日本へも有名店の支店が進出するなどすっかり有名になった台湾のマンゴーかき氷ですが、台北市内にも昔ながらの庶民的なお店から超有名店まで、マンゴーかき氷が食べられるお店がたくさんあります。
冰讃(ぴんざん)はMRT雙連駅から徒歩5分。また台北の中心部、ホテルが立ち並ぶ中山地区からも徒歩圏内とアクセス抜群です!雙連地区は昔ながらの商店街が立ち並ぶ下町のような雰囲気。その活気ある下町の路地に庶民的な店構えが見えればそこが冰讃です。
台湾ではマンゴーかき氷が一年中食べられるお店ももちろんありますが、生マンゴーにこだわる冰讃はマンゴーの収穫期である4月から10月にしか店を開きません。
またマンゴーの種類も台湾産の愛分(アップルマンゴー)にこだわり、この愛分の収穫状況により店の開店時期が決まるという徹底ぶりです。例年4月上旬から収穫の始まる愛分ですが、納得のマンゴーが入荷するまで店を開かないため、毎年オープンの日が変わるという旅行者にとって「開いていればラッキー!」というお店なのです。
オープンエアな店内の席に着いたら、まずはカウンターで注文をしましょう。日本人客の多い冰讃には日本語メニューもあるのでご安心を。スタッフも片言の日本語は理解しますが、もし分からない場合はメニューの指差しでオーケー。冰讃での人気は何と言ってもマンゴーかき氷ですが、かき氷には2種類あるのでご案内しましょう。
・芒果雪花冰(マンゴーシェーホァピン)120元
雪花冰(シェーホァピン)は最初から練乳入りのミルクテイストに味付した氷をまるで雪の花のようにシェイブしたもの。フワフワではかない口溶けが特徴。
・芒果牛奶冰(マンゴーミルクかき氷)100元
日本のかき氷と同じく氷の塊をシェイブしたシャリシャリの食感です。氷には味がついていないのですが、その代わり練乳がたっぷり!雪花冰に比べるとあっさりしつつも、ミルク感のあるテイストです。
*料金はいずれも2016年現在のものです
写真は冰讃で一番人気の芒果雪花冰。台湾のマンゴーかき氷が有名になったのはこの雪花冰(シェーホァピン)のお陰と言っても過言でないくらい、日本人旅行者も大好きなフワフワのミルク氷。冰讃でも人気はやはりこの雪花冰です。
そのまるで新雪のような雪花冰の上にはオレンジ色に輝くマンゴーがどっさり!冷凍を使わない冰讃のフレッシュなマンゴーは本当にジューシーです。更に上からはたっぷりの練乳がかけられボリューム満点。
スプーンですくっていただくと、マンゴー独特の酸味や甘味と雪花冰のひんやり冷たい食感、そして練乳の優しい甘さが口いっぱいに広がり、なるほどこれが冰讃の人気の秘密だというのも頷けるでしょう。
冰讃を代表するメニューは何と言ってもマンゴーかき氷ですが、それ以外にも数種類のフルーツや小豆を載せたもの、スムージーなどメニューがいっぱい!また1種類10元で小豆煮やタピオカ、緑豆などのトッピングを追加して、お好みのかき氷にカスタマイズすることも可能です。
トッピングは店先のカウンターにあり、指差し注文すればOK。その中で特にお薦めなのが、卵と牛乳の旨味がしっかり感じられる自家製プリン(中国語で布丁・プーディン)です。この濃厚プリンは冰讃の隠れ人気メニューでもあり、マンゴーかき氷にトッピングするのもお薦めですよ!
いかがでしたか?冰讃が台湾人にも日本人にも大人気なのは、マンゴーかき氷のクオリティの高さも然ることながら、ボリューム満点の芒果雪花冰が120元(400円)とメニューが庶民価格であることも理由のひとつではないでしょうか。
時期によってはマンゴーが少々固めだったり甘みが少ない場合もあるようですが、とにかく生マンゴーの収穫期にしか営業しない冰讃ですから、台北滞在中にお店が開いていればラッキー!ぜひ冰讃こだわりのマンゴーかき氷を食べに行ってみてくださいね。
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(2024/4/19更新)
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