宿坊「福智院」“重森の永遠にモダンな石庭”を客室から眺め、朝の高野山で静寂な紅葉の時を!

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宿坊「福智院」“重森の永遠にモダンな石庭”を客室から眺め、朝の高野山で静寂な紅葉の時を!

宿坊「福智院」“重森の永遠にモダンな石庭”を客室から眺め、朝の高野山で静寂な紅葉の時を!

更新日:2013/10/16 17:51

acoのプロフィール写真 トラベルjpナビゲーター aco

世界遺産に認定されている山上の聖地・高野山。高野山には金剛峯寺を中心に117の塔頭寺院が現存していますが「福智院」もその1つです。本堂を囲む院内には歴史ある古美術や、参詣者を大切に受け入れるための由緒ある宿坊、天然温泉まで整備されています。中でも名作庭家・重森三玲氏による石庭は、時代を越えたモダンな石庭として有名。歴史ある「福智院」宿坊に泊り、高野山で心ゆくまで紅葉を堪能する秋をご紹介します。

由緒ある宿坊「福智院」を体験する

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宿坊と聞くと、難しく考えてしまう方も多いかもしれませんが、ここ「福智院」は、高野山での滞在を心地よく思い出深いものにして欲しいという願いから、天然温泉や露天風呂をはじめとした設備を整えて、気持ちよく参詣者を受け入れるお宿。

こじんまりとした客室から大勢で利用できる大広間まで、どの部屋にも歴史ある襖や由緒ある書などが飾られ、お願いすれば椅子等も用意してくれますから、旅のスタイルに合わせて気軽に滞在することができます。
高野山の塔頭寺院(大寺院の境内や近くで寺院を構える弟子たち高僧の墓やご本尊を祀った院)の宿坊ならではの朝の勤行(ごんぎょう)や写経など、誰でも参加できる体験行事も用意されています。

宿坊の客室からは、名作庭家・重森三玲氏の石庭が

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「福智院」では、客室が3タイプ用意されていますが、石庭が目の前に広がる庭側和室の客室からは、“愛染庭”が堪能できます。

「福智院」のご本尊である愛染明王の名を冠にしたこの石庭は、力強い石組みとモダンな地割で構成された、重森の作庭の中でも質朴な趣にあふれる名庭として有名です。
夜には、作品を活かしたライトアップが施され、朝・昼・夜とそれぞれ違った顔を見せる石庭を楽しむことができるのも「福智院」に宿泊するからこそ得られる心に残る滞在のポイントです。

宿坊と施設をつなぐ回廊から“登仙庭”を眺める

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宿坊から茶室に続く回廊越しや、温泉のある浴場へ行く回廊から見えるのが名石庭“登仙庭”です。この温泉は、世界遺産に認定された年に湧き出たものです。

登龍門の故事で有名な龍門の滝を、重森が模して作庭したと言われています。背景になだらかな山が見えるよう石組みがなされ、前景の池泉には、鶴島亀島と日本古庭園の伝統的手法を名作庭家ならではのモダンな感覚で表現しています。
永遠のモダンを求めて作庭したと伝えられる“登仙庭”は、大人から子供まで見るものを選ばず、親しみ続けられる雰囲気を醸し出しています。

他にも、重森晩年の力作と言われる枯山水式の庭園や奈良時代の古美術などを気の向くままに鑑賞できますので、高野山でゆっくりと、心に響く宿坊を体験することができます。

高野山で、艶やかな紅葉を心ゆくまで楽しむ

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高野山の宿坊に泊まるもう1つの魅力は、まだ観光客の少ない時間の高野山を散策できることです。

高野山の紅葉は、その広い敷地の要所要所で紅葉時期が変わりますが、奥の院へ向かう一の橋付近は、一番早く紅葉がはじまり、ひと際目立つ艶やかな紅葉で有名なスポットです。
その大きく真っ赤に染まる紅葉を目指して、日中は観光客で賑わう名所ですが、宿坊に泊まれば、まだ観光客の少ない朝の紅葉をひとりじめできる贅沢な時が味わえます。

高野山・総本山金剛峯寺の石庭“蟠龍庭”の紅葉

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「福智院」から、朝の散歩に歩いて行くには丁度いい距離にある総本山金剛峯寺にも、1984年(昭和59年)四国から取り寄せた140個の石と京都の白川砂を雲海に使った見事な石庭“蟠龍庭”が造られました。

朝早い時間には、日の光を浴びて雪のように輝く雲海の庭を見ることができ、紅葉した木々と石庭との美の調和には心奪われるものがあります。
荘厳な空気に満ちた高野山で、宿坊に泊まり、心ゆくまで艶やかな紅葉を楽しみませんか。

最後に、

高野山は紅葉スポットも多く紅葉の名所として有名ですが、その山上の聖地の場所がら初雪も早く、うっすらと雪化粧した「福智院」の石庭も、また違った趣きが楽しめお薦めです。
ケーブルカーで訪れる場所ですから、一枚羽織れる上着を持って、心地よい旅をお楽しみください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/10/25−2012/10/28 訪問

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