北欧神話の森でピクニック!ヌークシオ国立公園はヘルシンキから日帰りできる夢の世界

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北欧神話の森でピクニック!ヌークシオ国立公園はヘルシンキから日帰りできる夢の世界

北欧神話の森でピクニック!ヌークシオ国立公園はヘルシンキから日帰りできる夢の世界

更新日:2016/08/26 16:51

藤井 麻未のプロフィール写真 藤井 麻未 元秘境系海外旅行添乗員、トラベルライター

ムーミンの故郷フィンランド。そのイメージ通りフィンランドは国土の約3分の2が森で占められ、まさにムーミン谷を彷彿とさせる豊かな自然が広がっている。広大な森の中には無数の湖が点在し、その風景は北欧神話に出てくるように神秘的で美しい。
今回は、そんなフィンランドらしい森のひとつヌークシオ国立公園をご紹介しよう。ヘルシンキから電車とバスを乗り継いで日帰りで訪れることができるアクセスの良さもポイントだ。

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ヘルシンキから日帰りで本格的な森へ

ヘルシンキから日帰りで本格的な森へ

写真:藤井 麻未

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ヌークシオ国立公園はヘルシンキの北西、電車とバスを乗り継いで2時間程度の場所に位置する。ヘルシンキから電車でESPOOという駅へ約40分、ここからローカルバスに乗り継いでNUUKSIONPAAまで約30分、そこから20分程度歩けば森の入口へと辿り着く。公園といえど国に管理されているというだけで、そこにはまったくの本格的な森が広がっている。

ビジターセンターで地図をもらうと、あとはマーキングに沿って好みのルートを気ままにハイキングしてみよう。恐ろしく広大な森を目の前に、最初は尻込みしてしまうかもしれない。けれど、さすが森の国フィンランド。子供からお年寄りまで誰もが森を気軽に楽しめるよう、初心者でも迷わないように木々のあちこちに色分けされたマーキングが付けられ、道を示してくれる。地図が読めなくとも心配することはないのだ。だいたいの目安はルートによって3時間~4時間程度。最後は別のバス停の近くに出るようになっている。

森へはランチを持ってピクニック気分で

森へはランチを持ってピクニック気分で

写真:藤井 麻未

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森に行く場合、ヘルシンキ市内でランチ用のパンでも買って持ちこむと楽しい。日本からティーバックやドリップコーヒーなどを持参して、ホテルで魔法瓶に熱々のお湯を入れてもらってもって行けば、夢のような森の中で長閑なピクニック気分を味わうことができる。

フィンランドでは誰もが森を自由に楽しむ権利をもっていて、ところどころに薪や火をおこす道具などが自由に使えるよう置いてある。バーベキューをするもたき火をするも自由なのだ。また、森に生えているキノコやベリー類なども誰もが自由に摘んで帰って良い。夏はベリー摘み、秋はキノコ狩りなんかも楽しいだろう。

あるがままの森の姿を保存する

あるがままの森の姿を保存する

写真:藤井 麻未

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ところで、ヌークシオ国立公園は国によって整備、管理されているというにもかかわらず、ルート上に巨大な倒木がそのままになっていたり、木の根がときおり足元を塞いでいたりする。手を加えるのは危険を避けられる程度だけに留めておいて、可能な限り自然のままの状態を保とうという方針なのだという。おかげで私たちは危険を感じることなしに、ありのままの美しい森の姿に抱かれることができるのだ。

森と湖のおりなす癒しの世界

森と湖のおりなす癒しの世界

写真:藤井 麻未

また、フィンランドにおいて森とセットなのが湖だ。鏡のような湖面に白樺の木々と真っ青な空が写り込み、ときおり木々の間をぬって吹くそよ風が僅かにさざ波を立てる。森に囲まれた湖の風景というのは、こうも人間に癒しを与えるのかというほど美しく、神秘的だ。深呼吸すると肺の中は甘みを帯びたフレッシュな空気でいっぱいに満たされ、日頃のストレスから解き放たれてゆくのを感じるだろう。

文明の音は何も存在せずそこは静寂に包まれているはずなのに、キツツキが木をノックする音、ヒキガエルが沼で合唱する音、木々がそよぐ音・・・耳を澄ませると自然界に息づく様々な命の音が聞こえる。

おわりに

まるで北欧神話に出てくるようなフィンランドの森、ヌークシオ国立公園はいかがだっただろうか。日本でもグランピングなどのブームと共にアウトドアが流行りだし、ますますその人口は増加傾向にあるが、同時にマナーも問題になりつつある。それに比べ、フィンランドでは誰もが幼い頃から自然に親しみ、生活のすぐ傍には森がある。そして誰もが自由に森の恵みを享受できる代わりにそのマナーも徹底しているのだ。

フィンランドの森を歩いていて驚くのは、まるで私達人間が森の一部であるかのように感じさせられるということだ。決して人間本位ではない、あるべき森と生き物の関係がそこにある。
森へは紅葉の美しい10月中旬頃まで入ることができる。フィンランドの広大な森に抱かれ、人間社会のストレスやしがらみから解き放たれてみてはいかがだろうか。

掲載内容は執筆時点のものです。

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