秋風吹きぬけるコスモスの丘!大阪の万博記念公園に秋の彩り

秋風吹きぬけるコスモスの丘!大阪の万博記念公園に秋の彩り

更新日:2016/09/10 16:48

万博記念公園は1970年に日本万国博覧会の会場としてつくられ、現在は府民の憩いの場となっています。シンボルの「太陽の塔」と共に、広い敷地をいかした四季折々の花畑が見どころ。秋には約30万本のコスモスが開花し、訪れる人の目を楽しませてくれます!

万博記念公園の秋の彩り

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1970年に開催された日本万国博覧会の会場だった大阪府吹田市の万博記念公園は、現在は四季折々の花が見られる自然文化園や日本庭園、競技場やBBQ広場などがつくられ、府民のレジャースポットとなっています。出展施設だった鉄鋼館は記念館「EXPO’70パビリオン」として残され、当時の写真や資料を見ることができます。

こうした施設の中で、一番広い面積を占めるのが自然文化園です。馴染みのものから珍しい品種まで多種多様。四季に合わせて種がまかれる「花の丘」では、秋には約30万本のコスモスが咲き乱れます!

色とりどりのコスモスの丘

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万博記念公園のコスモスの丘は自然文化園の西端のエリアにあります。中央ゲートの入り口から入ると、有名な「太陽の塔」がお出迎え!そこから遊歩道を左へ(西へ)と進み、約1キロほどで到着です。開花シーズンには毎年、コスモスフェスタが開催されます。イベント期間中にはフラワーマルシェでの花苗販売や、ワークショップ、コンサートが行われ、賑やか華やかに!

ここで咲くコスモスの品種は8種類とかなりの多さでお花に詳しい人にもオススメ!ピンクや濃紅色、白などがまだらに開花し、色とりどりのお花畑を楽しむことができるのが特徴です。特にオレンジや濃い黄色のキバナコスモスが混じるエリアはさらに鮮やかさが増し、にぎやかな色合いがきれいです!

めずらしい品種のコスモスも

めずらしい品種のコスモスも
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他ではなかなか見かけない黄色のコスモスも咲きます!「イエローキャンパス」と呼ばれ、なんと日本がオリジナル。1957年に突然変異で花びらの先が黄色に変色した1株の発見から、玉川大学が研究を重ねて開発したものです。キバナコスモスの明るい黄色とはちがい、パステルカラーの優しい風合いの黄色が可愛らしく、上品な印象です。

色味の変わり種の「ピコティ」という品種も目をひきます。花びらの縁がピンク色に縁取られていたり、絞りが入ってちょっとモードっぽい印象。とても目立つ配色なのですぐに見つかるはず!

それと花びらの形状が珍しい「シーシェル」という品種も貴重です!よく見るのは「センセーション」と呼ばれる大輪の花びらのコスモスですが、「シーシェル」は花びらが筒状になっているのが特徴。ピンクや濃紅色、白と主流の色で、通常のものに混じって咲くのでぜひ探してみてください!

暮れてからも美しいコスモス

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日中の明るいうちに見るコスモスも可愛らしくきれいですが、夕暮れ時から日没後はまた雰囲気が変わります。10月にもなると夕暮れには吹く風もひんやりとして、より一層と秋を感じさせてくれるのではないでしょうか。閉園前に一目暮れどきのコスモスの様子も見て帰ってください!

閉園後には夜景が美しくなる頃合いになります。隣のエキスポシティで2016年7月にオープンした日本最大級の観覧車「REDHORSE OSAKA WHEEL」での空中散歩もおすすめ!ゴンドラの足下がシースルーになっているのが特徴で、世界で5番目の大きさです。大阪の吹田にお越しの際は123mの高さからの大阪の夜景の眺望もお見逃しなく!

大阪のコスモス観賞は駅からも近い万博記念公園へ!

大阪のコスモス畑の中でもいちばんアクセスのよい場所で、公共交通機関の利用でも大阪市内から約1時間ほどです。万博記念公園の隣にある新しい商業施設「エキスポシティ」も見どころがたくさん!コスモス観賞に加えて、ランチやディナーはもちろんお買い物も楽しめます。ぜひ合わせて訪問してみてください!

例年の見頃は10月上旬から11月中旬頃までです。公式のホームページに詳しい開花状況が掲載されるので、訪問の際はチェックしてみてください!

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/10/12 訪問

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