日本三大熊野大社の1つ、山形宮内にある熊野大社は「東北の伊勢」と呼ばれ、1200年もの間受け継がれてきた歴史ある大社です。
お祀りされている伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)は、神話の中で一番最初に結ばれた男女の神様です。
県内最古の茅葺屋根で建築された拝殿をはじめ、伊勢神宮と熊野大社にだけ伝わる御神楽、隠し彫が素晴らしい本宮など三十もの神様を境内にお祀りしており、境内に入った途端、身が清められるのを感じ神聖な雰囲気に包まれます。
拝殿や彫刻を見に立ち寄るだけでも随所に残る匠に感動することでしょう!
神々の使者として、月に住むうさぎは度々神話に登場します。その影響からか、うさぎは『縁を結ぶ動物』と古くから言われており、熊野大社の本殿裏にはうさぎが3ヶ所どこかに彫られているのです。
そして、いつ頃からか定かではありませんが、その三羽のうさぎを見つけることが出来ると、幸せになれる、願いが叶うと言われています。(写真はその彫刻の一部分で、うさぎも映っています!)
この彫刻、隠し彫りという技法で、見る角度によって見えるものが変わりますので、探すのに夢中になって時がたつのを忘れるほど。何度も訪れてやっと見つけた!という方がいるほどです。境内の授与所では、うさぎを見つける手引きを配布していますので、必ず貰ってから探しに行きましょう。ヒントは、波にうさぎの彫刻です!
大社のご祭神は、神話の中で一番最初に結ばれた男女の神と書いたのですが、この国で一番最初にプロポーズをした神とも言われており、大鳥居から続く参道や、境内の授与所には縁結びのロマンチックな雰囲気を創造する旗などが解説と一緒に掲示されていて、女子心をくすぐります!
そんな熊野大社では縁結びの神様や三羽のうさぎにあやかり、月に1度の満月の夜、「月結び」という良縁祈願祭が行われます。この日だけは参道から境内がライトアップされ、普段の空気にも増してパワースポットらしい幻想的な世界が広がるのです。
日帰りでも参加できるよう、「月結び」の日だけは、駅からの無料送迎バスもありますので、催行日、アクセスの詳細などはこのページ下MEMOのリンク先からご確認ください。ライトアップされた境内への参拝でも気軽に訪れることができます。
願いを叶えるお守りも、可愛くて工夫のある色々な形式のお守りが用意されています。
縁結びのお守りとして人気の高い、熊野大社の三羽のうさぎにちなんだ、手のひらにちょこんと乗っかる可愛いうさぎと良縁を占うおみくじがついた「結(ゆわい)うさぎ」守り。
大切な人にお守りを贈る時、贈り主の想いを伝えるために願い事を書いて大切に包む「折型のお守り」。その場で願い事を記入して神様に文を届ける「ねがひふみ」など。
境内の30余の神様にちなんだお守りがありますから、ご自身はもとより、大切な方に願いを込めてお渡しするのもいいですね。
熊野大社には、日本最古のプロポーズをした神様が祀られています。
神聖な空気に満ちる境内からは、恋愛や仕事での良縁に巡り会いそうなパワーに満ち溢れています!
東京からも近い縁結びのハッピースポットに、幸せを願いに出かけてみませんか。
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