キティちゃん好きなら乗ってみたい「新太魯閣号」！台湾東部を走るローカル列車

更新日：2016/08/03 15:02

台湾の東海岸を運行している特急列車の一部に太魯閣（タロコ）号があり、早くて快適な列車として人気があります。
そして、このたび「新太魯閣号 Hello Kitty ラッピング列車」が完成、週末限定で登場することになり、さらに注目されるようになりました。
車両の至るところはキティちゃんだらけ、そのニュースは台湾のみならず海外のキティちゃん好きにも知れ渡り、今や予約が取りにくい列車となっています。

キティちゃん列車で行く台湾東部の旅

写真：やまかづ

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台北市近郊の樹林駅から台東の知本駅まで、東海岸を約４時間かけて走る台湾鉄路のエース「太魯閣（タロコ）号」が、金・土・日曜日限定で「新太魯閣号 Hello Kitty ラッピング列車」として運行しています。使っている車両は日本製で、カーブの多い山間部でも安定して快適に走行できるよう、車軸と車体が別々の動きをする振り子システムを導入しています。

このキティちゃん列車は、台湾鉄路＆エバー航空＆サンリオ、３社のコラボレーションで実現、台湾東部の観光客誘致のために一役買っており、既に世界のキティちゃん好きから大きな注目を集めています。

キティちゃん好きなら、ご当地キティちゃんの姿が見てみたい

写真：やまかづ

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８両編成のキティちゃん列車のデザインは、台湾を出発したキティちゃんとそのお友達がアジア、ヨーロッパ、アメリカを旅して台湾東海岸に戻ってくるというコンセプトで描かれています。

キティちゃんが台湾名物のタピオカミルクティーを持っていたり、台湾原住民・阿美族の衣装を着ていたり、また日本の着物に身を包んでいたりと、今まで見たこともない、まさしく「ご当地キティちゃん」に出会うことができるかもしれません。

車内のデコレーションも車内販売も負けていない！

写真：やまかづ

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キティちゃんのラッピングに負けず、車内のデコレーションも負けてはいません。ヘッドレストカバー、頭上の荷物置きや壁面まで、運転手や車掌に扮したキティちゃんのオンパレードです。
さらに、車内では移動販売も実施、キティちゃん列車オリジナルのタオル、クリアファイル、ファンシーシール、モデルトレイン、弁当箱、水筒など、キティちゃんファンなら手に入れておきたいものばかりです。

ちなみに、運行当初、キティちゃんのヘッドレストカバーが余りにかわいいので、持ち帰る人が後を絶たず、大きなニュースになりました。ヘッドレストカバーはあくまでも車内の備品ですから、念のため。

車内の便利スポットに神出鬼没のキティちゃん

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座席周りのほかにも、各車両にあるデッキには授乳室を兼ね備えた女性用トイレ、そしてモバイル製品の充電コーナーにまでいろいろなキティちゃんが潜んでいます。また、一部のデッキには特製キティちゃんスタンプも準備されていますから、ちょっとした宝探しの気分で各車両を歩いてみるのも楽しいかもしれません。

神出鬼没のキティちゃんは各車両の至るところでかくれんぼ、七変化のキティちゃんを探してみてくださいね。

台湾東部は太魯閣（花連）、台東など見どころがいっぱい！

「新太魯閣号 Hello Kitty ラッピング列車」が運行する台湾東部は見どころがいっぱいです。風光明美な太魯閣観光の拠点・花連、バルーンフェスティバルで一躍脚光を浴びている台東などがあり、最近どんどんと人気が高まっています。

台湾東部に向かうなら絶対に外せない台湾鉄道東部路線、そしてキティちゃん好きなら絶対に外せない「新太魯閣号 Hello Kitty ラッピング列車」。台湾の自然豊かな東海岸をキティちゃん列車に揺られての観光、いかがですか？

「新太魯閣号 Hello Kitty ラッピング列車」は金・土・日の曜日限定運行しています。始発は樹林駅で、台北-花蓮ｰ台東と南下して終点は知本駅となり、その後、折り返して北上、樹林駅へ戻ります。
１日１往復のキティちゃん列車、写真を撮るなら、明るい時間帯に走る下り（南下）列車がお勧めです。