最初に紹介するのは、大正8年創業の老舗「市川製茶」。JR伊東駅の近く「湯の花通り商店街」にある市川製茶「湯の花通り店」は、お茶屋さんが経営する唯一のぐり茶料理を堪能できる店。お店の1階は、自社のぐり茶を使ったオリジナルの饅頭やクッキーなどのお茶グッズを売っている売店。2階が、料理を堪能できる「和憩い処 茶彩」になっています。1階から2階まで、ぐり茶ばかりを扱うお茶づくしのお店で、この地区でぐり茶を製造した元祖のお店なのです。
「和憩い処 茶彩」では、お茶漬けやそば・うどんに加え、パフェ・かき氷などのスイーツのメニューがあり、ぐり茶を使ったお茶屋の本格的な味にありつけます。こちらは「ぐり茶そば」で、ぐり茶が練り込まれた麺に鶏肉・油揚げ・ネギなどの具材が載り、自家製のかつおだしの素スープで頂けます。麺をすすると、ぐり茶の風味が口いっぱい広がり、ぐり茶ならではの香りも楽しめる一押しの料理です。
「和憩い処 茶彩」では、スイーツも忘れてはなりません。お店では、ぐり茶を使った美味しい甘味が味わえ、こちらは「ぐり茶和ふぇ」です。濃厚なミルクソフトに、特製のぐり茶ソースがかかったパフェ。餡や白玉・抹茶どら焼きなどが添えられ、中にポン菓子や寒天が入っていてボリュームもたっぷり! お茶とソフトがマッチした絶妙な美味しさ。ぐり茶は渋みがそれほどないので、お茶が苦手な人やお子様にもおススメです。
メニューはこの他、ぐり茶のホットケーキや、ぐり茶のシフォンケーキなどが載った「甘味プレート」など、ここでしか味わえないようなスイーツもあるので、甘いものが好きな人は絶対チェックしておきたいお店です。お茶屋が淹れた特選「ぐり茶」もあるので、甘い物を食べた後に、喉を潤してみても良いかもしれませんね。ぐり茶を使った美味しい甘味は、女性たちのハートを掴んで離さないようで、週末ともなれば、混雑する人気のお店になっています。
【市川製茶 湯の花通り店 和憩い処 茶彩】
静岡県伊東市猪戸1−2−1
変わってこちらは、昭和35年創業のぐり茶専門店「ぐり茶の杉山」です。伊東駅から徒歩8分の場所にある直営店では、こちらの「ぐり茶ソフトクリーム」が人気。
ぐり茶は、茶葉がぐりぐりっとした様子から名付けられ、正式な名前は「玉緑茶」や「蒸し製玉緑茶」と言うそうです。柔らかな葉を使って作る贅沢なお茶で、ここでは、そんなぐり茶をパウダー状にしてソフトクリームにかけたオリジナルのソフトを頂けます。茶葉をまるごとパウダーにしているので、栄養はもちろん、ぐり茶が持つ本来の味を最高に感じられる逸品です。
食べる際は、ぐり茶パウダーとソフトクリームをスプーンでよくかき混ぜながら食べるのがコツで、お茶とソフトが融合した美味しさが楽しめますよ。テイクアウトができるので、街を散策しながらの食べ歩きにもお勧めです。
【ぐり茶の杉山 直営店】
静岡県伊東市銀座元町7−25
次にご紹介するのは、創業70年以上続く老舗和菓子店「一進堂」のオリジナル商品「ぐり坊」です。ぐり坊の傍ら(左側)にあるのは「うり坊」という名前の和菓子。口どけの良い白餡に、たっぷりのココアパウダーがかけられていて、1日に千個以上も売り上げたこともある1番人気の商品。ぐり坊は、餡にぐり茶を練り込み、ぐり茶の抹茶がかけられたバージョンアップした和菓子です。お茶の爽やかな風味と上品な甘さの餡がマッチしたやわらかな味。防腐剤・保存料は入っていないので、お子様も安心して食べられます。
お店では、たっぷりのぐり茶を使った旨みをぎゅっと凝縮した「ぐり茶プリン」もあるので、興味のある人は是非どうぞ。一進堂は、ご紹介した市川製茶「湯の花通り店」と同じ通りに本店があり、道の駅「伊東マリンタウン」に「マリンタウン店 和洲」があるので、お土産にも最適です!
【一進堂】
本店:静岡県伊東市猪戸1−1−12
マリンタウン店 和洲:静岡県伊東市湯川571−19
如何でしたか? ご紹介したお店以外に、伊豆急「伊豆高原駅」にある手づくりクッキー工房「べるじゅ」では、ぐり茶を使ったクッキーやドーナッツなどを販売しています。伊東市内の土産物店などでも、ぐり茶を使ったお菓子に出会えるので、散策してみても面白そうですね。
ぐり茶は、伊東だから味わえるお茶。ぐり茶の本場伊東市を訪れて、美味しいぐり茶とグルメに出会ってみては如何でしょうか?
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