小田原「鈴廣かまぼこの里」が楽しい!工場見学に体験教室も

小田原「鈴廣かまぼこの里」が楽しい!工場見学に体験教室も

更新日:2019/05/04 10:53

下川 尚子のプロフィール写真 下川 尚子 ライター
小田原の名物・かまぼこ。おいしい水と新鮮な魚が手に入る立地から、古くから名産品として作られてきた歴史を持ちます。
今回ご紹介するのは、そんな小田原の「かまぼこテーマパーク」といえるスポット「鈴廣かまぼこの里」。小田原の名産品が並ぶ売り場はまるで産直市場のような楽しさで、併設の博物館では工場見学やかまぼこづくりの体験もできます。見どころいっぱいの鈴廣かまぼこの里、その全貌をご紹介しましょう。

小田原・箱根観光で寄りたい「鈴廣かまぼこの里」

小田原・箱根観光で寄りたい「鈴廣かまぼこの里」

写真:下川 尚子

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創業153年の歴史を持ち、古くから小田原伝統のかまぼこづくりに取り組んできた「鈴廣かまぼこ」。その本店は箱根のふもと、小田原・風祭にあり、箱根登山鉄道「風祭駅」から直結という立地の良さを誇ります。

本店周辺には、広い売り場を備えた「鈴なり市場」や各種レストラン、かまぼこ博物館が建ち並び、それらを総称して「鈴廣かまぼこの里」といいます。小田原の「食」を中心とした文化を味わえるかまぼこの里は、まるでテーマパークのような楽しさ。小田原や箱根観光で立ち寄りたい「買って、食べて、遊べる」スポットです。

「鈴廣かまぼこの里」で一番広い面積を持つメイン施設が、写真の「鈴なり市場」。売り場を埋め尽くすかまぼこの種類にも圧倒されますが、ひものや地ビールなど名物がずらりと並ぶ売り場は、産直市場のような楽しさがあります。

鈴なり市場でお買い物。大人気のかまぼこトミカも!

鈴なり市場でお買い物。大人気のかまぼこトミカも!

写真:下川 尚子

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鈴なり市場にはもちろんスタンダードなかまぼこもありますが、ファミリーに人気の商品はこちら「かまぼこトミカ」。パトカーとブルドーザーのセットと、パトカーとバスのセット、2種類の販売です。ほうれん草やかぼちゃで色づけされた可愛いかまぼこは、どれもほのかに甘く優しい味。お弁当にもぴったりのサイズです。

鈴なり市場でお買い物。大人気のかまぼこトミカも!

写真:下川 尚子

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お子様向けの可愛いかまぼこ以外にも、伝統の板わさセットや、前菜にぴったりのおしゃれなかまぼこ、魚のすり身で作ったソーセージなど、「食べてみたい!」品がたくさん。鈴廣のかまぼこは、天然素材使用・化学調味料不使用・保存料無添加。子供も大人も「安心して食べられる」かまぼこです。

ところで、板かまぼこの「おいしさを引き立てる切り方」をご存じですか?それは「厚さ12mm」。一般的な板かまぼこで10等分となる「12mm」が、かまぼこの魅力であるプリッとした弾力と魚の旨みを絶妙なバランスで味わえる厚さなのだそう。お気に入りのかまぼこを購入したあとは、ぜひ切り方にもこだわってみてください。

イートインスペースで食べるアツアツのかまぼこ!

イートインスペースで食べるアツアツのかまぼこ!

写真:下川 尚子

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鈴なり市場に並ぶ美味しそうなかまぼこに、思わずお腹が鳴ってしまう人も多いはず。そんなときにおすすめしたいのがイートインスペース。鈴なり市場の一画にある「すず天」では、気軽なスタイルで地ビールと揚げたてアツアツのかまぼこを食べられます!

すぐ近くには「かまぼこバー」も。こちらは、魚種や製法の異なるかまぼこを、地酒や足柄茶と一緒に食べ比べできるコーナーです。

イートインスペースで食べるアツアツのかまぼこ!

写真:下川 尚子

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鈴なり市場の一画にはカフェや和菓子屋さんもあり、小腹がすいたときの準備は万全。地ビールとかまぼこで「ちょい飲み」を楽しんでも、カフェでお茶タイムを楽しんでも、どちらもOK。カフェの広い窓からはご覧のとおり、箱根登山鉄道が眺められます。

工場見学や体験プログラムを楽しめる「かまぼこ博物館」

工場見学や体験プログラムを楽しめる「かまぼこ博物館」

写真:下川 尚子

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鈴廣かまぼこの里内には「かまぼこ博物館」がありますので、ぜひ立ち寄ってみてください(入館無料)。ここは、窓越しにかまぼこづくりの様子を見られる工場見学スペースがあるほか、かまぼこ豆知識を集めた「かまぼこ百科」の展示など、立ち寄りスポットとしても楽しめる体験型博物館。

クイズ形式や遊び感覚で楽しめる展示も多く、お子さんでも飽きずに見られる工夫がいっぱい。小学生の自由研究にもおすすめですよ!

工場見学や体験プログラムを楽しめる「かまぼこ博物館」

提供元:鈴廣かまぼこの里

https://www.kamaboko.com/sato/

「かまぼこ・ちくわ手づくり体験教室」や「あげかま手づくり教室」などの体験プログラムも人気です。実際に体験してみると、魚のすり身を板につける作業は大人でもなかなか四苦八苦…。そんな苦労も、出来上がると良い思い出になるはず。

複数ある体験プログラムのうち、もっとも手軽にチャレンジできるのは「あげかま手づくり教室」。所要時間は30分、すり身に好みのトッピングを混ぜて、好きな形に成形するだけと簡単です。小さなお子さんでも体験OKですので、親子でチャレンジしてみてもいいですね。
※体験教室は要予約です。

動画:下川 尚子

工場見学や体験教室など、見どころいっぱいのかまぼこ博物館。詳しくは動画でもご紹介しますので、ぜひご覧ください。

ランチスポットも充実!バイキングレストラン「えれんな ごっそ」

ランチスポットも充実!バイキングレストラン「えれんな ごっそ」

写真:下川 尚子

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鈴廣かまぼこの里にはいくつかの食事処・レストランがありますので、ランチスポットとしても最適。

ファミリーにおすすめなのは、バイキングレストラン「えれんな ごっそ」。朝獲れの地元の魚介類や旬の野菜、小田原の名物がたくさん揃った「地産地消」のレストランです。もちろん、鈴廣のかまぼこも食べ放題。かまぼこを使ったピンチョスやかまぼこピザなど、アイデアメニューもたくさんです。

「えれんな ごっそ」以外にも、食事処「千世倭樓(ちょうわろう)」や地ビールがいただける「箱根ビールショップ」などがありますので、お好みに合わせてどうぞ!

鈴廣かまぼこの里の基本情報

住所:神奈川県小田原市風祭245
電話番号:0465-23-3191
アクセス:箱根登山鉄道「風祭駅」よりすぐ
営業時間:
・かまぼこ博物館 9:00〜17:00
・鈴なり市場 9:00〜18:00(土日祝は19:00まで)
・えれんな ごっそ

平日ランチバイキング11:00〜14:45、スウィーツ&軽食バイキング15:00〜17:00 
土日祝ブランチバイキング9:30〜11:00、ランチバイキング11:00〜17:00

2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/05/28 訪問

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