京町家の「京都ゲストハウス御旅庵(おたびあん)」は、平成27年に築百年の古民家をリノベーションして生まれました。入り口は京提灯の老舗「小菱屋(こびしや) 忠兵衛」の職人さんが作った趣のある提灯が下がっていて、夜でも明るく玄関を照らしてくれます。
お部屋はドミトリーと個室の2種類があります。ドミトリーは女性専用と男性専用にわかれています。個室は1名で泊まれ、和室になります。
個室では、掃き出し窓から坪庭を楽しめます。京都らしい風情のある小さなお庭で、夜になると清水焼窯元・俊山窯の花灯路がつくばいを明るく照らし出し幻想的で情緒ある雰囲気になります。花灯路は周囲に季節ごとのデザインがいくつかされており、時期によって見せ方が変わります。
ゲストハウスにこの快適なベッドの組み合わせは今までにない!と感動するほど、ぐっすりと眠れる寝具が備え付けられています。「人生のうちの大半を寝て過ごすのだから、寝具は本当に良いものにしたい」というオーナーさんの思いがまさに体現されています。
イタリア・マニフレックス社製と西川社製の良質な寝具は、高反発素材で寝返りが楽にでき、適度な固さで体をしっかりと受け止めてくれます。疲れた体も心も芯から休まる、そんな心地よさを味わえます。
2階の洗面台は、個室からのぞめるお庭の花灯路と同じく、京都清水焼の俊山窯によるものです。森俊山先生の作品で、ゲストハウスから歩いてすぐの世界遺産東寺の五重塔に桜と紅葉があしらわれたオリジナルデザインになっています。陶器ならではのぬくもりがあります。丸い形も心をなごませてくれます。
嬉しいことにどのタイプの宿泊にも、無料で朝食が付いています。パンとゆで卵、ヨーグルト、コーヒーか紅茶という定番ながらお腹にやさしいメニューで元気が出ます。なんといってもパンにつけるジャムやバターの種類が多いので、フレーバーを楽しめます。シンプルながらかわいらしいデザインの食器類にもご注目ください。
ダイニングテーブルは共有となっており、ゲストとの交流ができます。キッチンがあるので自分で作ることもできます。
「京都ゲストハウス御旅庵」は細い路地沿いにあります。京都らしい小道は歩いているだけでも情緒を感じます。夜になると、ゲストハウスの玄関の提灯に灯りがともり、レトロな雰囲気になります。
近くには昭和初期から地元民に親しまれてきた銭湯「日の出湯」さんがあります。番台さんがいます。ぜひ、ゲストハウスに泊まった際にはお出かけくださいね。
「京都ゲストハウス御旅庵」から歩いて約3分のところに、世界遺産の東寺があります。別名を教王護国寺。平安時代に建てられ、のちに密教の根本道場(こんぽんどうじょう)とされ今にいたります。洗面台の陶器にも描かれた国宝の五重塔は見応えがあります。
「ゲストハウス御旅庵」は、京都駅から歩いて約10分でアクセスも便利です。
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(2024/4/25更新)
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