めんつゆの準備はいいか?サマー・ホリディは流しそうめん in 福島!

めんつゆの準備はいいか?サマー・ホリディは流しそうめん in 福島!

更新日:2023/07/18 09:14

暑い夏、あ〜かったるい、何もしたくない、食べる気力さえない、と感じている方も多いでしょう。そんなあなたに是非、行っていただきたい処があります。その場所は、福島県福島市郊外にある「吾妻庵」。マイナスイオンが溢れだす滝の前で冷たい湧水を使ったツルツルの流しそうめんを味わえる場所なのです。

旨さ良し、楽しさ良し、涼しさ良し、三方良しの訪れていただきたい、デリシャス&アミューズメントスポットなのです。

曲がりくねった山道を抜けるとそこに広がる流しそうめんワンダーランド!

曲がりくねった山道を抜けるとそこに広がる流しそうめんワンダーランド!
地図を見る

「吾妻庵」は福島市郊外の山の中にあります。JR福島駅からは車で約25分。途中、案内看板はあるものの、道は曲がりくねり、車がすれ違うのもやっとの細い道、運転初心者は引き返したくなるような過酷な道のりなのであります。本当にこんな山道の先に流しそうめんを味わえる場所があるのかと疑心暗鬼になりながらも、流しそうめんを味わいたい一心で、曲がりくねった道を進むと「吾妻庵」の駐車場にたどり着きます。

流しそうめんは、晴れていないと出来ないのではという心配も無用。流しそうめん場には、大きなアーチ型の屋根がついており、天気に関係なく楽しめる全天候型の流しそうめん場なのです。

店主の熱い心意気が伝わってくる石造りの流しそうめんレーン!

山の中にある蕎麦屋や食堂が、裏山に竹も生えていたので、竹を割ってそうめんを流してみましたというような流しそうめん屋もありますが、「吾妻庵」はテーブルの上に石造りの水路を固定してそうめんを流しているのです。長いテーブル席が六つ並んでおり、それぞれの中央に水路が作られて、6レーンの流しそうめん場を構成しています。この固定式の石造りの強固な流しそうめんレーンを作ってしまうところに、店主の「ウチは流しそうめん一本でやっていくぞ!」という熱い心意気が伝わってくるのです。

店主の熱い心意気が伝わってくる石造りの流しそうめんレーン!
地図を見る

予断を許さないそうめん流しシステム! 余裕をもって本気になり過ぎにはご注意を!

予断を許さないそうめん流しシステム! 余裕をもって本気になり過ぎにはご注意を!
地図を見る

「吾妻庵」の流しそうめんは、係の人が「お客さん、流しますよ。」と声を掛け、そうめんが流れてくるのを待つというスタイルではありません。席に通されると、塩化ビニール製の排水管から断続的に湧き水とともにそうめんが吐き出されて、石造りの水路を流れていくのです。そこには係員がそうめんを流している姿は見えず、どういうオペレーションになっているのか、摩訶不思議なのです。

どのようなタイミングでそうめんが排水管から出てくるのか予想がつかず、川上の席に座るとゴボッという音にすぐ反応できるように、神経を研ぎ澄まさなければなりません。しかし、あまり真剣に取り過ごすと川下に座っている人のもとにそうめんが流れつかないので、ちょっと取り損ねるぐらいの余裕も必要なのです。

流しそうめんだけじゃない、澄んだ湧き水で育てられた新鮮なにじます・クレソンも最高!

流しそうめんだけじゃない、澄んだ湧き水で育てられた新鮮なにじます・クレソンも最高!
地図を見る

「吾妻庵」の自慢は、そうめんだけではありません。湧き水の中で育てられたにじますの塩焼き、豊かな自然の恵みであるクレソンの天ぷらも絶品。ステーキの付け合わせとして、肉の油を吸いしんなりしたクレソンにはよく出会いますが、ここ「吾妻庵」は油でカリっと揚げられ絶妙な歯触りなのです。

「吾妻庵」のおしながきのお薦めは「流しそうめん天セット」。2,000円で流しそうめん食べ放題とにじますの塩焼き・クレソン天ぷらを味わうことができます。とてもお得なセットなのです。

最後に

いかがでしたしょうか?

「吾妻庵」は、流しそうめんだけで十分、魅力的なところでありますが、流しそうめん場の裏山には、壮大な滝が流れ、マイナスイオンが溢れており、夏場でも涼しく、自然環境も最高です。
流しそうめん場の前のにじます・岩魚が飼われた池は釣り堀になっており、釣りを楽しむこともでき、小さなお子様がいるファミリーからカップルまで皆、楽しめる場所。

「吾妻庵」の営業期間は4月下旬から10月中旬。残り少ない夏、流しそうめんが一番楽しめるこの時期に訪れてみてはいかがでしょうか。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/08/08 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -