十和田湖を源流とする「奥入瀬渓流」は、下流の焼山までの長い渓流で青森ヒバの香りに包まれた美しい渓谷。水量豊かな清流と苔むした岩が織りなす景観美は、"奇跡の渓流"と呼ばれており、渓流沿いには遊歩道が整備され、どなたでもその奇跡の渓流に触れることができます。
渓流の最下流にある《紫明渓》から遡り、ダイナミックな美しいな流れの《三乱の流れ》、渓流の中でも最も美しいとされる《阿修羅の流れ》など渓流美を目の当たりにします。また、高さ25mの豪快な《雲井の滝》やジャパニーズスモールナイアガラとも呼ばれる《銚子大滝》など、14本の滝に見入ってしまう事間違いありません。
新緑の緑や紅葉の赤など、千変万化の美しい流れのなかで四季折々の自然美が堪能できる景勝地です。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る渓流域の最下流にある《紫明渓》からほど近い立地にあるのが「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」で、まさに渓流散策の為にあるホテルです。しかし、《紫明渓》から渓流の最上流周辺にある《銚子大滝》まで普通に歩いても約5時間かかります。路線バスの利用もできますが、時間を気にして綿密な計画が必要になるのも実に面倒です。
その渓流散策の為のおもてなしが無料の《悠遊渓流シャトル》です。朝6時から毎時間往復1本運行されていて、バス停もホテルから《三乱の流れ》《阿修羅の流れ》《雲井の滝》などの名所に停まります。勿論、その間は乗り降り自由なので、足に自信の無い方も安心して散策できます。往復シャトルを上手に利用すれば一日で渓流にある多くの名所を効率的に回ることができるのです。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る木々の香りを感じながらエントランスを抜けるとラウンジの光景に圧倒されます。ラウンジ「森の神話」の中央にある暖炉には、森の神話を情景にした巨匠岡本太郎氏の彫刻が目に飛び込んできます。更に注目すべきは西ラウンジにある暖炉の彫刻「河神」で、同じ岡本太郎氏の作品で平成8年に完成したものですが、何とこれが岡本氏の遺作と云われたら感動もひとしおです。
この他、ホテル内には、十和田市現代美術館の展示室を青森各地に展開するプロジェクト《Cubu》があり、季節ごとに展示が変わり様々な現代アートを楽しむことができます。自然に囲まれた奥入瀬でのアート鑑賞で優雅なひと時を過ごしましょう。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る旅の楽しさの一つが"食"で、それを満足させてくれるのが個性的なビュッフェレストラン「青森りんごキッチン」。
レストランの入口にずらりと並んだリンゴはディスプレイではなく、実際に使用する1800ヶ余の青森りんごです。エチレンガスをカットするワインセラーならぬ《りんごセラー》と云うのもちょっとオシャレな演出です。
香り高い前菜の《炙りサーモンマリネ りんごのピューレソース》や優しい味で人気の《りんごとチキンの煮込み》、《鴨のスモークとリンゴのサラダ》といった50種類以上の料理からは、青森の味だけでなく文化までも垣間見えてくるから不思議です。更にレストラン一押しの《あつあつアップルパイ》は、りんごのコンポートにパイ生地を被せてふんわりと焼き上げたりんごの風味が詰まった逸品です。りんご尽くしの料理に、青森に来てよかったと実感することでしょう。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る心地よい一夜を過ごすに大事なのが客室で、各部屋ごとに渓流らしさが溢れています。ベースは靴を脱いで素足で寛ぐ和テイストを残しながら、洋室の快適さを追求した和洋折衷の客室です。特に青森のシンボルであるアップルウッドをはじめ、ブナ・ヒバ・イチイなどが織りなすナチュラルな色調の落ち着きある空間が心地よい眠りを約束します。
和の情緒と洋の快適さが融合された《モダンルーム》と奥入瀬の森と語り合う空間の《モダンツインルーム》。更に奥入瀬での思い出を振り返る《なごみ和室》と渓流や雄大な自然をま近に感じる《渓流和室》。そして露天風呂がついた《渓流ツインルーム露天風呂付》など、お部屋選びも楽しくなってしまうでしょう。
自然と景観、アートとグルメを青森流に組み合わせたおもてなしが「奥入瀬渓流ホテル」の特徴です。
この他にも宿泊者のみが入浴できる混浴露天風呂《八重九重の湯》、露天風呂《東の湯》、そして展望風呂《西の湯》があります。また《奥入瀬ガイドウォーク》や《渓流モーニングカフェ》などのアクティビティも充実していますので、奥入瀬渓流に安らぎを求めるなら絶好のホテルです。
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(2024/3/29更新)
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