“銀ぶら”するなら、無料で楽しめるアートミュージアム5選 in 銀座!

“銀ぶら”するなら、無料で楽しめるアートミュージアム5選 in 銀座!

更新日:2016/08/23 13:59

銀座というと海外ブランドや高級クラブ、あるいは敷居の高い画廊。「銀座=高級」が定着イメージですが、実は銀座は無料で楽しめるミュージアムの宝庫なんです。企業・ブランドの旗艦店が銀座に集中していることで、その企業・ブランドの「顔」としてショールームやミュージアムが開設されているからです。画廊の街の伝統とも相まって、セレブな「銀座」演出といえるでしょう。今回はアートミュージアムに絞ってご紹介します。

老舗画廊はビッグネームと若手の競演「資生堂ギャラリー」

老舗画廊はビッグネームと若手の競演「資生堂ギャラリー」
地図を見る

「ええっ!これが無料?!」と、思わずのけぞってしまうのが資生堂ギャラリー。1919年オープンの日本最古の画廊ともいわれ、中二階を含む天井高5mの空間がどのように彩られるのか毎回注目の的!

展示は定例の「椿会展」や新進アーティストの公募展「shiseido art egg」など。椿回の初期メンバーには藤田嗣治、横山大観など日本美術の巨匠が名を連ね、伝統を感じさせますね。1990年代以降は、現代美術に主軸を定め、同時代性に着目した企画展を開催しています。

あの名画が出展されることも!「ポーラミュージアムアネックス」

あの名画が出展されることも!「ポーラミュージアムアネックス」
地図を見る

2009年、ポーラ創業80周年を記念して銀座1丁目のポーラ銀座ビル3Fにオープン。現代美術展を中心に、毎年行われている「ポーラミュージアムアネックス展」では若手アーティスト推進など多彩な企画を打ち出しています。

小さなスペースですが、床一面がアート作品だったりと小ささを活かした展示がみどころです。また、ときには印象派絵画など充実のポーラ美術館コレクションが無料で観られることも!

小さな個性派フォトギャラリー「キャノンギャラリー」

小さな個性派フォトギャラリー「キャノンギャラリー」
地図を見る

中央通りから少し入った小さな通りにある小さなフォトギャラリーは、カメラのキャノンが提供するアートスペースです。展示は申し込み制で基本一週間ほどの公募展、および企画展があります。個性的な写真家さんの作品を楽しんだあとは、奥へ進みましょう。

反対側の通りに面した、「キャノンデジタルハウス銀座」のショールームに出ます。カメラ、PC周辺機器などキャノン商品が展示されており、一度手にしてみたい、あこがれあの機種に触ってみるのも無料です。

銀座のランドマークは上質なアートスペース「和光ホール」

銀座のランドマークは上質なアートスペース「和光ホール」
地図を見る

この時計塔、テレビや写真で見たことあるという方も多いのでは。そう、銀座の中心・4丁目交差点を見下ろす「和光」本館です。時計や貴金属などのお店ですが、ここの6階に陶芸、絵画、書など毎回上質の展示会を開いている和光ホールがあります。

高級品ばかりでちょっと入りにくいなあ…と思っていらっしゃる人、ご安心ください。晴海通りを背にして建物の左端にエレベーターがあり、売り場を通らずに6階まで行けます。展示作品に値札が付いていたりして緊張しますが、気にせず観てまわりましょう。スタッフの方たちはとっても親切ですよ。

ガラスブロックの異空間「銀座メゾンエルメス フォーラム」

ガラスブロックの異空間「銀座メゾンエルメス フォーラム」
地図を見る

銀座のもう一つの中心・数寄屋橋交差点近くに、明らかに何かを主張しているかのような全面ガラスブロックの建物が!入り口で荷物の整理をしていたら、「ギャラリーへお越しですか?」とスタッフさんが声をかけてくれました。無料なのに、どの店もスタッフさんの気配りは満点です。

小さなアートスペースは、空間自体がアートといっても過言ではありません。このメゾンエルメスも半透明ブロックの壁面、採光を活かした展示がみどころです。アーティストとともに創造する空間をお楽しみください。

「ほこてん」で銀ぶら

銀座といえば「ほこてん」(歩行者天国)が有名ですね。土日/祝日は銀座のメインストリート・中央通りが車両通行止めになり、パラソルやイス/テーブルが並びます。木村屋総本店の餡パンでも食べながら、とっても安上がりな銀ぶらなんていかがですか。上で紹介した資生堂ギャラリー、ポーラミュージアムアネックス、和光ホールは中央通りにありますよ。今回ご紹介した5つのアートスペースはすべて無料。さらに、メゾンエルメス以外は売り場を通らずにギャラリーに入れるという気軽さは、まさしく銀ぶら。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/07/23 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -