「アドリア海の真珠」ドブロブニク!標高412Mからの絶景散歩!

「アドリア海の真珠」ドブロブニク!標高412Mからの絶景散歩!

更新日:2016/07/29 10:35

LUIのプロフィール写真 LUI アマチュア写真家
クロアチアのドブロブニク(Dubrovnik)は、「アドリア海の真珠」として人気上昇中の、世界遺産にも登録されている街です。
そんなドブロブニクは城壁内の旧市街の散策でも、美しい町並みを楽しめますが、今回はドブロブニクが「アドリア海の真珠」といわれるにふさわしい、アドリア海のブルーと城塞都市のオレンジが織り成す絶景が楽しめる、オススメお散歩コースをご紹介します。

まずはスタート地点、スルジ山山頂へ!

まずはスタート地点、スルジ山山頂へ!

写真:LUI

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今回オススメする絶景散歩道は、ドブロブニクの旧市街のすぐそばにある標高412Mのスルジ山(SRD)の山頂から旧市街へ下山するルートです。いくら絶景が待っていても、標高412Mの山なんて登るだけでしんどいのでは?と思った方も安心です。観光のメインとなる旧市街からすぐそばにロープウェイの乗り場があり、簡単に山頂までアクセスすることができます。

第一の絶景ポイントは、ロープウェイ山頂駅からすぐの景色です。
山頂駅付近には山頂駅ロープウェイの乗り場階からの景色、屋上からの景色、少し歩いたところにある展望台からの景色が特にきれいです。ロープウェイ山頂駅では写真のように乗り場階にいる人を屋上から記念撮影するアングルが人気です。

旧市街を望む方角は南方向なので夏場であればどの時間でも逆光をあまり気にすることなく、写真が撮れます。また、日が落ちた直後の暗くなり始めた空と明かりの灯り始めた街の景色もまた、美しいです。

下山開始、ポストカードで見るような空から!?の絶景!

下山開始、ポストカードで見るような空から!?の絶景!

写真:LUI

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スルジ山山頂から、旧市街に向けて下山スタートです。
ご紹介するルートは下山といっても、コンクリ道や石の階段で、歩きづらい岩場や急斜面を降りるといったことは一切なく、スニーカーや歩きやすいサンダルでも、十分歩けるような道なのでご安心ください。旧市街までの所要時間は、ゆっくり景色を楽しみながらでも2〜3時間程度です。

山頂駅の裏にあるコンクリ道が下山ルートのスタートで、方向は戦争博物館と反対方向(東方向)に下山してください。基本的には車一台半分のコンクリ道が続き、その途中に車を止めておけるようなちょっとした砂利道のスペースがあります。

その位置からの景色は地元タクシードライバーもオススメする景色で、写真のように旧港の様子がよくわかる、まるで空からの写真のような一枚が取れるスポットです。

歩行者はここで曲がって!

歩行者はここで曲がって!

写真:LUI

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左手に山、右手にアドリア海を見ながら下山していくと、建物が数件あるエリアに入ります。ここに歩行者用下山ルートに続く分かれ道があります。うっかり過ぎてしまうと旧市街から遠ざかる車用ルートとなるのでご注意ください。

曲がるポイントは下山しながらだと右手に出てきます。写真の看板とゴミ箱の間の道が、海岸線を見渡しながら下山する一本道の歩行者ルートです。ここからの道は石の階段です。勾配も緩やかなつづら折りの階段道が山の裾野の車道まで続きます。少し進んだところにベンチが置いてあるので、それが正解の目印です。

もし右に曲がるところが分からないまま、左手に「KONOBA DUBRAVA」の建物が出てきたら、それは曲がる場所を通り過ぎてしまっていますので、折り返しましょう。

海岸線散歩、ビーチからの素晴らしい眺め

海岸線散歩、ビーチからの素晴らしい眺め

写真:LUI

素晴らしい眺望を目の前にし続けて下山した後は、車道をくぐる地下道を抜けて、舗装された階段を下りていくと砂利道(Put od Bosanke通り)に出ます。ここをまっすぐ進むと市街地に入るので、好きな路地を海の方角へ下りていき、海岸沿いの道路(Frana Supila通り)沿いに旧市街へと戻りましょう。

海岸沿いの道路を進むとバニェビーチ(BANJE)という、ドブロブニク一帯では珍しい、砂浜のビーチが広がっていて、夏場には多くのバカンスを楽しみに来た観光客でにぎわいます。

お勧めのアングルは、にぎわったビーチと旧市街の屋根のオレンジ、クリアブルーの美しいアドリア海をまとめて一枚に収められる、ビーチ入口の階段付近です。ビーチで泳ぐ人以外にもカメラ好きも集まるスポットになっています。写真を撮るならば、午後は逆光になるので午前中がオススメです。

もし、もう一つの下山ルートを使ったら?

もし、もう一つの下山ルートを使ったら?

写真:LUI

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スルジ山からの下山ルートはもう一つあり、こちらが各社のガイドブックにも載っていて、一般的な知名度の高い、下山ルートです。こっちも気になるという方へ、こちらの下山ルートの景色もご案内します。

この下山ルートの入り口は、戦争博物館のすぐそばの道です。こちらからの景色は、旧市街を囲う城壁がよくわかる角度で、大きな砦がよく目立つ構図の景色が広がります。道も、眺望は基本的には開けているのですが、ところどころ背の高い木が、旧市街への眺望を邪魔しています。最後のほうには、森林の中の道が続きます。

山頂から一時間ほどで山道が終わります。登山口は横断歩道もない大きな道路に面していて、人の通りも少ない車メインの道路なので横断のタイミングに少し苦労します。

さらにドブロブニクの絶景を楽しむには?

いかがでしたでしょうか?
この散歩ルートを使えばポストカードに出てくるような、ドブロブニクが「アドリア海の真珠」といわれるにふさわしい絶景ポイントを一度に抑えることがでるので、滞在時間の少ないツアー旅行の自由時間などにも最適ではないでしょうか?また、このルート上で山を下りてから海岸沿いに出るまでの「Petra Kresimira IV通り」も旧市街を望む絶景ポイントが3ヵ所ほどあるので、ぜひ、コースに加えて楽しんでください。

!!!注意点!!!
スルジ山は独立戦争時には戦場にもなった場所です。
紹介したコースは地雷撤去が完了したコースですが、ご自身の安全のためにむやみに道を外れることはお控えください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/07/07−2016/07/09 訪問

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