写真:大宮 つる
地図を見る栃木県栃木市に鎮座する「太平山(おおひらさん)神社」。古来より信仰されている太平山という山をご神体としている神社です。平安時代の初期に、慈覚大師(=円仁)によって創建されたと伝えられています。
太平山神社の社殿にお祀りされているのは、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)、天照大神、豊受姫大神の3柱。そのご利益は、家内安全です。
写真:大宮 つる
地図を見る社殿のむかって右隣には、交通安全祈願発祥の地といわれる「交通安全神社」が鎮座するほか、「蛇神社」「福神社」「星宮神社」「太平稲荷神社」「三輪神社」「足尾神社」などなど数多くの神社が立ち並んでます。このことから、交通安全、金運、縁結び、子宝、健康、学問成就、商売繁盛、開運、厄除けなどなど……人間生活に関わるありとあらゆる運気をアップすることが可能となっています!
神社内にこれだけ多くの神さまが鎮座している神社は珍しく、太平山神社のことを“神さまのデパート”と評する方もいらっしゃるほどなんですよ。
写真:大宮 つる
地図を見る古来より“縁結びの神様”としても信仰されている「太平山神社」。神社に参拝するだけでもそのご利益をいただくことができますが、さらにラブ運をUPさせるパワースポットが境内の至る所にあるので、ぜひとも探してみてください!
「探すとといっても何を探すの?」と思ってしまいますよね? 探すものは……“ハート”。なんと80ものハートマークが境内に隠されているのです。
※社殿前にある灯籠の傘部分に逆向きのハートマーク、傘についている鐘に小さなハートマークがついています(2枚目の写真)。
写真:大宮 つる
地図を見るハートだけに80個なのかは定かではありませんが、80個見つけると良い愛をいただけるのだとか。一緒に探すことで、愛がグッと深まりそうです。
写真:大宮 つる
地図を見るハートを見つけたら、もっと篤いご利益をいただくために、太平山神社の境内にある「三輪神社」に絵馬を奉納してみては?
三輪神社の主祭神は、大物主大神。こちらの神さまは、縁結びの神様として知られている大国主命の魂的な存在です。そのご利益はまさしく“縁結び”となっています。絵馬を奉納する際のポイントとしては、見つけたハートの個数を書いた上で願いも込めるようにしてくださいね。
写真:大宮 つる
地図を見る太平山神社では、ウナギが神さまを乗せて大平山に連れてきてくれたという伝承が残っています。そのためウナギを“神聖な生き物”として食べることを禁じているほど。
また、ウナギは「うなぎのぼり」という言葉があるとおり、“縁起の良い生き物”としても信仰。江戸時代には徳川将軍家から、うなぎをモチーフにしたご神宝が奉納されたそうです。
そのご神宝をもとにして奉製されたのが、こちらの「うなぎ御守」です。うなぎが上っていくごとく運気アップ! 諸願を成就し、良縁をもたらしてくれます。カップル、夫婦でお揃いで「うなぎ御守」を持ってもいいですね。
写真:大宮 つる
地図を見る太平山神社では社殿の向かって左側にある社務所で御朱印をいただくことができます。初穂料は300円。四神(竜・麒麟・亀・鳳凰)のスタンプが押印された御朱印です。太平山神社の参拝記念にいかがですか?
なお、下野国総社「大神(おおみわ)神社」の御朱印もこちらの社務所でいただけます。
以上、ラブ運UPのパワースポット「太平山神社」についてご紹介しました。本文中では紹介できませんでしたが、太平山神社にはこのほかにも多くの見どころがあります。
・階段の両側に一面の紫陽花が咲き誇る「あじさい坂」
・栃木市指定有形文化財の「随身門」
・社殿前に置かれている、角の生えている狛犬像
・霊験あらたかな「御神石」
・太平山神社奥宮
こういったスポットも、あわせて巡ってみてくださいね!
最後に交通アクセスについて。
電車でお越しの場合は、最寄り駅はJR東日本(両毛線)・東武鉄道(日光線)の「栃木駅」です。関東バスに乗り、「国学院前」で下車。徒歩30分くらいで神社につきます。
車でお越しの場合は、東北自動車道「栃木インターチェンジ」、「佐野藤岡インターチェンジ」が最寄りとなります。インターチェンジを下りてから、30分以内で着きます。駐車場は複数あり、あじさい坂を歩きたい場合は「あじさい坂駐車場」、随身門から神社に行きたい場合は「大曲駐車場」、足腰に不安がある方は神社のすぐそばにも駐車場があります。
住所:栃木県栃木市平井町659
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(2024/3/28更新)
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