横浜ランドマークタワーは、横浜を訪れた事がない方でも存在は知っている人が多いはずです。2014年に大坂のあべのハルカスが開業するまでは、長らく日本一高いビルという肩書きを誇っていました。これが知名度の高さの理由でもあるでしょう。横浜みなとみらい21地区には高層ビルが多く存在しますが、地上296mという高さで、見る者を圧倒します。
同ビルは、商業施設、オフィス、ホテルからなる複合型ビル。特に上層部に位置するホテルからの景色は格別です。その景色も、ホテルに宿泊しなくても楽しめるのをご存じでしょうか?地上69階、高さ273m地点には展望台「スカイガーデン」が存在します。ここから360度、横浜を中心とした景色を見下ろすことができます。最近は、外国人観光客も増え、日々賑わいを見せています。
特にオススメしたいのは、夕方以降に窓の外に煌めく夜景です。夜景愛好家、写真家の中でも鑑賞・撮影の名所として知られています。展望台からは北東、南東、南西、北西各方面特色ある夜景を鑑賞することができます。
地上と展望台を結ぶエレベーターは日本最速の早さを誇り、地上からあっという間に展望台に到着ます。エレベーターを下りて、展望台に足を踏み入れるとまず目の前に広がってくるのが北東方面の夜景です。
眼下にはベイブリッジやクイーンズスクエア、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル、色鮮やかなコスモワールド、ゴージャス感あふれるアニヴェルセル みなとみらい横浜などが一望。特に、流動的で光の演出を魅せてくれるコスモロックは見る者を飽きさせません。東京方面まで見渡せ、実は東京タワーやスカイツリーも確認することができます。
エレベーターから近いということもあり、もっとも人が集まり人気の高いビューポイント。もし混み合っている場合でも、別方面は空いている場合もあるので、移動してみましょう。
南東方面は桜木町駅や関内、本牧ふ頭方面の夜景を見下ろすことができます。北東方面とは対象的に、関内の密度の高いビルの連なり、活気溢れる桜木町駅、空までオレンジに染める本牧ふ頭が見所です。
根岸湾に目を向けると、湾に広がる工場夜景の煌めきと吹き出す煙が目にとまります。活力要素を含み、元気を与えてくれるのが南東方面の夜景の特徴です。
南西方面は、住宅地を中心とした横浜郊外をメインとした夜景を見下ろすことができます。商業施設、ビジネス地区を多く含む他3方面と比べると、光量は落ち着いています。夜景は必ずしも強く、多くの光源を必要とするものではありません。光量ある方面の夜景を鑑賞したあとに、この南西方面の夜景を眺めると心も落ち着きます。
南西方面のビューポイントはカフェ「スカイカフェ」が併設されています。オススメは、窓際に設置されたカップルシート。ドリンク片手に恋人と夜景を鑑賞してみてはいかがでしょうか。
北西方面は、横浜で最も賑わいをみせると言っても過言ではない横浜駅方面の夜景を見下ろすことができます。乱立する高層ビル、高層マンションが織りなす光景はまさに「立体夜景」という名にふさわしいものです。ランドマークタワー北西側はまだ空き地が存在するため、まだまだ開発が見込まれます。数年後、また違った夜景を魅せてくれるでしょう。楽しみですね。
ここまで、横浜ランドマークタワー展望台「スカイガーデン」の夜景スポット情報をご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。神奈川県には室内型夜景スポットはいくつか存在しますが、光量、雰囲気共にトップクラスのスポットです。
さらに、雨が降れば「雨の日キャンペーン」が実施され、割引き料金での入場が可能。「横浜に夜景を見に来たけど雨が降ってきちゃった」という場合でも、このスカイガーデンなら安心です。お得で濡れずに夜景を鑑賞することができます。
夜景にちなんだイベントも定期的に実施されているため、何度訪れても飽きを感じません。是非皆様も足を運んでみてください。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索