最初にご紹介するのは、龍飛崎にある「龍飛埼灯台」です。津軽半島の突端に建つシンボル的な存在です。日本の灯台50選に選ばれている美しい白亜の灯台。灯台をバックに記念写真が撮れるポイントもあり、龍飛崎観光に欠かせないスポットです。
灯台の近くにある展望スペースからは、津軽海峡や北海道を一望できるなど、津軽最北端ならではの360度のパノラマが広がっているので、絶対に見ておきたいスポットです。
続いては、龍飛埼灯台の反対方向にある展望所。「龍飛崎レストハウス」の裏側の気付きにくい場所にあって、絶景が望める穴場な場所です。こちらで見られる景色は、中泊町方面の権現崎など、龍飛埼灯台とは違った名所が見られます。これより先に、遊歩道が設けられていて、更に岬の先端に行くことができるので、景色を独り占めした人にお勧め。天気の良い日は、美しい夕陽も見られますよ。
この近くに、幕末の思想家「吉田松陰詩碑」、詩人「大町佳月文学碑」、歌人「佐藤佐太郎歌碑」なども建立されていて、文人や数々の著名人が愛でた絶景だということも分かります。また、展望所の途中の道は「太宰の道」と名付けられていて、地元出身の作家「太宰治」の小説『津軽』に登場したところで、ファンにとっては堪らないことでしょう。
ここ龍飛崎は、歌手の石川さゆりの名曲『津軽海峡冬景色』で歌われている場所。津軽海峡を見下ろす高台に『津軽海峡冬景色』」の歌碑があるので是非とも立ち寄りたいところ。『津軽海峡冬景色』は、1977年に発売され、第19回日本レコード大賞を受賞。2011年には、アンジェラ・アキがカバーするなど、今も歌われ続けている名曲です。
歌碑にあるボタンを押すと、歌が流れる仕組みになっていて、津軽海峡を目前にしながら聞くのは格別なので、是非聞いてみては如何でしょうか? 龍飛崎へ向かう道の途中にあり、すぐに分かります。
こちらは『津軽海峡冬景色』の歌碑のすぐ近くにある「階段国道339号」です。ここは国道とはいえ階段になっていて、車やバイクが通れない歩行者専用の変わった国道。諸説ありますが、「現地を見ずに地図上で国道を決めた」との経緯から国道になったそうで、階段国道の全長は388.2m、階段は362段あります。階段を降りると、龍飛漁港方面へ行くことができ、階段の途中には歩行記念のスタンプもあるので、記念に如何でしょうか?
階段国道は、日本中を探してもここだけでしか見られないユニークな珍名所。この国道を目当てに訪れる観光客も多くいる位、人気なスポットです。
最後にご紹介するのは、竜泊ラインです。竜泊ラインは、龍飛崎から小泊までを結ぶ全長20kmの道。森の中を曲がりくねるように走る道や、日本海側を走る道が続くので、素晴らし景色を見ながらドライブが楽しめます。
森の中を走れば、新緑や紅葉。龍飛崎から小泊方面へ向かえば、津軽富士と呼ばれる「岩木山」、津軽半島最大の湖「十三湖」など、津軽ならではの眺めも堪能できます。龍飛崎から車で約7、8分の竜泊ライン沿いには、このような風景が見られる「眺瞰台(ちょうかんだい)」もあり、標高475mから龍飛崎を見下ろせる絶景ポイントでもあるので、是非探してみて下さいね。
龍飛崎は「龍が飛ぶほど強い風が吹く」ことから名付けられた地名。風が吹くと、体感温度を低く感じるので、温かい服装でお出掛けして、津軽半島最北端の絶景を思う存分満喫してみては如何でしょうか?
竜泊ラインを車やバイクで走っていると、色々な絶景や名所に出会えるので、是非一度訪れて体感してみて下さい。
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(2024/4/26更新)
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