写真:成瀬 亜希子
地図を見る都心のオフィス街を思わせる一方で「下町の銀座」と呼ばれる懐かしい街並みも残る八丁堀。東京メトロ日比谷線、JR京葉線の八丁堀駅前の交差点にそびえるビルが「WISE OWL HOSTELS TOKYO」です。外壁には国内外で活躍するJun Inoue氏のウォールアートが描かれ思わず惹きつけられます。日が暮れるとロゴサインに光が灯り華やかな雰囲気になりますよ。
入り口には「WISE OWL CAFE」というカフェスタンドがあり、三軒茶屋「OBSCURA COFFEE ROASTERS」 の珈琲豆を使用したスペシャルティコーヒーをいただけます。コーヒーと相性の良いマフィンも絶品で、日本らしさを感じる味噌、抹茶、甘夏マーマレードがおすすめ。夜更かし前や目覚めの朝にゆったり過ごすなど、様々なシーンで利用したいですね。
フロントでチェックインをしようとすると、なんとスタッフの横でふくろうがお出迎えしてくれます。「WISE OWL HOSTELS TOKYO」という名前通り、夜行性のOWL(ふくろう)をコンセプトの象徴としているため、ベルギー生まれのユーラシアミミズク・八が「女将」になっているのです。目がパッチリしていて一瞬ぬいぐるみかと思うような可愛らしさですね。
スタイリッシュなロビーにはテーブルとソファーが用意されていて、チェックイン・チェックアウトのゲストが利用していたり、カフェでコーヒーを買った人がPC作業していたりと、思い思いに過ごすことができます。八丁堀という東京観光に便利な立地のせいか外国人バックパッカーの宿泊客がとても多く、まるで海外のホステルにいるような気分になりますよ。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るドミトリーは男女混合、女性限定、個室と様々なタイプを用意しています。シンプルながら温かみのあるウッド調の内装で、プライベートもしっかり確保できる空間。シモンズ製のマットレスを使用しており短時間でも快適に眠ることができますよ。鍵付きの収納で貴重品の管理もバッチリ。コンセント口、USBジャック、読書灯があるので簡単なPC作業なども行えます。
最上階の6階にあるのが約80平米の広さを誇る月額サービスアパートメント。大人が寛げるラグジュアリーな空間には、専用のキッチンやバーカウンターもあるので仲のいい友人とパーティができそうですね。またキングサイズベットやバスルームにいながら、スクリーンの映画を真空管アンプの音ともに楽しめますよ。一度はこんな豪華な部屋で生活してみたいですね!
写真:成瀬 亜希子
地図を見る1階フロントの隣に店を構えるのが居酒屋「地酒・おでん・肴 フクロウ」。和と洋のテイストを織り交ぜたスタイリッシュな内装で、中央には熱々のおでんを囲んだテーブル席。その周りにはカウンター席があって、壁際にズラリと並んだ全国各地の地酒や焼酎を見渡せます。ビール瓶は氷水が入ったスペースで冷やされており、昔ながらのレトロな雰囲気も味わえますよ。
昼間の主役は毎週替わる4種類の絶品汁。具沢山のお味噌汁をメインに玄米または白米、お漬物、小鉢のセットを味わうことができます。夜の主役は絶品ダシを使用したおでん!全国50を超える農家から届く旬な食材と各地に伝わるダシを使って、おいしいおでんや煮込み中心の肴を提供しています。肩肘を張らない大人の居酒屋なので気軽に楽しめるのがいいですね。
地下1階にあるのが音楽ライブやDJイベントを楽しめるSOUND & BAR「HOWL(ハウル)」。ふくろうのOWLにHをつけ「叫ぶ」という名前を冠しています。音響空間は音響エンジニアの霜田英麿氏、真空管アンプは小松音響研究所の小松進氏、スピーカー設計はサウンド・クリエイターのYosi Horikawa氏と、巨匠がコラボし究極のサウンドを実現しました。
こちらでは音楽イベント「アジアの叫び=HOWLS」プロジェクトを開催しており、第一回目のゲストには沖縄女性ラッパーのパイオニアであるAwichが出演。第二回は台湾、第三弾は香港からのアーティストを予定しているので、興味のある方はウェブサイトをチェックしてみて下さい。ホステルにいながら魅力的なライブとおいしいお酒を堪能できるなんて最高ですね。
※記事で紹介のイベントは2016年9月現在の情報です。
最近は都内にもスタイリッシュなホステルが増えていますが、居酒屋やサウンドバーも併設している場所はまだまだ少ないです。終電を気にせず楽しく夜遊びできるので、時間がとれない方や女性の宿泊客にもおすすめですよ。表情豊かなふくろうの「女将」もお出迎えしてくれるので、ぜひ一度泊まってみて下さい!
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/26更新)
- 広告 -