お洒落レストランで伝統パンケーキ!アムステルダム「ダ フィオ ピラーレ」

お洒落レストランで伝統パンケーキ!アムステルダム「ダ フィオ ピラーレ」

更新日:2016/07/25 19:28

浅井 みら野のプロフィール写真 浅井 みら野 総合旅行業務取扱管理者、全国通訳案内士(英語)、世界遺産検定2級、JSBA スノーボード バッジテスト 1級
一日の大切なエネルギー補給、朝食。朝から晩まで歩き続けることも多いので、しっかりと食べたいものの、数少ない食事の機会だからこそ、その土地ならではの食べ物もちゃんと味わいたいですよね。アムステルダムの運河沿いにある「ダ フィオ ピラーレ(De Vier Pilarern)」は、その両方の願いを叶えてくれる心強いレストランです。緑に囲まれた雰囲気たっぷりのレストランで爽やかな一日を始めてみませんか。

一目をひく外装

一目をひく外装

写真:浅井 みら野

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アムステルダム市内で一、二の賑わいをみせるライチェ通り。その名前の由来となったライツェ広場近くに「ダ フィオ ピラーレ」があります。隣同士の建物がぴったりとくっついているアムステルダム市内のなかで、ちょこんと一軒のみ独立して佇む姿が特徴的です。木漏れ日を感じられるオープンテラスも素敵ですね。

クラシカルな雰囲気とは逆に1993年にオープンした比較的新しいお店です。ただし、評判や実力は既に折り紙付き。2015年には旅行口コミサイトtripadvisorで、ユーザーに支持されているお店としてエクセレンス認証(the Certificate of Excellence)を受賞しています。

メリーゴーランドのような店内

メリーゴーランドのような店内

写真:浅井 みら野

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店内では、朝早くから観光客や地元のサラリーマンが既にお食事中。テーブル席の仕切りやライトにはカーブを用いたデザインが施され、インテリアひとつにもお店独特の世界観が感じられますよ。天井を見上げればスカイブルーの壁画が。カラフルでまるでテーマパークにいるような感じです。

お勧めは伝統料理ポッフェルチェ

お勧めは伝統料理ポッフェルチェ

写真:浅井 みら野

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甘い香りとともに登場したのがオランダの伝統料理「ポッフェルチェ(Poffertjes)」。500円玉と同じくらいの小さなパンケーキです。小麦粉だけでなく、そば粉も利用しているのがポイント。そば粉の良さが生かされ、パンケーキより軽めの食感が楽しめますよ。諸説ありますが、小麦粉が不足しており、代わりにそば粉を使ったのが始まりと言われています。

王道の食べ方は砂糖とバターのみ。砂糖の優しい甘さと溶けたバターのコクがミックスされ、飽きずに食べ続けられる味です。しかし自分好みにトッピングできるのも嬉しいところ。写真のようにりんごなど果物を組み合わせれば甘酸っぱい味も楽しめます。たこ焼き器のような専門の調理器具で作りますが、こちらのお店は数少ない昔ながらの銅製器具を使用しているんですよ。

搾りたてオレンジジュースもお勧め

搾りたてオレンジジュースもお勧め

写真:浅井 みら野

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コーヒーや紅茶も用意されてますが、お勧めなのがオレンジジュース。オレンジをそのまま搾り器にいれますので、味は天然そのもの。一杯一杯丁寧に作られた、ビタミンたっぷりの美味しさを是非お楽しみください。

朝から晩までオープン

朝から晩までオープン

写真:浅井 みら野

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ポッフェルチェやオレンジジュースなど、朝食をメインしたレストランに見えますが、営業時間は午前9時から夜21時まで。ビールにワインも注文することができます。ビールは自国オランダだけでなく、隣国ベルギーやイタリアなどのものも置いてありますよ。

甘いものが苦手な方もご安心を。チーズや野菜、ベーコン、ソーセージなどたっぷり入った食事系パンケーキもあれば、ハンバーガーも食べられます。オランダのパンケーキはアメリカのものに比べ薄く、ガレットのような見た目が特徴です。

朝食も旅行の思い出に

ヨーロッパの朝食で多いのが、チーズやハムなどの冷菜。最初の頃は美味しいと思ってても、飽きてくる方も少なくないはず。ダ フィオ ピラーレでは、出来たてのポッフェルチェが甘い香りを漂わせ、素敵な一日の始まりを予感させてくれます。お洒落なお店で食べるオランダの伝統料理、そんな特別な朝食はいかがでしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/06/16 訪問

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