青いのに蜂蜜ミルク味!?熊本のソウルスイーツ蜂楽饅頭の「コバルトアイス」

青いのに蜂蜜ミルク味!?熊本のソウルスイーツ蜂楽饅頭の「コバルトアイス」

更新日:2016/08/16 09:41

羽田 さえのプロフィール写真 羽田 さえ 熊本在住ライター
からし蓮根に馬刺し、あか牛、天草の海鮮に球磨焼酎など、美味しいものには事欠かない熊本。地元グルメの食べ歩きは、熊本を旅する大きな楽しみのひとつです。そんな食べ歩き候補にぜひ加えたい、熊本県民のソウルフードとも言うべき庶民派スイーツの店が「蜂楽饅頭(ほうらくまんじゅう)」。店名と同じ看板商品の「蜂楽饅頭」と、夏季限定・蜂蜜ミルク味の青いカキ氷「コバルトアイス」をご紹介しましょう。

みーんなだいすき蜂楽饅頭

みーんなだいすき蜂楽饅頭

写真:羽田 さえ

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九州各地に店舗がある「蜂楽饅頭」ですが、本社の所在地は熊本県水俣市。昭和28年の創業から60年以上にわたって熊本県民に愛され続けてきました。熊本市内観光の途中で立ち寄りやすい店舗は、熊本本店。熊本城にもほど近い、上通(かみとおり)アーケード街の中にあります。目印は「みーんなだいすき蜂楽饅頭」というノボリです。

店先に漂うのは、はちみつの何とも言えない甘い香り。行列に並んでいる人たちもどこか幸せそうなのは、この香りのおかげかもしれません。蜂楽饅頭という特徴的な店名が示すように、もともと創業者は養蜂家。国産純粋はちみつを使った、柔らかな甘みのスイーツが人気です。

目の前で焼かれる蜂楽饅頭を、カウンターで注文します

目の前で焼かれる蜂楽饅頭を、カウンターで注文します

写真:羽田 さえ

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ガラス貼りの店舗入口には、ずらりと「蜂楽饅頭」の焼き台が並んでいます。その奥が注文カウンター。職人さん達の手作業でひとつひとつ丁寧に焼かれた蜂楽饅頭が、次々に売れて行きます。店内のイートインコーナーでいただくほか、テイクアウトも可能。適度に水分を逃がしてくれるオリジナルの紙箱に包んで持ち帰れば、家でもおいしくいただくことができます。

熊本本店の定休日は火曜。短期の旅行などで運悪く火曜にしか行けない!という時には、本店から徒歩5分の距離にある老舗デパート「鶴屋」へ向かいましょう。地下1階のフードコートにも、蜂楽饅頭のお店がありますよ。

あつあつ焼きたての蜂楽饅頭を実食!

あつあつ焼きたての蜂楽饅頭を実食!

写真:羽田 さえ

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今川焼と良く似た見た目ながら、はちみつを加えたやさしい甘みの餡が特徴の蜂楽饅頭。もちもちした食感の皮の中には、昔ながらの製法で練り上げたなめらかな餡がたっぷり。黒あん、白あんの2種類があります。黒あんは小豆、白あんは、インゲン豆の一種である大手亡豆によって作られ、増粘剤や保存料を一切使わないこだわりも。ひとつ100円という価格も嬉しいですね。

おやつにひとつだけ購入する女子高生から、親戚の集まりへの手土産にと20個を大人買いする人の姿も。たくさん買う場合は黒あん・白あんを詰め合わせるのが人気です。閉店時間を待たず夕方には売り切れてしまうこともあるので、週末や連休などはお早めに!

夏だけのお楽しみ!名物コバルトアイス

夏だけのお楽しみ!名物コバルトアイス

写真:羽田 さえ

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蜂楽饅頭は季節を問わずおいしくいただけますが、暑い季節ならではの楽しみが「コバルトアイス」。アイスと名乗っていますが、アイスクリームではなくカキ氷です。コバルトブルーの八代海をイメージしたというネーミングどおり、目にも涼やかな美しい水色が印象的です。

どこまでもはちみつにこだわる蜂楽饅頭らしく、コバルトアイスはこの色合いでも蜂蜜ミルク味。やさしい甘みで、パウダースノーのようなふわふわの氷との相性も抜群。ひとつ300円という価格設定も魅力です。コバルトアイスのほか、定番のイチゴや宇治金時のカキ氷もあるので、グループで出かけてあれこれ食べ比べるのもおすすめです。

おわりに

熊本県民のソウルフード「蜂楽饅頭」と「コバルトアイス」、いかがでしたか?
食べればあなたも熊本通です。老若男女みんなに愛される、どこか懐かしい庶民派ローカルスイーツを味わいに、ふらりと熊本を訪ねてみませんか。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/08/11 訪問

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