狭いながらも機能的!ソウル「ルックホーム」日本人なら納得の快適性

狭いながらも機能的!ソウル「ルックホーム」日本人なら納得の快適性

更新日:2018/07/24 17:18

やま かづのプロフィール写真 やま かづ 機内食&マンゴーにはうるさいトラベルライター
狭い部屋に慣れている日本人にとって、案外快適かもしれないのがソウル「ルックホーム」です。コンパクトな部屋にバスタブやシャワートイレまであるのに、室内の動線はしっかりと確保、スペースを最大限に生かした機能的なデザインとなっています。
さらに、ソウル髄一の繁華街、地下鉄「明洞」駅から徒歩5分とアクセスは抜群、ホテルライフよりも明洞ライフを満喫したい方、この「ルックホーム」はお勧めのゲストハウスです。

ソウル地下鉄「明洞」駅から徒歩5分!この上ない立地

ソウル地下鉄「明洞」駅から徒歩5分!この上ない立地

写真:やま かづ

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「ルックホーム」は、2012年12月にオープンした全30室のゲストハウスで、ソウル随一の繁華街明洞に位置し、地下鉄「明洞」駅からは徒歩5分という好立地です。

既存のゲストハウスとは一味違うコンセプトで建てられた「ルックホーム」は、大学教授グ・ソンミン氏によってデザインされました。それは、ただ単にデザイン性の美しさだけを追求しているのではなく、人体にやさしい塗装剤や接着剤を採用し、また騒音が少ない建築工法を取り入れるなど、とことんエコロジーも追求しているんです。

この考えはなかった?ツインルームはウナギの寝床!

この考えはなかった?ツインルームはウナギの寝床!

写真:やま かづ

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限られたスペースを最大限に生かすデザイン、それは従来の宿泊施設ではちょっと考えつかなかった間取り設計に見られます。

例えば、ツインルームはまさかのベッドの縦置き、ウナギの寝床スタイルです。確かにこれなら、狭い間口でもシングルベッドが2台入ります。また、ベッドの片側が通路となっていますので、その対面には、高機能のシャワートイレとバスタブ付シャワールームが独立して確保されています。
コンパクトな最新設備を導入することで、狭いながらもしっかりと室内の動線は確保、たとえ2人の滞在でもストレスなく過ごせそうです。

今どきは当たり前?ベッド下が大きな収納スペース

今どきは当たり前?ベッド下が大きな収納スペース

写真:やま かづ

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「ルックホーム」は部屋の特徴を最大限に生かしてデザインされているので、当然ベッドの形状にもこだわっています。ベッドの高さを従来のものより10センチほど高めにつくることで、座り心地のいいソファとしての機能が持たせてあるんです。
また、背を高くすることでできたベッド下の大きな収納スペースには、底の深い引き出しを取りつけ、奥まで衣類がたっぷりと入るように設計されています。

さらに、引き出しの一つにはセルフ式のセーフティボックスが据えつけられていたり、スライド式の簡易テーブルが収納されていたりと、極力デッドスペースがなくなるような工夫もされています。

無料朝食はちょっとした「ルックホーム」のおもてなし心!

無料朝食はちょっとした「ルックホーム」のおもてなし心!

写真:やま かづ

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「ルックホーム」の宿泊料には、韓国では珍しく無料朝食が含まれています。トーストとジャム、ゆで卵、コーヒー、紅茶、オレンジジュースという簡素なものですが、このあたりが「ルックホーム」のちょっとしたおもてなし心のあらわれでしょう。

なお、朝食は地下ラウンジでのセルフサービスとなります。ラウンジにはフォーク、スプーンのほかにトレイも置いてあるので、自分の部屋に持ち帰ってゆっくりといただくこともできます。

「ルックホーム」までの小路、「コミックロード」が楽しい

「ルックホーム」までの小路、「コミックロード」が楽しい

写真:やま かづ

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地下鉄「明洞」駅の3番出口から「ルックホーム」へ向かう退渓路は、通称「コミックロード」と呼ばれています。

この「コミックロード」は、韓国を代表する漫画を広く国内外に紹介するためにつくられたもので、人気のキャラクターがフィギアやイラストとなって、道行く人を楽しませています。
韓国のコミックとはいえ、どこか日本でも見たことがあるような親近感のあるキャラクター、一体ずつじっくりと鑑賞しながら歩いていると、時間が過ぎるのも忘れてしまいそうです。

寝るだけと割り切れば、部屋の狭さが快適!さらに交通至便

ソウル明洞の中心部には幾つかのホテルがありますが、どれもそれなりのグレード、それなりの宿泊料金です。
ほとんど寝るだけなので安く泊まりたい!そんな声に応えるがごとく登場したのが「ルックホーム」です。安くて交通至便、確かに部屋は狭いですが、考え抜かれたデザインで快適空間を創出、ウサギ小屋やウナギの寝床に慣れた日本人なら、想像以上に快適な滞在となるはずです。そんな「ルックホーム」を起点にして明洞ライフを満喫してみませんか。

なお、この「ルックホーム」は、当初女性専用のゲストハウスとしてオープンしました。そのため、予約サイトによっては「ウーマン オンリー(Women Only)」となっている場合がありますが、現在は宿泊フロアを分けることにより、男性の宿泊も可能となっています。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/08/11−2016/08/14 訪問

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