大分の絶景まとめ!驚きのカラフルな自然美を堪能しよう

大分の絶景まとめ!驚きのカラフルな自然美を堪能しよう

更新日:2016/08/06 18:58

岡本 大樹のプロフィール写真 岡本 大樹 原付旅人、アマチュア自然フォトグラファー
大分県の代表的な観光地といえば、やはり別府や湯布院といった温泉街が一番に思い浮かぶかもしれませんが、県内各地に自然美を堪能できる絶景ポイントもあるのです。
奇岩の立ち並ぶ耶馬渓、カラフルな地獄を堪能できる別府地獄めぐり、夕日と干潟のコラボを楽しめる真玉海岸、緑溢れる由布川渓谷、そして東洋のナイアガラ原尻の滝。どれをとっても絶景と呼べる場所ばかりですよ。

耶馬溪のそびえ立つ巨岩たち

耶馬溪のそびえ立つ巨岩たち

写真:岡本 大樹

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大分県北部の中津地方に位置する絶景、耶馬渓(やばけい)は特に紅葉シーズンに美しく彩られることで有名ですが、それ以外のシーズンでも充分に楽しむことができます。

その最大の魅力は数々の奇岩たち。こちらの写真は耶馬渓の中でも本耶馬溪という場所で、立ち並ぶ巨大な8つの岩がそれぞれいかに秀でているかを競い合っているように見えることから、競秀峰(きょうしゅうほう)という名前が付けられ、耶馬渓の中でも一番の見どころとなっています。

また、その裾野には青の洞門と呼ばれるトンネルが掘られています。1700年代にノミと槌だけで掘られたとされているトンネルですが、現在でも問題なく通ることができますよ。

これが自然の色!?カラフルな別府の絶景めぐり

これが自然の色!?カラフルな別府の絶景めぐり

写真:岡本 大樹

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大分観光の中心、別府で最も人気のある「地獄めぐり」をご存知でしょうか。地獄というのはいろいろな自然湧出の源泉のことを指し、その自然が造り出す景観は、人工的に赤や青などの色鮮やかなインクを垂らしたかのようなカラフルな絶景となっています。

地獄めぐりで楽しむことができる場所は合計8ヶ所ありますが、その中でも特にオススメなのは様々な地獄を1ヶ所で楽しむことができるかまど地獄です。地獄1丁目から6丁目まであり、これぞ地獄といった真っ赤な6丁目や、むしろ極楽のようにも見えるコバルトブルーが美しい3丁目や5丁目など、見どころが集まっています。

国内の他の場所でも地獄という観光名所は多く存在しますが、これほど多種類で色とりどりの地獄を味わえる場所は他にはありません。日本一の温泉地ならではの絶景を巡ってみてください。

干潟と夕日を同時に楽しめる真玉海岸

干潟と夕日を同時に楽しめる真玉海岸

写真:岡本 大樹

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大分の夕日スポットは地理的な条件からとても限られていますが、真玉海岸で見る夕景は素晴らしいものです。というのも、真玉海岸には一年中干潟があり、その干潟に映る夕日との相性が抜群なのです。

日没と満潮の時間が重なる日は空が紅くなる前に干潟がなくなってしまうので、行く時には事前に潮の満ち引きをチェックしてから行くことをオススメします。といっても、水平線に沈む夕日を見ることができるスポットなので、干潟なしでも充分夕景を楽しむことができると思いますよ。

由布川渓谷では緑豊かな渓谷美を

由布川渓谷では緑豊かな渓谷美を

写真:岡本 大樹

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大分で別府と同じくらい人気のある観光地は湯布院ですが、同じ由布市の中には絶景と呼べる渓谷があります。由布川渓谷といって、湯布院の中心地と別府の間に位置しています。

由布川渓谷には入り口がいくつかあり、こちらの写真は椿口から入ってすぐの場所ですが、一気に谷底に落とされたように感じるほど、岩壁が迫ってきています。

ただ、こちらの渓谷は奥へ進むには流れの速い川の中を歩いて行くことになるので、かなり本格的な装備が必要になります。入り口付近でも見応えはありますが、いろいろと楽しみたい方は準備を怠らないようにしてくださいね。

原尻の滝は東洋のナイアガラ

原尻の滝は東洋のナイアガラ

写真:岡本 大樹

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最後にご紹介するのは大分県南部の豊後大野市にある原尻の滝です。山に囲まれた平野部にいきなり現れるこの滝は高さが20m、幅は120mもあり、東洋のナイアガラと呼ばれています。

滝の正面には吊り橋がかかっていますし、滝壺の近くに降りていくこともでき、いろいろな場所から楽しむことができる滝となっています。迫力を味わいたい方はぜひ滝の落ちる場所の近くまで行ってみましょう。

大分のカラフルな絶景たち

大分県というと、おんせん県とも言われるほど温泉が有名な場所ですが、耶馬渓や由布川渓谷などスケールの大きな自然であったり、様々な地獄を楽しめる別府や、干潟と夕日を一緒に見ることができる真玉海岸など、国内でも珍しい絶景を見ることができる県となっています。

温泉ももちろん楽しむことができますが、それだけではなく県内の至る所で絶景に出会える大分へぜひ行ってみてください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/07/18−2016/07/21 訪問

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