超絶断崖絶壁!山梨「稚児落とし」のスリル満点トレッキング

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超絶断崖絶壁!山梨「稚児落とし」のスリル満点トレッキング

超絶断崖絶壁!山梨「稚児落とし」のスリル満点トレッキング

更新日:2016/09/01 09:46

佐久田 隆司のプロフィール写真 トラベルjpナビゲーター 佐久田 隆司 フリーライター、カメラマン

山梨県大月市にある「稚児落とし」は、徒歩でしか行けない断崖絶壁!200m以上垂直に切り立った断崖まではスリリングな岩場を越えていかなくてはなりませんが、そのスリルに見合った達成感や壮大な景色は観て損のないもの!あなたも勇気を持って戦国時代の悲話が残る稚児落としまでのトレッキングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?記事内では断崖を行くトレッキングの様子を動画でも紹介しています。

稚児落とし?は戦国時代の悲話から来ている

写真:佐久田 隆司

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山梨県の「稚児落とし(ちごおとし)」は岩殿山の稜線上にある断崖絶壁で、戦国時代に岩殿山城を居城とした小山田氏が、西側に逃げ落ちるために設けたルート上にあります。織田勢に攻め入られて逃げ出した側室「千鳥姫」の稚児が泣き出し、敵に察せられぬようにと護衛が奈落の底に稚児を投げ落としたことからこの名前がついたとされています。

稚児落としの標高は580mほどあり落差も200m以上ある超絶断崖!悲話の事実関係は定かではありませんが、ここから稚児を落とす戦国時代の壮絶さが伝わってきます。

※写真は稚児落としより前の断崖から撮影したもの

岩殿山登山道の稚児落とし分岐からの西ルートを動画で紹介!

動画:佐久田 隆司

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岩殿山登山口からしばらく登った稚児落とし分岐から西へたどる稜線ルートは、昭文社の「山と高原地図」で※破線ルートとして紹介されていますが、ルートの整備はしっかりされていて迷うことはありません。山行になれている方なら慎重に行けば無理なルートではありませんが、装備だけは抜かりのない様にしましょう。

大月駅から、岩殿山登山口、稚児落としを経て再び大月駅までの登山標準時間は約4時間ほど。大月駅周辺ではコンビニなどで飲料水や食事を調達することも可能です。詳細なルートは関連MEMOのヤマレコを参照してください。さらにここでは稚児落とし分岐から稚児落としまでの様子を4K動画に収めてあります。ぜひご覧ください。

※一般登山道より整備されていない、もしくは危険が伴うルート
※スマホや環境の整っていないPC等では、画質を108,720等に落としてご鑑賞ください。

スリルと勇気!が必要な垂直に切り立った幅20cmの断崖を横断

写真:佐久田 隆司

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稚児落としまでは岩肌をよじ登り、幅20センチほどの断崖もあるので、本来は登山経験者と同行するのが好ましいでしょう。さらに高所恐怖症の方はそもそもお勧めできません。悪天候が予想される場合は、滑りやすくなるので日程変更などが好ましいです。

幅の狭い危険個所にはロープが設置されていますが、あくまでも補助的なものとして利用しましょう。下を覗き込まず前を向いて小幅な歩調で一人ずつ渡るのが安全です。

断崖の前には岩登りが待っている。三点支持でしっかり安全を担保する

写真:佐久田 隆司

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稚児落としまでには岩登りも待っています。抱えきれないほどの大岩にも、鎖、ロープ、足掛けなどの補助具が設置されているので、登山の基本の※三点支持を守って登りましょう。どうしても補助具に全体重をかける場合はあらかじめ固定状態を確認し、基本は手足で岩を確保するイメージで登ります。

女子なら山スカートよりも短パンスタイルのほうが安全に登れますし、リュックもウエストベルトが付いたものほど安定してルートをたどれます。トレッキングポールなどは状況に合わせ随時収納するのがいいでしょう。

※手足のどれか三点が必ず接地もしくは掴んでいるもので、安定した状態をキープした上で手足のどれか一つだけを動かす登り方

稚児落とし前でその落差を実感!稚児落としから覗き込むのは危険です

写真:佐久田 隆司

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稚児落としは垂直に切り立っているので、覗き込んでも落差を実感できません。そこに至る前のルート上に稚児落としを眺められる場所がるので、落差を実感するのはそこが最適です。稚児落としでは絶対に下を覗き込まないように!岩が緩く崖に向かって傾斜しているので足を滑らせ滑落しかねません。

ただし記念撮影には最適ですから、足元を確かめて壮大な景色とともに収めてはいかがでしょうか?稚児落としからの下山はさほどの距離はありませんが、滑りやすい路面なので最後の注意が必要です。

※写真は稚児落としから岩殿山方面の様子

標高差は少ないが登りがいのあるルート

稚児落としのルートは主に稜線をたどるもので、累計標高差は上り下りとも400mほどです。大月駅からの踏破距離も9kmほどですから、日帰りが基本となるでしょう。その割に登りがいのあるこのルートは、一般的なハイキングとは明らかに違う印象があります。しっかりした準備をしてぜひともチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/08/18 訪問

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