伊豆の中でも絶景好きに愛されてやまない場所が堂ヶ島。
遊覧船で洞窟めぐりをしたり、釣りや海鮮料理に舌鼓を打ったりと、何度言っても飽きない土地です。
そんな堂ヶ島温泉郷の中でも変り種トップだと思うのが、町営日帰り温泉・“沢田公園露天風呂”です。
遊覧船に乗ったあと、たまたま目にしたマップに乗っていて町営日帰り露天とあったので興味がわき、向かってみました。
沢田公園というからには、遊ぶ場所でもあるのかしら?と思って受付に座っていらした管理人のおじさんに聞いたら、要するにここ沢田公園は自然の驚異が作成した自然の国定公園。
その内にある希少な露天風呂だったのです。
まず露天の入り口の位置にまず驚きます。
え? この上?!って言いたくなる細いうねうねとした階段を上って行きます。
そこがまた高所恐怖症の人はどうかなーなんて思う、崖沿いの階段。柵があるにはありますが簡素な作りの柵なのです☆
そしてコントみたいな男女別ののれんをかき分け入り口をくぐれば、そこが脱衣所。女性用には100円ロッカーがあります。
そこでささっと着替えてドアを開けたら3秒で絶景。
露天風呂自体はそんなに広くはありませんが駿河湾を一望でき、トンボリ現象という堂ヶ島特有の夕景が見られる三四郎島や行き交う遊覧船を眼下に見下ろしながら、優雅に夕陽をひとりじめしているような錯覚に陥ります。
ちなみに、ちょっとしたシャワーはありますが、洗い場や石鹸などはありません。
たぶん排水の関係ではないかと思います。
お湯はちょっと酸っぱくて透明でつるつるしています。
泉質は分析表の写しを見るとカルシウム・ナトリウム−硫酸塩泉。
泉温はぬるめなので、夕陽が水平線に落ちるのをゆっくり眺めていたい長居に向いています。
簡単な造りの柵の向こうは超高層の断崖絶壁! 何度も言ってしまいますがとにかく絶景です。
空と雲の織りなすワルツは刻一刻と様相を変え、オレンジから紅射す色彩の洪水に見る者の言葉を失わせます。
断崖ではありますが、強風が吹くわけでもなく、寒さは感じません。
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(2024/4/25更新)
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