写真:西藤 カオル
地図を見る大河ドラマの舞台となればある程度の観光客増加は想像がつきますが、2016年の「真田丸」フィーバーがもたらした長野県への影響は大きいもので、経済効果でいえば200億円とも言われています。
物語の進行と同時に聖地巡礼も楽しいですが、混雑から解放された本来の上田の姿を、ドラマの余韻とともにリピート訪問したい真田ファンもおられるでしょう。そんなリピート観光の宿にうってつけなのが安価なビジネスホテルの存在です。様々な趣向をこらしたサービスの多い“ビジホ”を賢く利用して信州・真田紀行を楽しみませんか。
今回ご紹介する「上田インター松笠」は、上信越自動車道・上田菅平インターから車で3分。シングル14室、ツイン2室のコンパクトながら天然温泉を携えたホテルです。観光拠点となる上田市街地へも車で10分と利便性も魅力。翌朝から時間を有効に使えます。
写真:西藤 カオル
地図を見るこちらのホテルで特徴的なのが寝間着。肌触りの良い柔らかな素材で上下のパジャマスタイルになっています。寝相が多少悪い人でも浴衣のように翌朝はだける心配から解放され、それだけでも睡眠の質が上がりそうです。同系色のウォッシュタオルにバスタオルも厚みのあるふんわりしたもので、こちらも肌触りに申し分なし。
アメニティは、 歯ブラシ・くし・綿棒・ボディウォッシュタオル・クレンジングフォームと、必要最低限の中に女性にも心配りを感じるラインナップです。これらがシステマチックにテーブルの椅子に手提げ袋入りでセットされ、チェックインからの即入浴も手間いらず。
写真:西藤 カオル
地図を見るお部屋にお風呂はありませんが、ビジネスホテルには珍しい大浴場「温泉サウナ松笠乃湯」があります。全湯天然温泉で、深さ90cmの大湯、薬湯、ジャグジー、サウナに水風呂まで。こちらは日帰り入浴(入館料/850円)にも対応しており、早朝5時から深夜2時までという利用者には嬉しい長時間営業です。宿泊者はもちろん無料。
温泉の成分は、美人の湯や美肌を謳う温泉にはよく登場する「メタケイ酸(H2SiO3)」。天然の保湿成分を持ち、肌のセラミドを整える作用があるといいます。無色透明、無味無臭です。
写真:西藤 カオル
地図を見る「上田インター松笠」には、日帰り入浴者のために休憩室や仮眠室の用意もあります。休憩室にはオットマン付きのゆったりしたソファーが並び、仮眠室には180度で横になれる簡易ベッドが8台程。先の入館料に深夜料金1600円加算すれば翌朝9時まで利用できるので、コストを抑えたい時には重宝しそうです。
また、旅にグルメを求めるならホテル併設「お食事処 笑園」の朝食メニュー「たまごかけごはん定食」(400円)はお見逃しなく。こちらは贅沢にも高級信州上田地鶏『真田丸』の玉子を使用しています。地元でなければなかなか味わえない一品ですよ!
写真:西藤 カオル
地図を見る真田紀行のメインになる上田城跡公園までは、ホテルから車で10分程度。徳川の軍勢を2度にわたり撃退したことで有名な上田城、その代名詞的存在の東虎口櫓門(ひがしこぐちやぐらもん)には、巨大な真田石をみることができます。
本丸跡には眞田神社もあり、真田の知恵や勝運にあやかるならばこちらも外せません。「不落城」ですから合格守も大変人気です。御朱印集めをしている方には、ドラマ終了後で混雑が少し緩和したこれからは、よい時期といえますね。
四季を通じて上田を楽しむならば、春の「上田城千本桜まつり」や、秋の「上田城けやき並木紅葉まつり」に時期を合わせてお出かけしてみてはいかがでしょう。
美肌自慢の天然温泉があり、気の利いた寝間着に地元グルメも織り込んだ食事処など、「上田インター松笠」はとってもコスパのよいビジネスホテルです。コンパクトな部屋数だから、団体客との鉢合わせはゼロ!そんなところも意外とのんびりできるポイントです。贅を尽くしたホテルとはまたひと味違うビジネスホテルを存分に楽しんでくださいね。
※文中の表示価格は2017年2月現在のものです。
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(2024/3/29更新)
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