星野リゾート トマム内にあるレストランは、ホテルレストランだけでなく、「フォーレスタモール」にはスープカレーやお寿司など様々なレストランも出店し最大20店舗ともなる多彩さ。長期滞在をしても飽きることはありません。
そんな数あるレストランの中で、道産子もビックリするような新鮮な海鮮をはじめとする北海道食材を贅沢に使った逸品を提供しているのがビュッフェダイニング「ハル」です。お野菜は近隣農家で収穫されたばかりでシャキシャキでみずみずしく、素材の旨みを生かした出来立てのお料理がどんどんと補充されるのも嬉しいところ。また、鮮やかな大漁旗がはためく中で提供される海鮮は珍しい食材も多いのが特徴です。
写真：ろぼたん
地図を見る季節によって提供されるものは違いますが、爽やかな香りが特徴のホヤ、これが「ハル」に登場するとホヤ水（ホヤの中にある水）で食べられるという鮮度！少しでも鮮度が落ちると独特の匂いが出てくるホヤは好き嫌いが多い海鮮のひとつですが、ホヤの海臭さが苦手という人にこそ食べてほしい逸品ですよ。普段市場にもあまり出回ることのなく、その季節でないと食べられない北海道の海鮮を提供している「ハル」は、「このお魚は何？お刺身で食べれるの？こんな食感だったの？」そんな驚きの発見や出逢いがあるはず。
また目の前で捌かれてお刺身やカルパッチョになっていく様子も必見！板前さんの手さばきだけでなく、角がピンとしたお刺身もどちらも惚れぼれする美しさです。
本マグロのヅケが用意されたコーナーは特に人気。もちろんこれは丼で食べるのが一番かと思いきや、出汁をかけていただくお茶漬けも超美味。本マグロならでは香りと旨みが味わえる丼は特製のたれとの相性がバッチリ。栄養満点のガゴメとあわせて豪快に食べるぶっかけ丼にしてみて。一方お茶漬けは熱で繊維がほどけて、柔らかくなった身に旨みだけが残っていくらでも食べられそう。是非、食べ比べて旨みの質の違いを味わってみてください。
写真：ろぼたん
地図を見る目の前で行われるライブ調理や出来立て料理が次々と並ぶ活気のある会場ではありますが、レストラン内部は北海道のリゾートらしい贅沢な広さがあります。大きな窓からトマムの森が見える「ハル」の天井は高く、テーブルの間隔も広いため、ビュッフェの賑やかな雰囲気が味わえるのと同時に、席に座ればゆったりと会話と食事を愉しむことができますよ。
ビュッフェのお値段はちょっと高いかも…と感じるかもしれませんが、実はこのビュッフェ、ビールは北海道クラシック、そして北海道のワインやおもたせにできるレベルのジュースが飲み放題なんです。提供されているワイン類を空港やワイナリーで値段を見たらビュッフェレベルのものではないと思うはず。注文してから目の前で焼いてくれる鉄板焼きのステーキは熱々ジューシー、揚げたての天ぷらはサクサク。お酒との相性もバッチリなので、こちらも要チェックです。
写真：ろぼたん
地図を見るライブ調理のメニューを中心にご紹介してきましたが、北海道産の野菜やお肉などをふんだんに使ったメニューもシェフのコダワリたっぷり。素材本来の美味しさが引き出されたシンプルな調理法のものから、ホテルならではのソースの旨みとともにいただくものまで、全部食べたいけれど食べきれない…そんな悩みが生まれるほど。
最後にオススメしたいのが雲海で有名な星野リゾート トマムらしい「雲海パフェ」。これはお子様だけでなく大人にも試してほしい本格派。お店で食べるような夢いっぱいのパフェが手作りできます。
質と品揃えにコダワリがあるので、お子様だけでなく年配の方、グルメの人まで満足できるビュッフェダイニング「ハル」。少しずついろんな種類を食べたい人も、特定の好きなものだけとことん食べたい人も、様々なスタイルの人がそれぞれに楽しめる雰囲気です。
これだけのクオリティを誇る「ハル」はリゾート内でも人気が高いため、予約がオススメ。注意点としてはリゾート内の宿泊するホテルによってはかなり移動距離があるということ。循環バスは15分や20分間隔で運行のため、余裕をもって行動したほうがよさそう。客室内のテレビはレストランの予約状況や明日の雲海情報といったリゾート内の情報が随時更新されるので、予定をたてるのに便利ですよ。
性別、年代に関係なく満足できるビュッフェダイニング「ハル」は、美味しい北海道ならではの食事をいっぺんに楽しみたいという人にオススメできるレストランです。
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(2024/4/19更新)
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