写真:麻田 ユウミ
地図を見るポーリン温泉は今や人気の観光地ですが、かつては「熱湯が噴き出す恐ろしい場所」と言われており、地元の人々が近づかない場所でした。第二次世界大戦中、ボルネオ島を占領していた旧日本軍の手によって掘り当てられましたが、現地の人々は温泉に入る習慣がなかったため、日本軍が撤退後は放置された状態となっていました。
1970年代から整備が進められ、世界遺産でもある「キナバル自然公園」の一部として地元の人から観光客まで多くの人が訪れる人気の観光地となっています。現在整備されたポーリン温泉内には、温泉以外にもプール、キャノピーウォークやバタフライガーデン、コウモリの洞窟や滝など様々な見どころがたくさんあります。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るポーリン温泉はキナバル公園の一部にあることから、熱帯雨林のジャングルの自然を肌で感じることができます。ポーリン温泉の敷地内にはトレッキングを楽しめるコースが用意されているので、是非ジャングルの中を歩くという日本では味わえない非日常を体験してみましょう。トレッキングのコースは30分から3時間程度と様々なコースがあり、誰でも気軽に楽しむことができます。
30分程度のところにあるキプンギットの滝までのトレッキングが、気軽に楽しめるコースとして人気です。ジャングルの中の木々のトンネルを歩いていくと、リス等の小動物に出会えたり、耳を澄ますと鳥の声が聞こえてきます。キプンギットの滝にはテーブルとイスが備え付けてあり、ここでピクニックをするのもお勧めです。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るキャノピーウォークとはもともと森林研究のために作られた吊り橋で、森林の頂上部分を歩けるようにしたものです。高さは30m〜40m程あり、ここポーリン温泉のキャノピーウォークはマレーシア国内で一番高い場所にあることから、ポーリン温泉の一番人気のアクティビティーです。
キャノピーウォークは人が1人通れる細い吊り橋がかかっており、よく揺れるのでスリリングな体験が味わえます。通常は下から見上げるジャングルの景色ですが、キャノピーウォークを渡りながら見る景色は上からジャングルの様子を見ることができるので、まるで鳥になったかのような気分!空の青さと森林の緑のコントラストの美しさに思わず見入ってしまうこと間違いなしです!
ポーリン温泉の入場料とは別にキャノピーウォークの入場料としてRM5必要です。また、カメラ(RM5)やビデオカメラ(RM30)も別途支払いが必要になります。(2016年7月現在)
写真:麻田 ユウミ
地図を見るトレッキングを満喫したら、温泉で疲れを取りましょう!屋外には仕切られた浴槽がたくさんあり、空いている浴槽は勝手にお湯を入れて温泉を楽しむことができます。屋外の温泉は水着着用ですが、水着を持ってきていない人は足湯もあるので、トレッキングで疲れた足を休ませるのにも最適!屋外の温泉の他に室内での貸切風呂もあります(有料)。
蛇口を捻ると55度程度の温泉が出てきますが、冷水で好みの温度に調節可能。お湯が溜まるのには30分以上の時間がかかるので、時間に余裕を見て利用しましょう。グループで利用されるなら、お湯を溜めている間に交代でプールで遊ぶのも楽しいですよ。浴槽は使い終わったら各自で水を抜くのがルールですのでお忘れなく。
ムルデカ広場前バスターミナルからラナウ行きに乗車します。チケット売り場はありませんが、バスターミナル付近にいる係りの人が行先を聞いてくるので、「ラナウ」と答えればバスに案内してくれます。バスはミニバンタイプで料金はRM20(2016年7月現在)です。
ラナウからポーリン温泉まではミニバス(1人RM6)かタクシーで向かいます。ミニバスは時間帯によってはないことも多いので、タクシーがお勧めです。所要時間は約30分、料金は交渉制ですが片道RM30が相場です。
コタキナバルへ戻るバスは16時ごろが最終になりますので、日帰りで訪れる場合は朝早くから出かけることをお勧めします。
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/25更新)
- 広告 -