写真:ろぼたん
地図を見るロンドン観光で一度は乗ってみたい真っ赤な2階建てバス、「ダブルデッカー」。異国でバスに乗るのは不安という方もいるのでは?ロンドンを走るバスは、番号が車体に表記されており、番号によって走るルートが決まっています。
写真のレトロタイプの「ダブルデッカー」はルートマスターと呼ばれ、走っているのは「遺産ルート(Heritage Route)」の9番と15番。どちらも名所をたくさん通るので市内観光に利用するにはピッタリ。やはり2階部分から眺める景色は格別です。
古い建物が残るロンドンの街並みは、歴史的な建築と近代的な建築が入り混じった面白い街。ハリーポッターの世界に紛れ込んだかのようなワクワク感や趣を感じます。
日本のバスと違うのは現金が使えないこと。日本でいうPASMOやSUICAのようなチャージ式のオイスターカードが使い勝手抜群。降りるときの後払い清算はできませんので、常に多めにチャージしておくように心がけましょう。
写真:ろぼたん
地図を見る先ほどご紹介した15番バスは、トラファルガー・スクエアを出発し、ロンドン塔まで走っていきます。途中、セントポール大聖堂(写真)の目の前に停まるので立寄ってみて。この教会は故ダイアナ元妃が結婚式を挙げた場所。教会の外観や内部は荘厳で見応えがあります。大聖堂のドーム上からの景色は市内を一望できる展望スポットです。(434段の階段あり)
また横断歩道で目立つのは、「LOOK RIGHT→」「←LOOK LEFT」と地面に書かれた文字です。合理的な英国人は信号機よりむしろこの指示を忠実に守っていることも。自己責任の上での行為ですが、お国柄をも感じる表記です。
ロンドン市内を走るバスは全てが「ダブルデッカー」ではなく、1階建てのバスも走っています。「ダブルデッカー」は色々な車体のバスがあるので、乗り比べて見える景色の違いを楽しんでみては。
写真:ろぼたん
地図を見るはじめてのロンドン観光であれば、乗り降り自由なオープン・トップバスを利用するのもオススメ。公共交通機関を利用するときのような、路線確認の手間もなくロンドン市内の名所を巡れます。
チケットの有効期間は24時間、もしくは48時間有効といった乗り放題タイプ。テムズ川クルーズチケットやウォーキングツアーがチケット料金に含まれていたりするので、あれこれ手配することなくロンドン観光を楽しめます。
ロンドン市内の移動で最もわかりやすく便利に利用できるのが「チューブ」と呼ばれる地下鉄。ヒースロー空港まで直接乗り入れもしており、市内の有名スポットへは楽々アクセスできる乗り物です。
難点は突然の運休。特に休日はあちこちの路線が運休になることも。ロンドンの地下鉄は、荷物が少ないからといって「階段で移動しよう」なんて考えるのは危険です。「チューブ」は驚くほど地下深くを走っており、古さも相まってダンジョンに入っていく冒険者のような気分になる深さの駅があるほど。
また、複数の路線が交わった駅は入り組んでいるため、移動時間がかかります。1駅くらいなら地上を歩いたほうが早い場合もありますよ。
写真:ろぼたん
地図を見る「水上バス」もロンドン市民の足として利用の多い交通機関です。テムズ川に架かる跳開橋、タワーブリッジ(写真)を正面から眺めたり、ビッグベンやロンドン・アイ、ロンドン塔といったロンドンの名所を地上とは違った目線で眺めることが可能。
写真:ろぼたん
地図を見る市内中心部からグリニッジ天文台(約1時間)への移動は、観光ツアーなどでもよく利用される便利なルート。ランチ付きやディナー付きのクルーズもいいですが、大型タンカーなどを間近で見る迫力などは市民の足「水上バス」でも変わりません。夜のライトアップの時間帯もオススメ。
ただし水の上の移動は、ゆらゆらといい感じで夢の世界へと誘う心地よさが。旅の疲れがたまっているときは、あっという間に眠りの国に出発しかねませんので気をつけましょう。
写真:ろぼたん
地図を見る英国女王がお住まいのバッキンガム宮殿(写真)は、隣接するセントジェームズパークとともに、是非訪れたいスポットのひとつ。地下鉄を利用しようとしたら運休で11時半の衛兵の交替式に間に合わない…なんてときには、「ブラックキャブ(タクシー)」で訪れるのもオススメ。
世界一難しいタクシー試験ともいわれる「ブラックキャブ」の試験にパスしたドライバーは、運転技術の高さだけでなく、ロンドンを把握しているプロ。「ブラックキャブ」の車内は広く、クラシカルな車体はロンドンの街並みによく似合います。
手を挙げて走っている車を停め、行き先を伝えOKであれば乗り込むという方法か、タクシー乗り場で乗車ができますよ。
イギリスは本や映画で見た『シャーロックホームズ』や『ハリーポッター』が活躍する舞台。移動に便利なロンドンの交通機関は、見た目もイギリスらしい特徴があって観光の楽しさを増幅してくれるはず。
イギリスは移民が多い国なので、ロンドン市内の公共の交通機関に乗って移動するだけで、自分が外国人であることを忘れてしまうほど、あっという間に溶け込むことができますよ。
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(2024/3/19更新)
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