日本一美しい渓流! 「奥入瀬渓流」を100%楽しむならば、やっぱりベストは紅葉シーズン!!

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日本一美しい渓流! 「奥入瀬渓流」を100%楽しむならば、やっぱりベストは紅葉シーズン!!

日本一美しい渓流! 「奥入瀬渓流」を100%楽しむならば、やっぱりベストは紅葉シーズン!!

更新日:2013/10/04 18:12

木村 岳人のプロフィール写真 木村 岳人 フリーライター

青森県と秋田県の県境に広がる十和田湖。そこから流れ出る奥入瀬(おいらせ)川は、苔むした岩や多種多様な木々に囲まれた、独特の風情を持つ風光明媚な渓流として知られています。

春夏秋冬、それぞれの季節にそれぞれの魅力がある奥入瀬渓流ですが、しかしその景観が最も美しく映えるのは、やはり紅葉の時期だと思うのです。

というワケで、今回は紅葉シーズンの奥入瀬渓流をご紹介!

奥入瀬を歩き始める前に、まずは十和田湖の紅葉を堪能しよう!

写真:木村 岳人

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奥入瀬へは、東北新幹線が停車する「八戸駅」、もしくは「青森駅」から出ているJRバス「十和田湖行き」で行く事ができます。予約無しでも乗れますが、紅葉の時期はかなり混むので、事前に「みどりの窓口」等で乗車券を購入しておくのがベター。

奥入瀬渓流は下流、上流どちらから歩き始めても良いですが、今回は上流の十和田湖から歩くコースをご紹介しましょう。十和田湖側で奥入瀬散策の拠点となるのは、「子の口バス停」です。そこで下車して早速歩き出したい所ですが、せっかくなのでそのまま終点の「十和田湖バス停」まで乗り、まずは十和田湖の景色を楽しむ事をオススメします。

「十和田湖バス停」がある「休屋」からは遊覧船が出ており、水上からの景色を堪能しながら「子の口」まで戻る事ができるのです。最大水深327mの十和田湖は日本で三番目に深い湖という事もあり、その水は美しい瑠璃色を呈しています。湖畔を縁取る色鮮やかな紅葉と相まって、思わずため息が漏れてしまう程の風光明媚っぷり。その中でも真っ赤な岩壁が印象的な「五色岩」は必見です。

【十和田湖遊覧船(休屋発→子ノ口行)】
乗船料金:大人1400円、小人700円
運航期間:4月20日から11月10日まで

紅葉の中に浮かぶ、幻想的な水のカーテン

写真:木村 岳人

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「子ノ口」で遊覧船を下りたら、いよいよ奥入瀬渓流に入ります。奥入瀬川に架かる橋の袂から遊歩道へと入り、渓流のせせらぎを聞きながら30分程歩いて行くと、やがて「銚子大滝」に差し掛かります。幅約20m、落差約7mの滝は豪快そのもの。流れ落ちる水のカーテンが、紅葉と共に素晴らしいコントラストを見せてくれます。

ちなみに、十和田湖は元々魚が生息しない湖でした(現在はヒメマスなどが放流されています)。魚がいなかった理由は二つあり、一つは湖に栄養が少ないという事、そしてもう一つはこの銚子大滝の存在です。下流から魚が遡上してきても、銚子大滝が門となって魚を十和田湖に寄せ付けなかったのですね。

この「銚子大滝」の他にも、奥入瀬ではあちらこちらに流れ落ちる滝を目にする事ができます。その為、奥入瀬渓流沿いの道は「瀑布街道」と称されてきました。

清流が紡ぎだす、日本庭園のような奥入瀬渓流

写真:木村 岳人

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奥入瀬川は、年間を通じて水の量がほぼ一定という特徴があります。川が氾濫する事が無いので、岩や倒木などが水に洗われる事なく草木や苔が定着し、まるで日本庭園のような幽玄なる光景を作り出しているのです。

栄養の少ない十和田湖は、裏を返せばとてもキレイな湖という事。そこから流れ出る水はこれ以上無いくらいの清流と言えるでしょう。そんな奥入瀬の流れを見ていると、身も心も洗われるような、リフレッシュした清々しい気分になります。

紅葉と共に、数多くの名所も要チェック!

写真:木村 岳人

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奥入瀬の渓流には数多くの名所が点在し、それぞれに個性的な名前が付けられています。写真は奥入瀬で最も有名な「阿修羅の流れ」。奥入瀬渓流は水量が豊富で全体的に流れが早いのですが、その中でもここは特に急で、まさに阿修羅のごとく力強い流れが見られる地点です。

他にも、流れの中に点在する岩々がまるでいくつもの島々のような「九十九(つくも)島」や、水の中の岩が太陽に照らされ輝く「飛金(とびがね)の流れ」、流れが三つに分かれる「三乱(さみだれ)の流れ」など、次々と現れる素晴らしい景観が目を楽しませてくれます。

とりあえずは石ヶ戸まで、がっつり歩きたいなら焼山まで歩こう

写真:木村 岳人

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奥入瀬渓流は十和田湖畔の「子の口」から約14kmの下流に位置する「焼山」まで続きますが、名所が集中しているのは「子の口」から約9kmの地点にある「石ヶ戸」まで。ここまで歩けば、一通りの見所を網羅したと言えるでしょう。バス停のみならず休憩所や売店もあり、ゆっくり休みながら帰りのバスを待つのに最適です。

「子の口」から「石ヶ戸」までは、写真を撮りながらのゆっくりペースで約3時間の道のりでした。さらにがっつり奥入瀬を楽しみたいという方は、「焼山」まで歩くと良いでしょう。その場合の所要時間は4〜5時間。スケジュールや体力とご相談の上、どこまで歩くかお考えください。

今回は十和田湖から渓流沿いに下りましたが、下流から十和田湖へ上るコースでも良いでしょう。奥入瀬は非常になだらかな渓流なので、上りのコースでもさほど苦労はしません。着ていく靴や服装も、ウォーキングに支障が無いものなら問題無いでしょう。

例年の紅葉見ごろは10月25日前後

奥入瀬の紅葉シーズンは10月上旬から徐々に始まり、10月下旬に最盛期を迎えます。今年もまた例年通り、10月25日前後がピークになりそうとの事。

この秋は、十和田で紅葉を楽しむのはいかがでしょう。十和田湖の湖畔景観と奥入瀬渓流の渓流景観、水が織り成す二通りの紅葉を見る事ができるなんて、なんとも贅沢な話じゃないですか!

掲載内容は執筆時点のものです。

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