写真:LUI
地図を見るプリトヴィツェ湖群公園(Plitvicka Jezera)はクロアチアの首都ザグレブからバスで2時間半ほどで行くことができます。山間部にありがちな車酔いするような曲がりくねった道が延々とつづくわけでもなく、車酔いの心配も少ないルートです。
公園内のメインルートは木道や整備された砂利道で、街中を歩くような格好で十分散策できます。実際に、夏に現地を訪れる人は歩きやすいサンダル、スニーカー、半袖半ズボンといった各々好きな装いで、街中で見るのと変わらないような格好で散策を楽しんでいます。
おススメは歩きやすい格好、靴、飲み物など身の回りのものを入れるかばん、特にリュックがあれば便利です。また、山間部なので日が落ちると少し寒くなります。一枚、上に羽織る服があれば安心です。
ちなみに、せっかくのきれいな湖ですが、泳ぐことが禁止されているので水着は不要です。
写真:LUI
地図を見るプリトヴィツェ湖群公園は295平方KMに及ぶ広大な自然公園で、見どころのメインは16の湖が集まるエリアです。そして、園内は大きく分けて下湖群エリアと上湖群エリアに分かれます。
エリアの見どころを回るルートは下湖群、上湖群それぞれ4時間ほどかかるので、公園内のメインルートをすべて周ろうとすると、急ぎ足で行っても、ほぼ丸々一日はかかることになります。なので、時間のあまりない方は、あらかじめ見たいエリアを絞って、散策することをお勧めします。
下湖群エリアは、園内最大の滝であるヴェリキ(Velki)滝やミルカ・トルニナ(Milke trnine)滝、シュプリャラ(suplijara)洞窟といった、ガイドブックなどでもよく取り上げられるスポットがあるエリアで、ツアーなどではこちらのエリアの散策が多いです。入り口はEntrance1が近く、ここは入場券を買うにも混雑しがちな入り口です。
上湖群エリアの見どころはヴェリキ・プルシュタヴツィ(Velki Prstavci)やガロヴァチュキ・ブク(Galovacki buk)などで、比較的小さな滝と湖のブルーの織り成す景色が美しいエリアです。入り口はEntrance2が近く、Entrance1と比べると空いている傾向です。
(写真は上湖群エリア)
写真:LUI
地図を見るプリトヴィツェ湖群は自然公園ですが、公園の随所にハイキングに便利な施設があります。
トイレはEntrance 1、Entrance 2と公園内循環バスの各バス停 、ボート乗り場3番といった要所にあります。いずれのトイレも簡易的なものでなく、しっかりした小屋の中にあり、水洗式で清潔に保たれています。
園内にはレストランもあります。場所はEntrance 1とEntrance 2、ボート乗り場の1番と3番にあります。地図ではバス停1と3にもカフェのマークが入ってますが3番はお菓子だけ(飲み物なし)を売っている売店、1番はお菓子と飲み物を売っている簡易的な売店ですのでご注意ください。
また、Entrance 1と2のレストランは入口の外にありますが再入場可能なのでご安心ください。再入場時、チケット売り場の列に行列があっても、係員にチケットを見せて再入場ということを示せば、並ばずに中に入れます。
また、持ち歩きできるサンドイッチも売っていますので、ハイキングの途中で食べることも可能です。(ゴミは持ち帰りましょう)
お土産を買う売店はボート乗り場3番とEntrance 1にあります。お土産をたくさん買う場合は、ボート乗り場3番で買うと、どうしても持って歩く必要があるので、Entrance 1がおススメです。
(写真はEntrance 1)
写真:LUI
地図を見るプリトヴィツェ湖群は見どころである下湖群、上湖群の間を歩いて移動しようとすると1時間はかかり、少ししんどいです。時間と体力のある方は、せっかくなので歩くことをオススメしますが、そうでない方は是非、バスとボートを有効活用してください。
バス停やボート乗り場は見どころが集合するポイントの近くにあるので、ハイライトを効率的に回りたい方や、疲れてもう歩きたくないという方に便利です。そしてうれしいことにバス、ボートともに入園チケットで乗り放題なので安心です。
注意したいのが、ボートは遊覧船代わりに楽しむ人もいて大人気なのでピークシーズンには乗船に30分以上待つことも多く、時間に余裕をもって散策しましょう。
また、バスも何分間隔といった大まかな運行なので分刻みの散策スケジュールを組むと予定が狂う可能性が高いです。
写真:LUI
地図を見るプリトヴィツェはザグレブからの日帰りも可能ですが、上湖群、下湖群ともにゆっくり満喫するならやはり、2日は欲しいところです。
プリトヴィツェには、公園入口まで歩いてすぐのところに公式ホテルが3ヶ所(Hotel Jezero 、Plitvice Hotel 、Bellevue Hotel)と、車で移動が必要な場所に範囲を広げれば近郊に多数ホテルがあります。
この中でもオススメは公式ホテルです。
公式ホテルは何よりも公園まで歩いてすぐということと、公園の1日券を滞在期間分、無料で延長してくれるというメリットが魅力です。(例 2泊3日の場合、初日に1日券を買えば残り2日分は無料!)
夕食抜きプランでも歩いてすぐのところにレストランとバー、POLJANAがあるので安心です。
(写真はBellevue Hotel外観)
いかかでしたでしょうか?
プリトヴィツェ湖群国立公園は紹介した以外にも植物や動物といった見どころがたくさんあり、散策中いたるところに絶景スポットが現れる魅力的な自然公園であると同時に、誰でもお手軽にその絶景を楽しめるよう工夫された、誰でもウェルカムな自然公園でもあるのです。
ぜひ、湖と無数の滝が織りなす絶景を見に、プリトヴィツェ湖群国立公園に訪れてみてください。
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(2024/3/29更新)
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