ〜と声を漏らしてしまうほど壮大で開放的な景色です。

一度は歩きたい!ススキに包まれた遊歩道

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高原には遊歩道が設けられていて、ススキの中を歩くことができます。遊歩道は、先程の絶景ポイントからスタート地点のシャトルバス乗り場までの片道約3km。徒歩で約45分の道のりなので歩きやすい服装と靴で行くのが良いでしょう。

ススキの中を縫うように道が通っていて、ススキを間近で見ながら知らず知らずのうちに歩けてしまいます。道の途中にはビューポイントもあり、写真を撮れるようにカメラスタンドが設置されているので、記念撮影もばっちり! また違った景色が楽しめるので見逃せません。

波光と呼ぶに相応しい!神々しい眺めに出会えるっ!

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遊歩道を歩いていると、風が吹いてカサカサっと音を立てて一斉に揺れるススキや、太陽に当たって光輝く綺麗なススキを目の前で見られます。太陽に当たる微妙な角度によって様々な表情のススキが見られ、黄金色の海原のような美しい眺めも見られますよ。

細野高原海ススキは、伊豆半島を運行している電車「伊豆急」ホームページのトップページにも使われていて、秋の伊豆を代表する眺めです。是非細野高原を訪れて、一度目にしてみては如何でしょうか?

絶滅危惧種も!希少な植物の宝庫の湿原

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高原には、県の天然記念物に指定されている4ヶ所の湿原が点在。こちらはその一つの「芝原湿原」で、湿原はドロドロとした沼のような独特の場所です。薄紫色の「ヒメハッカ」などの湿性植物や、食虫植物の「モウセンゴケ」など、ここならではの希少な植物が見られる観察ポイント。芝原湿原はイベント広場近くにある湿原で、山野草好きには堪らないスポットです。

湿原の他、ススキの穂の下では青色が美しい「リンドウ」類など、季節の花と出会えるのも魅力の一つ。幕末に黒船が持ち帰ったとされる「カキラン」などの珍しい花もあるので、探してみても面白いです。

おわりに

如何でしたか? 秋のすすきイベントでは、青空市の出店や陶芸体験などイベントも盛り沢山ですよ。

大自然が織りなす素晴らしい景観が見られるは秋限定! なので是非、稲取細野高原「秋のすすきイベント」へ足を運んで自然を満喫してみませんか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/11/11−2016/09/04 訪問

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