大阪でケガ人続出!?山のおやじの夢農場「城山オレンヂ園」はここや!

| 大阪府

| 旅の専門家がお届けするオリジナル旅行ガイドメディア

大阪でケガ人続出!?山のおやじの夢農場「城山オレンヂ園」はここや!

大阪でケガ人続出!?山のおやじの夢農場「城山オレンヂ園」はここや!

更新日:2016/09/22 21:19

澤 慎一のプロフィール写真 トラベルjpナビゲーター 澤 慎一 放送局ディレクター

ミカン狩りのシーズン到来!そこで、イチオシは大阪の南部、南河内にある『城山オレンヂ園』です。一歩、園内に入ると、「これぞパラダイス!」と叫びたくなるような仕掛けの数々。そのユーモアぶりは、テレビのバラエティ番組に取りあげられたほどです。この農園は、“山のおやじ”と自称する男性が、何から何まですべて手づくりで開墾した努力の結晶。合言葉は銭はないが、夢がある=Bその素晴らしい夢の農場をご案内します。

大阪南部のUSJ?謎の観光スポット「城山オレンヂ園」

写真:澤 慎一

地図を見る

大阪の南河内に、かつて関西の人気番組「探偵ナイトスクープ」でパラダイスに認定された“夢の農場”があるとの噂を聞きつけ、やって来たのが大阪府富田林市にある『城山オレンヂ園』。
近鉄電車・長野線の汐ノ宮駅で降りて住宅街を抜け、きらきらと輝く五重塔(願昭寺)を通り過ぎて山道を15分ほど歩き、「いったいどこにパラダイスがあるのだろう」と思っていると、いきなり目の前に現れたのが写真のカンバンです。

ここや! 山のおやじの夢農場!城山オレンヂ園

これは、“山のおやじ”と名乗る男性が、奥さまとお二人で開墾された農場で、「ミカン狩り」や「クリ拾い」「いも掘り」が楽しめるうえ、山のおやじさんによる手づくりの“恐怖のアスレチック”“恐怖!芝生すべり〜ケガ人が続出!”も体験できるという謎の観光スポットです。

園内で写真をパシャ、パシャ撮っていると、偶然に山のおやじさんと遭遇!山のおやじさんがなんと緊張した面持ちで近づいてくるではありませんか!
“山のおやじ”にちょっと怖いイメージがあったので、もしかしたらここは撮影禁止なので注意されるのかと思ってびくびくしていると、山のおやじさんから真面目な顔で「あのう、すみませんが、税務署の方ですか?」と聞かれてびっくり!!
「いいえ、観光の取材に参りました」と言って、たびねすのサイトを見せたら、急に安心したように笑顔になり、コーヒーをごちそうになったうえ、「案内したる!」と言われ、園内を紹介していただくことになりました。

がまんと孤独に耐えるために作られたザリガニ釣り

写真:澤 慎一

地図を見る

山のおやじさんの一番のおススメは、「ザリガニ釣り」。
写真のカンバンにも書いてありますが、ザリガニ釣りは“忍耐力を養う”と同時に、“孤独に耐える力”がつくとか。そして、目標数をゲットした分だけ感動を味わうことができるそうです。
この日も、たくさんの子どもたちが池に釣り糸を垂れて、ザリガニが釣れるのを辛抱強く待っていました。
池のほとりに糸を垂れてしゃがみこむ子どもたちに向かって、山のおやじさんは「がんばれ!」と激励していたのが印象に残っています。

このほか、「パターゴルフ」や「ミニ釣り堀」「おもしろピンポン台」「フィールドエリア・ソフトガン〜探検森一周コース」といった遊びのスポットがあり、すべてが山のおやじさんによる手づくり!
ただし、ソフトガンだけは現在、休止中とのことです。お客さんが、おもちゃの鉄砲を壊したり、家に持って帰ったりするので莫大な経費がかさみ、「このままでは農園がつぶれてしまう」(山のおやじさん談)。
スリル満点の探検の森を巡りながらのソフトガンは、オレンヂ園の名物なので、ぜひとも復活していただきたいものです。マナーをきちんと守って、遊びましょう。

園内の至るところに、常にお客さんを気づかってくれるカンバンが…

写真:澤 慎一

地図を見る

園内では、バーベキューをすることもでき、炭火で焼き肉を焼く家族やカップルの姿をたくさん見かけます。それらの光景を写真に撮ったのですが、それよりもおもしろいのが園内の到るところに立てかけてあるカンバン。
「落とすな!みかんとごみと自分の財布 バイキンマンより」と、まったく意味不明のカンバンを見ている方が楽しいです。

がけっぷちに、鎖でつないだクルマのタイヤを吊り下げ、「警告。使用禁止!落ちても知らん!」と親切にも注意を知らせてくれるカンバン。

少し前までは、園内での注意事項として「当局のご指示により、口ごたえの多い方のご入園は、ご遠慮ください」のカンバンもありました。

城山オレンヂ園の定番は、やっぱりミカン狩り=

写真:澤 慎一

地図を見る

さて、そしていよいよ本題のミカン狩りです。多くのミカン農園と同じように、こちらのオレンヂ園でもミカンは食べ放題ですが、カバンの中などに入れて家に持って帰ったりしてはいけません。
そして、今回は特別に山のおやじさんから、おいしいミカンの見つけ方を、ひそかに教えていただきました。

【おいしいミカンの条件ベスト3】
1 日当たりの良いところで育っているミカン
2 大粒よりも中粒のミカン
3 なるべく色づいている柔らかいミカン

ちなみに、【悪いお客さんベスト3】は以下の通り。
1 ミカンをカバンなどに入れて持って帰る
2 ミカンを枝ごと折る
3 園内の物を壊したり、持って帰ったりする
 (番外編/ミカンだけでお腹いっぱいになろうとする)

山のおやじさんに、今年のミカンの出来ばえを聞いてみました。
「今年のミカンは裏年(ミカンの獲れる量が少ない年)で、しかも猛暑であることに加えて、さらに干ばつが続き、これらの悪条件が重なったため、ミカンは小粒で、味も品質ともによくありません」とのこと。

さらに、山のおやじさんは「どうぞご理解ください」と話されました。
園内の放送でもミカンの不作ぶりを繰り返し話されていましたので、口ごたえをするお客さんはいらっしゃいませんでした。

確かに取材時点(2013年10月12日)では青々としていたミカンが多かったですが、甘くてジューシーなミカンもたくさんあり、秋の一日を楽しむことができますよ♪これからミカンが熟してくるので、おいしいミカンをいただくことができると思います。

農園を立ち去ろうとすると、“山のおやじ様”の感謝のお言葉が…

写真:澤 慎一

地図を見る

一日中、楽しませてもらって帰ろうとすると、最後にこんなカンバンが。まるで、いのちの詩人とも称される相田みつをの詩“にんげんだもの”を彷彿させ、なんだか、じーんと感動してしまいました。

サービス精神がたっぷりで、ほのぼのとした、あたたかな気持ちにさせていただける大阪・南河内の城山オレンヂ園。春から秋までは飯ごう炊さんやプレイランド、秋から冬にかけてはミカン狩りや持ちこみバーベキューと、一年を通して楽しむことができます。
また、園内にはレストランや売店もあるので、手ぶらでもOK!100台収容の無料駐車場もあり、お財布にも優しいレジャーランドです。

【城山オレンヂ園】
■住所:大阪府富田林市伏見堂1003
■開園時間/1月〜3月:10:00〜16:00(受付15:00まで)
       4月〜9月:10:00〜17:00(受付16:00まで)
      10月〜12月上旬:10:00〜16:00(受付15:00まで)
■定休日/火曜日・平日不定休
    (10月〜11月は平日悪天候・平日臨時休園あり)
■お問い合わせ:0721-35-5188(代表)/0721-35-6943(受付)

おわりに

今から考えると、園内で写真を撮っているだけで、どうして税務署の人と間違われたのか、なんとも不思議。それは永遠の謎なのかもしれません。

城山オレンヂ園には、お世話好きの“山のおやじ”さんのほかに、心優しい“山のカカア”さんや、イケメンの“山のアニキ”さんもいらっしゃいます。
そこは、暗い世の中を引き裂き、笑いがあふれる“夢農場”。サービス精神とユーモアがたっぷりの城山オレンヂ園へ、さあ出かけませんか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/10/12 訪問

- PR -

トラベルjp<たびねす>

トップページへ戻る

最新記事の購読はこちら

ソーシャルツールで最新記事を購読

× 閉じる
事業拡大のため、デザイナー、システムエンジニア募集中!国内最大級の旅行サイトを一緒に作りませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ