写真:安藤 美紀
地図を見る従来のディズニーホテルに比べ、宿泊に特化している「東京ディズニーセレブレーションホテル」。お値段が安くなっただけでなく、今までのディズニーホテルとは違う点がいくつかあります。
まずはホテルの場所。従来のディズニーホテルが舞浜駅で下車していたのに対し、「東京ディズニーセレブレーションホテル」は新浦安駅(南口)下車します。そこから東京ベイシティバス(3番・11番・23番)で約15分ヤシの木が並ぶ道を進んだら、バス停 ベイサイドホテルエリアで下車、すぐ目の前がホテルです。
「東京ディズニーセレブレーションホテル」は、ウィッシュとディスカバーという2つの建物を複合したホテルで、道を挟んだ向かいに建っています。どちらへ行くか一瞬迷いますが、黄色い建物がウイッシュ、ピンク色がディスカバーと覚えておくと間違えません。
2つのホテルの付帯施設自体はどちらも全く同じですが、大きな違いはホテルのテーマ。ウィッシュはファンタジーをイメージしていて、ディスカバーは冒険や発見をテーマに作られています。
冒険というと、子供向け?…と思われるかもしれませんが、ディスカバーは異国の雰囲気が溢れていて、リゾート感がすごい!ホテルとして寛げるのも大きな魅力です。
フロントデスクでチェックインを済ませたら、ロビーに置かれているミッキー像に注目してみましょう。大海原を冒険中のミッキー、実は1本の大きな丸太を削って出来た、とういうストーリーがあります。だからミッキーの足元を見ると、まだ丸太の部分が残っているんですよ。
写真:安藤 美紀
地図を見る「東京ディズニーセレブレーションホテル」は、パークと少し離れているからこそ、パークを感じてもらえる仕掛けがたくさん盛り込まれています。
ホテルの顔、ロービーを見てみましょう。ここは3つに分かれていて、真ん中と右がパークにある乗り物をイメージしたエリア、左は地球儀や椅子が置かれたエリアになっています。
地球儀というと、東京ディズニーシーの入口にあるアクアスフィア(地球儀)を想像するかもしれませんが、実は東京ディズニーシーのレストラン“マゼランズ”にある地球儀をモチーフにしたのだとか。
実際に行った方にとっては「あそこで食事したね!」と思い出してもらえるし、お子様にとっても印象的に残るスポット。しかも、東京ディズニーシーのシンボルではなく、あえてマゼランズの地球儀をもってくる点が渋い…。「東京ディズニーセレブレーションホテル」のトリビアのひとつです。
他にもロビーでは、パークにある乗り物の模型がいくつか飾られています。「これ何の乗り物だろう?」パークの出来事を振り返りながら、思い出してみてください。冒険心を掻き立てられて、家族や友達同士の会話も盛り上がるでしょう。
写真:安藤 美紀
地図を見る「東京ディズニーセレブレーションホテル」は、まさに“家族みんなでディズニーホテルに泊まる”を可能にしたホテル。
一番安いスタンダードルームだと1泊1部屋23,000円から。大人4名で利用すれば、1人6,000円以下です。しかも未就学児の場合、2名まで添い寝が無料でできますので、最大6名で利用すると1人当たり4,000円以下に!
そしてディスカバーには、2段ベッド付きの客室が登場(1泊1部屋33,000円から)。こちらを利用すれば、大人5名まで利用可能。添い寝2名を加えると、最大7名まで利用できますので、3世代での旅行にもぴったりです。
ヘッド上の壁紙には、アドベンチャーランドの魅惑のチキルーム、スプラッシュマウンテンなど、両パークのアトラクションが盛り込まれ、一括して冒険や発見がテーマになっています。
ウィッシュが原色をたくさん使っていたのに対して、ディスカバーは温かみがある色彩を多く取り入れています。ここならしっかり寛げて、さらに良い夢がみられそう!
写真:安藤 美紀
地図を見るホテルの廊下は、魅惑のチキルームをイメージした癒しの空間になっています。魅惑のチキルームといえば、鳥たちがしゃべって歌うアドベンチャーランドのアトラクション。チキルームにいた鳥たちが、廊下の至るところに描かれています。
そして廊下の壁は、手触りにも注目!木に似せた質感になっていて、触ると表面がデコボコ!見て&触って両方楽しむことができるのです。
ちなみに、エレベーターを降りてすぐの場所にあるのは、アトラクションから取り取った写真。あえて全景ではなく、切り取っているところがミソ。「これどこだろう?」ここでも冒険心を掻き立てられます!
全フロアごとに写真が違うので、クイズ感覚でどこの場所か当ててみては?館内のエレベーターツアーは、ディズニーマニアの好奇心を刺激してくれます。
提供元:株式会社オリエンタルランド
地図を見るディスカバーは、冒険の世界観を打ち出したホテル。なにより最高なのが、ホテルの中庭です。ヤシの木やワサワサ生い茂る熱帯植物…もはやジャングル!
中央には、エレクトリカルパレードでフック船長が乗った海賊船をモチーフにしたトピアリーが置かれています。ここは小高い丘になっていて、お子様目線でみると、本当に船が波で揺れ動いているよう。そして一角には、山盛りの金貨が入った宝箱もあります。裏側に回ってみると、宝箱が掘られたときの穴が…。
ここは夜になるとライトアップが行われ、いっそう良い雰囲気に。ホテル内には、お酒が売っている24時間営業のコンビニ(スナック&サンドリー)もあります。コンビニで好きなお酒を買って、ナイトビアガーデン風に楽しんでみるのもオススメですよ。
それからBGMのチョイスも、他のホテルとは全く違います。中庭や館内で流れるBGMは、実際にパークで流れている音楽と同じもの!ホテルにいながら、パークの世界観をしっかり感じることができます。
「東京ディズニーセレブレーションホテル」に泊まれば、宿泊費も安くなって、かつパークに優先的にパークへ入場できる「ハッピー15エントリー」などの特典もしっかり受けられます。
朝一から閉園まで、帰りの時間を気にせずパークで遊ぶなら、お泊りディズニーはマスト。従来のデラックスタイプのディズニーホテルに1泊するよりも、半分の値段で宿泊できまる「東京ディズニーセレブレーションホテル」で2泊する手もアリ!
1泊目はウィッシュ、2泊目はディスカバー…と連泊して、2のホテルの違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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(2024/4/19更新)
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