写真:岡本 大樹
地図を見る一つ目にご紹介するのは佐賀県鹿島市に位置する祐徳稲荷(ゆうとくいなり)神社です。祐徳稲荷神社の年間参拝者数は約300万人、これは九州では最多の太宰府天満宮に次ぐ規模となっています。
また日本三大稲荷の一つとも言われ(諸説あります)、そのご利益は商売繁盛や交通安全など多岐にわたっています。
写真:岡本 大樹
地図を見る祐徳稲荷神社でまず注目すべきは建物の豪華さ。楼門から御本殿に至るまで、これでもかというほど豪華な装飾がなされています。その豪華さから祐徳稲荷神社は「九州の日光」を意味する「鎮西日光」とまで呼ばれることも。
また、日本庭園では紅葉を始めとする四季の彩りを感じることができますし、御本殿の真下に位置する岩崎社は縁結びのパワースポットとして、近年若い女性からの人気が上がってきています。
写真:岡本 大樹
地図を見るそんな祐徳稲荷神社ですが、その中でも特に奥の院では格別にそのパワーを感じることができます。御本殿の裏は山がそびえ立っており、山頂まで参道が続いているのです。
歩きやすい石の階段ではありますが、とても急勾配ですし歩いて30分ほどかかるので、軽い登山レベルだと思って歩きやすい靴で訪問することをオススメします。
写真:岡本 大樹
地図を見るただ着くだけで達成感を感じられるほどの道のりですが、山頂で多くの木々に囲まれて佇む「奥の院命婦社(みょうぶしゃ)」の姿は壮観。まさに自然と共に在る神社というのを強く感じることができる場所なので、御本殿だけではなくぜひ奥の院まで登ってみることをオススメします。
写真:岡本 大樹
地図を見る自然と共に在る神社とすでに書きましたが、そのことを感じられるのは山頂の命婦社だけではありません。参道の途中にはもちろん多くの鳥居が並んでいるのですが、鳥居だけではなくお社も多く並んでいます。全てに挨拶して回るのは大変かもしれませんが、ぜひ見ていただきたいのがこちらの写真のお社です。
どーんと岩が突き出てきています。大きな動物の鼻のようにも見える少しほのぼのとした印象ですが、まさに自然の傍らに存在するお社ということを強く感じることができる場所でもあります。
この他にも山肌にくっついた「岩壁社(せきへきしゃ)」なども見ることができるので、登りながらあるいは下りながらいろいろなお社に注目してみてください。
写真:岡本 大樹
地図を見る次にご紹介するのは武雄市に位置する武雄神社です。武雄は温泉や図書館などで全国的に有名な場所ですが、強力なパワースポットである武雄神社の存在はあまり知られていないでしょう。ただ、一度ここの御神木を見ればそのパワーに圧倒されること間違いなしです。
写真:岡本 大樹
地図を見る本殿の奥に続くもみじ通りを歩いていくと竹林に囲まれた空間があり、そこに御神木の大楠が屹立しています。初めての方はいきなり現れるその姿に驚かれるかもしれません。それほどの存在感がこの御神木にはあるのです。
写真:岡本 大樹
地図を見るそのあまりにも立派な姿は屋久島で見る屋久杉にも劣らない迫力を持っています。推定樹齢3000年と言われるこちらの大楠は、まさに神々しいという言葉がピッタリ。
写真:岡本 大樹
地図を見る御神木の根元の部分は空洞となっていて、この部分だけで12畳もの広さがあるというのでこれまた驚きです。ちなみに中には祠もあるのですが、残念ながら現在は一般人が御神木のそばまで行くことはできません。
写真:岡本 大樹
地図を見る御神木を訪問する時間帯は、お昼過ぎをオススメします。というのも御神木を眺める場合の向きはほぼ西になるため、昼過ぎから夕方に差し掛かる頃ちょうど御神木の後ろに太陽が見えるという位置関係になります。
まるで後光が差したように見えるタイミングで訪問することができれば、さらに神々しい姿を拝むことができるのでぜひタイミングを見計らって訪問してみてください。
写真:岡本 大樹
地図を見るそして武雄神社で注目すべき木は大楠だけではありません。二の鳥居をくぐったすぐの場所には夫婦檜があるのです。根元で繋がりさらに上部の枝も繋がっていることから、縁結びのご利益があるとされています。
祐徳稲荷神社・武雄神社どちらにも共通して言えるのは、神社が自然と共に在ることによって、さらに大きなパワーを感じられるスポットだということです。
山や大きな石、そして巨木などの自然物には神が宿ると言われていますが、今回ご紹介した二つの神社ではその力を実感できるに違いありません。ぜひ佐賀観光の際には神社巡りをしてみてくださいね。
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(2024/3/19更新)
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