都心から1時間で気軽に体験!埼玉「東松山の梨狩り」

都心から1時間で気軽に体験!埼玉「東松山の梨狩り」

更新日:2020/08/29 14:28

大宮 つるのプロフィール写真 大宮 つる 開運ライター、台湾愛好ライター
都内近郊で梨狩りといったら、“千葉県”を思い浮かべる方が少なくないかもしれません。たしかに千葉県は、栽培面積・収穫量・産出額NO.1の梨王国ですよね。
ところで、実は埼玉県でも梨狩りができるってご存じですか? そこで今回は、都心から1時間で気軽に体験できる「東松山市東平地区の梨狩り」についてご紹介します。

名物「東平の梨」…東松山には20以上の観光農園がある!

名物「東平の梨」…東松山には20以上の観光農園がある!

写真:大宮 つる

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埼玉県東松山市を代表する梨の産地・東平(ひがしだいら)地区。その歴史は古く、梨栽培が始まったのは1877(明治10)年頃からとのこと。140年近い歴史を有するわけですが、いまや梨の名産地と名高く、“東平の梨”と高い評判を得ています。

その東松山には東平地区を中心に、20以上の観光農園が集中しています。そのうち梨狩り体験ができるのは8施設。この中から農園を選ぶ際のポイントとしては、『東平 梨狩りマップ(pdf)』を見るのがオススメです。そのマップに梨狩りができる農園の一覧・電話番号等のインフォメーションが記載されていますので、営業日時や住所、「どの品種の梨がとれるのか?」など電話確認の上、訪問するといいでしょう(記事下の関連MEMOに『東平 梨狩りマップ』に関するURLがあります)。

通常、梨狩り期間は“9月上旬〜10月中旬”ですが、農園によっては8月下旬頃から始まっているところもあります。

東平地区の梨狩りは、どの施設でも入園料が一律500円!

東平地区の梨狩りは、どの施設でも入園料が一律500円!

写真:大宮 つる

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梨狩りができる農園が同じ地区に8施設もあると、どの農園にするか悩ましいところですよね。ですが、東平地区の梨狩り農園はどの施設でも入園料が一律500円なので、その心配は不要です。したがって、『東平 梨狩りマップ』を見て、ピンときたところを選んでみてくださいね(写真は、「なしやさん」)。

東平地区の梨狩りは、どの施設でも入園料が一律500円!

写真:大宮 つる

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なお、500円の入園料で、1つ梨が試食でついてきます。梨狩りについては、もぎ取り分1キロあたり500円〜となっています(写真は、「梨っ子農園」)。

黄色くなっている実が、熟した証拠! 吟味して選ぼう

黄色くなっている実が、熟した証拠! 吟味して選ぼう

写真:大宮 つる

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梨狩りをする際のポイントは、皮が黄色くなっているものを選ぶということ。黄色くなっていれば、甘く熟している証拠です。青みがかっているものは酸味があり、まだ熟していません。

梨はクルクル回しても枝から簡単にはとれないので、全体の皮が黄色くなっているか、よく確認してみましょう。梨をとる際は、梨を上に持ち上げると、ポロッととれます。

梨の木の下で、梨を食べられるのも味わい深い!

梨の木の下で、梨を食べられるのも味わい深い!

写真:大宮 つる

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梨をその場で食べられるのも、楽しみの一つです。お皿やボード、包丁は貸していただけますので、皮をむいて頂くことにしましょう。梨を見ながら、外で食べる完熟の梨の味も格別です。

梨の収穫時期のタイミングが合えば、埼玉生まれの埼玉育ちの梨「彩玉(さいぎょく)」を頂くこともできるかも。「彩玉」は生産が埼玉県内に限られており、埼玉でしか味わえないものとなっています。甘味が強くやわらかな舌触りの「幸水(こうすい)」以上に甘く、かつジューシーで大玉なのが特徴です。TV番組『月曜から夜ふかし』で、梨好きのマツコ・デラックスさんが厳選された4品種のなかでNO.1に選んだのが、この彩玉なんですよ。

彩玉がお目当ての方は、訪問を検討している梨狩り農園に「彩玉はないか」尋ねてみましょう。

※写真は、お皿の上に乗っているのが「彩玉」、その後ろにある2つの梨が「幸水」です。

お土産に、東平地区の梨を使った「梨ゼリー」はいかが?

お土産に、東平地区の梨を使った「梨ゼリー」はいかが?

写真:大宮 つる

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こちらの写真は、東平地区の梨を使った「梨ゼリー(150円)」です。ピューレ加工された梨がゼリーに使われているので、ザラザラした梨の食感を味わうことができます。お土産に1ついかがですか?

農園によって梨ゼリーの取り扱いが異なっています。『東平 梨狩りマップ』に取扱い農園が記載されていますので、確認してみてくださいね。

埼玉で梨狩り。都心から気軽に行け、体験できるのが嬉しい

以上、埼玉県東松山市でできる梨狩りのポイントをご紹介しました。東松山は電車であれば池袋から50〜55分前後、車であれば関越自動車道「東松山インターチェンジ」がありますので、都心から1時間程度で行くことができます。気軽に梨狩り体験ができるのが嬉しいポイントですね。

また、時期が合えば、埼玉県ならではの梨「彩玉」をいただくことができるかもしれないという点も魅力の1つと言えるでしょう! この秋は、埼玉で気軽に、美味しい梨の“梨狩り”体験をしてみませんか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/08/29−2018/09/16 訪問

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