写真:佐藤 らなこ
地図を見る2016年で開業35年を迎えた「アートホテル盛岡」は、結婚式にも利用されることがある盛岡の老舗ホテルです。JR盛岡駅からは徒歩約5分と近く、さらに飲食店などが集まる繁華街も近いので、夕食を食べに出かけたり、お土産を買いに行ったりするのに便利です。
ホテルに入ってすぐの広いロビーは、老舗ホテルの上品さや落ち着きを感じさせ、待ち合わせやちょっとした休憩に最適です。ここだけでも、十分に寛げちゃいます。そんな空間に飲みこまれ、外に食べに行くのがちょっと面倒になっても、ホテル内には和食、洋食、中華のレストランが揃っているので安心です!
ちなみに「アートホテル盛岡」は、原敬別邸「介寿荘」跡に建てられています。原敬は、平民宰相として支持を得た岩手県出身の政治家です。別邸は原敬が郷土に帰った際に旧友と集まる場所として建てられ、現在は隣りのビルとの間に別邸時代のレンガ塀と庭石が残るのみですが、ホテルの敷地内でちょっとした歴史を感じられるのも面白いものです。
写真:佐藤 らなこ
地図を見るロビーで感じた上品さや落ち着きは、お部屋に入ってからも続きます。暖色系でまとめられたインテリアにはほっとします。ベッドに寝転がったら、す〜っと眠りに引き込まれていっちゃいそう。そんな安心感も与えてくれるお部屋です。
「アートホテル盛岡」の客室は全205室で、シングル、ツイン、ダブルに加え、和室もやスイートなど多彩な部屋タイプがあります。ご旅行形態や人数などに合わせた様々なお部屋の選び方ができます。写真はスタンダードツイン(21平米)です。
お部屋には荷物を広げるスペースや椅子やテーブルなどもあるので、ホテルの滞在時間が短く、ほぼ眠るためだけの宿泊であっても、窮屈さを感じることなく、ゆったり過ごせます。
写真:佐藤 らなこ
地図を見る「アートホテル盛岡」の朝食は大人気!この朝食はホテル選びのポイントにもなっていて、その評判を知らないで宿泊した方もホテルで最も良かったポイントにあげるくらいです。
朝食バイキングのメニューの中で、最も人気なのは海の幸丼です。日本人って本当に海鮮好きですよね。この丼は、ご飯も具材も自分で好きに盛りつけることができます。オリジナルな丼づくりには楽しさもあります。他におすすめなのは、郷土料理ひっつみ汁。小麦粉をねったものを手で引きちぎることを方言でひっつむということが名前の由来です。もちもちの食感と温かいおつゆに心も身体も温まります。目覚めの一杯に最適です。
朝食会場は、ホテル14階のスカイバンケットです。高層階なので眺めがよく、市街地はもちろん天気が良ければ岩手山も見えます。ぜひ窓側のお席で、岩手の美味しい食材にこだわった朝食をゆっくりお召し上がりください。
写真:佐藤 らなこ
地図を見る「アートホテル盛岡」は盛岡市の中心部にあるので、観光にもとっても便利です。徒歩約5〜15分圏内には、石川啄木が新婚時代に暮らした「啄木新婚の家」や赤れんが造りの明治時代の洋館「旧岩手銀行中の橋支店」、美しい石垣が残る「盛岡城跡公園」、盛岡の歴史や文化を学べる「もりおか歴史文化館」などの観光スポットが点在しています。
これらの名所旧跡はホテルから歩いてまわるのもいいですが、より効率よくまわるには自転車がおすすめです。ホテルで自転車の貸し出しをしているので、お天気のいい日にサイクリングしながらの観光なんていかがでしょうか。きっと気持ちいいですよ!
JR盛岡駅と「アートホテル盛岡」との行き帰りには、北上川にかかる橋「開運橋」を渡ります。この橋は、北上川と岩手山が綺麗に見えるビュースポットです。遊歩道もあるので、川沿いをお散歩するのもおすすめですが、行き帰りの途中にちょっとだけ足をとめて、その風景を眺めるだけでも十分。盛岡にいることを感じられる素敵な場所です。
ホテル選びでは、立地条件は重要なポイント。どこに行くにも便利で、レンタサイクルもある「アートホテル盛岡」を拠点に、市内の名所めぐりや城下町の散策をぜひ楽しんでください。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/5/2更新)
- 広告 -