限定商品も!青森県奥津軽で必食のおすすめご当地グルメ5選

限定商品も!青森県奥津軽で必食のおすすめご当地グルメ5選

更新日:2016/08/23 13:01

津軽半島は、北に津軽海峡。東に陸奥湾、西に日本海に囲まれ海の幸が美味しいところ。県内トップクラスのメバルの漁獲量を誇り、メバルを使った新ご当地グルメ「中泊メバルの刺身と煮付け膳」や、名物のイカを丸ごと一匹使った道の駅限定のB級グルメ「海峡ドック」など、美味しいグルメが点在! また、日本最北の私鉄「津軽鉄道」の旧駅舎で食べる「馬まん」など、奥津軽を訪れたら食べたい名物や注目グルメをご紹介します。

2015年に考案された!町自慢の新・OMOTENASIメニュー

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最初にご紹介するのは、中泊町特産物直売所「ピュア」内にあるレストランの「中泊メバルの刺身と煮付け膳」です。中泊町は、県内トップクラスのメバルの水揚げ量誇り、ここで獲れるメバルは、他では滅多に水揚げされない「ウスメバル」と言う種類。「津軽海峡メバル」と言う名前で全国に出荷されている高級魚なのです。

メバルを丸々一匹使用した贅沢な膳で、尾頭付の刺身、煮付け、イカ刺し、漬物、海鮮汁などが付いています。ご飯は、中泊産のお米「つがるロマン」を使用する、メバルの刺身は7切れ、炙った刺身は3切れなど、メニューの些細なことから、膳の正式名称、値段に至るまで、取り決めされたルールが設けられたこだわりの膳なのです。

「メバル膳の食べ方4か条」も決められていて、食べ方を守って頂くのがコツ。最初に「まずは、メバルの刺身姿盛りを召し上がれ」という決まり通りに一口刺身を頬張れば、コリコリっとした歯ごたえ。噛めば噛むほど甘みが口に広がり、何とも言えない旨さを味わえます。刺身醤油など、タレが3種類あるので、それぞれ違った味で楽しめるのも魅力。炙った刺身は、香ばしくあっさりとした食感。煮付けは、甘さも丁度良くホクホクとしていて、同じメバルでもバラエティーに富んだ味が味わえるのは、メバルの本場ならではです。

しじみ料理の専門店!ブランドしじみを使用したオリジナルラーメン

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続いては、しじみ亭「奈良屋」の「しじみらーめん」です。十三湖(じゅうさんこ)は、岩木山の淡水と日本海の海水が混じり合う汽水湖で、津軽半島最大の湖。年間約2600トンの産出量を誇るしじみの産地となっていて、十三湖で獲れるしじみは、品質が良く格別な美味しさです。県内はもとより全国に出荷され「十三湖しじみ」と名が付けられたブランド品なので、是非食べておきたい代物なのです。

しじみ亭「奈良屋」は、十三湖のほとりにある十三湖産のしじみを使ったしじみ専門店です。名物「しじみらーめん」は塩ベースのあっさりとしたスープに、細めのちぢれ麺を使用。厳選したじしみを使い、大きいものでは、大人の親指ぐらいのものも。しじみの実は、プリプリッとした存在感のある食感が楽しめます。スープにエキスがたっぷり染み出て、しじみを余すことなく満喫することができる極上のラーメンです。店内から十三湖を望むロケーションも最高です。

イカの町から生まれた1日30個限定!の幻のドック

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こちらは、国道339号線沿いにある道の駅こどまり「ポントマリ」の「海峡ドック」です。中泊町は、イカ漁が盛んなところ。一年中、イカの水揚げがされていて、中泊を代表する名物になっています。「海峡ドッグ」は、地元で獲れたヤリイカを1パイ丸ごと唐揚したものに、キャベツと玉ねぎのマリネがサンドされ、その上に特製のマスタードソースがかけられたドッグ。パンとイカの意外な組み合わせですが、イカの香ばしさとマスタードの風味がマッチして、病みつきになりそうな美味しさです。

海峡とは、津軽海峡の「海峡」のこと。この道の駅でしか味わえず、1日30個の限定商品! 季節によっては、卵が入っているイカの唐揚がサンドされていることもあります。天気の良い日は、駐車場でイカを潮干しする様子や、店内の活魚水槽ではイカやメバルなどの魚貝水路鑑賞することもできますよ。旅の休憩にも欠かせない道の駅なので、是非立ち寄ってみて下さいね。

昭和浪漫漂う!旧駅舎の名物グルメ

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変わってこちらは、五所川原市金木町にある喫茶店「駅舎」の「馬まん」です。金木町は、古くから馬産地として知られ、馬肉を使った郷土料理「馬肉鍋」入りの馬まんを食べることができます。馬肉鍋は、馬肉、豆腐、高菜が入ったシンプルな料理で、その具材が入ったオリジナルの馬まん。味噌味・醤油味・カレー味の3種類あり、中でも味噌味(写真上)は、シャキシャキの高菜が入った馬肉鍋の味そのままで、地元の人も美味しいと太鼓判を押す美味しさ。

喫茶店「駅舎」は、日本最北の私鉄「津軽鉄道」の「芦野公園駅」に隣接し、馬まんはテイクアウトができるので、列車に揺られながら食べてみるのも良いかも。また、喫茶店の店舗は、昭和5年に建てられた津軽鉄道「芦野公園駅」の旧駅舎を利用し、太宰治の小説「津軽」に登場した駅舎なので、建物のチェックも是非しておきたいところ。

太宰治ゆかりの地で食べる!地元で愛され続ける噂の「みそおでん」

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続いてこちらは、先程ご紹介した喫茶店「駅舎」のすぐ近くにある、秋食堂の「みそおでん」です。芦野公園の駐車場にある創業40年を超える老舗店。みそおでんは、創業当時から変わらない味付で、子供の頃に食べた味が忘れられず、大人になって再び訪れる人も多く、幅広い世代から愛されているお店です。

みそおでんなのに、カレー風味の味噌ベースの甘辛いタレ。こんにゃく・魚肉ソーセージ・ちくわ・さつま揚げの種類があり、1本30円とリーズナブルな価格。芦野公園は、約130ヘクタールもある自然公園で、「日本さくら名所百選」に選ばれた景勝地。園内には、地元出身の作家「太宰治」の記念碑もあって、散策しながら食べるのもおススメです。

【秋食堂】
青森県五所川原市芦野78−117

おわりに

如何でしたか?
旅に出たら、その土地ならではの美味しいものを味わうのも、旅の醍醐味! 青森県の奥津軽を訪れたら、是非味わって思い出を増やしてみて下さいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/08/12−2016/08/16 訪問

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