写真:Benisei Rinka
地図を見る「PNB-1253」は、関越自動車道花園インターチェンジから約30分、秩父鉄道親鼻駅から徒歩で約10分、長瀞ライン下りの入口“親鼻橋交差点”から約100メートルの場所にあります。道路沿いに小さな看板は出ているものの、気を抜くと通り過ぎてしまうほど、自然に溶け込んだ外観。もし看板がなかったら、絶対にカフェだとは思わないでしょう。
長瀞グルメというと、蕎麦やうどん、味噌などを使った“和”な料理が有名ですが、このカフェのメインは、見た目もオシャレなフランス料理「ガレット」。こちらでは“地産地消”を進めようと“フランス×秩父”の料理を提供しています。
写真:Benisei Rinka
地図を見る店内に入ると、まずは6畳ほどのギャラリースペース。PNB-1253のオーナーである保坂彩樹さんは写真家で、このギャラリースペースでは、オーナー自身の作品展の他に、大滝真由美さんや布施新吾さんなどの個展を開催しています。見るのはもちろん無料、もし気に入れば、作品の購入も可能だそうです。
そして、その奥に広がるのはブックカフェスペース。
大きな窓から入る光がとても心地よく、BGMにはジャズが流れ、ほっこりとした癒し空間。ここには、写真集や絵本、文学、アート、旅、暮らしの本が並びます。有名・無名にかかわらず、オーナーがセレクトしたオススメの本ばかり。PNBオリジナルの写真集も置かれているので、料理を待っている間や、食後のひとときに、ぜひ手に取ってみてください。
写真:Benisei Rinka
地図を見るPNB-1253では、秩父産のそば粉を使ったガレットをいただくことができます。
ガレットとは、フランスのブルターニュ地方の郷土料理で、元々は「平たく丸く焼いたもの」を意味しており、そば粉・水・塩で作った生地をクレープのように薄く広げ、そこに野菜やハム、チーズ、卵などを乗せた料理のことです。
PNB-1253のガレットで使う“そば粉”は秩父産で、メニューには秩父の特産品である“しゃくし菜”や、長瀞の隣町でのびのびと育てられた“武州豚”などを使ったガレットがあります。また「季節の気まぐれガレット」として、旬の食材を使ったおすすめガレットも店内の黒板に書かれていますよ。お食事としてのガレット以外にも、「チョコチップガレット」「クリームチーズガレット」「塩キャラメルガレット」など、デザートガレットもあるので、ランチ利用だけでなく、ちょっと小腹がすいたときの休憩としてもオススメです。
これらのガレットは、全て秩父産100パーセントの小麦粉で作った「クレープ」に変更することができるので、そばアレルギーの方や、まだ蕎麦を食べたことのない子供でも安心です。
写真:Benisei Rinka
地図を見るPNB-1253にはテラス席もあり、晴れた日には自然いっぱいのお庭を見ながら、寛ぐことができます。そして、お庭には白黒ヤギの“ブッチ”もいるので、とても癒されますよ。
ただ、いつも気持ちよく晴れた日とは限りません。観光に来て、雨が降っているとなんかテンションが下がりますよね。でもPNB-1253は、そんな雨さえも味方につけてしまう不思議な雰囲気をもつカフェなんです。窓際の席に座ると、大きな窓の外に広がるお庭...。雨のせいでなんとなくぼやけて見えても、その景色さえ絵になり、むしろ雨でよかったと思えるほど。
長瀞のブックカフェ・ギャラリー「PNB-1253」は、時間が経つのを忘れてしまうほど居心地のいい場所。普段あまり本を読まない人も、いつのまにか本の世界に引きずり込まれている自分にハッと気づくことでしょう。
店舗の外観としてはわかりにくいですが、立地は良いのでアクセスしやすいと思います。ぜひ、秩父・長瀞観光の際には、「PNB-1253」へ行ってみてくださいね。
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(2024/4/26更新)
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