合言葉は“ルールルル”富良野のカレー・ソーセージ「唯我独尊」

合言葉は“ルールルル”富良野のカレー・ソーセージ「唯我独尊」

更新日:2016/07/24 14:43

猫乃 みいこのプロフィール写真 猫乃 みいこ 非日常体験探求家、旅ブロガー、ライター
北海道の富良野にある、山小屋風の名店「唯我独尊(ゆいがどくそん)」。カレーやソーセージ・オムライスが独自のスタイルで提供され、さらにカレールーのおかわりには、この店でしか通用しない合言葉が存在します。春から秋はラベンダーなどの花々が咲き誇り、冬はスキーで賑わう富良野。富良野旅行の思い出として、印象に残ること間違いなしの、美味しく楽しい食事処「唯我独尊」をご紹介します。

行列必須の名店「唯我独尊」

行列必須の名店「唯我独尊」

写真:猫乃 みいこ

地図を見る

JR富良野駅から徒歩5分、アクセスの良い場所に「唯我独尊」はあります。1974年のオープン以来、店の奥の小さな工房で手作りされるカレーやソーセージが人気で、行列が絶えない名店。行列には、外国人の姿もたくさんあり、唯我独尊のカレーの人気が世界的であることがわかります。

駅前の大通り沿いなのに、森の中?と見紛うような木々の間に見えるのは、味わいのある木造2階建ての山小屋風店舗。夏の間は、行列する人々が快適に過ごせるようにと、日よけが作ってあります。行列の先には名前を書くボードなどはなく、並んだ順に次々案内されますので、そのまま列に並びましょう。店舗内は1階と2階に山小屋内のように木で作られた椅子とテーブルが並びます。特等席は2階のテラス席。さすがは北海道、夏でも外気を感じて涼しい時がありますので、羽織るものがあると便利です。

こだわりのカレーとソーセージ!そして合言葉は

こだわりのカレーとソーセージ!そして合言葉は

写真:猫乃 みいこ

地図を見る

写真は、「自家製ソーセージ付カレー」。唯我独尊のカレールーは、スパイスを使いカレーが出来るまでに3日間、それをソースに伸ばしてさらに1日、出来上がるまでに丸4日かかります。富良野で育った地産地消の玉ねぎやニンジンをじっくり煮込んだ、味わい深いカレーです。そこに乗るのが、100%道産ポークを山桜の薪を使って燻した自家製ポークフランク。燻材の山桜の木を、チェーンソーで一つ一つ切るところから手作りというのですから、驚きますよね。北海道産のトウモロコシやジャガイモまで乗り、1皿で北海道を感じられるカレーです。

ボリュームのある1皿ですが、カレールーをおかわりしたい時には、秘密の合言葉を言う必要があります。厨房に自ら皿を持って行き、富良野がモデルのドラマ「北の国」気分で「ルールルル」と言うか、または歌ってみてください。おかわりが無料でいただけますよ。さあ、恥ずかしがらずに「ルールルル♪」。

優しい味のオムカレー

優しい味のオムカレー

写真:猫乃 みいこ

地図を見る

カレールーにはたくさんのスパイスが使われているので、スパイシー。辛いカレーが苦手な方には「オムカレー」がお薦めです。ご飯の上にはとろっとろのオムレツが乗り、そこにカレーがかかります。オムレツの中にはオリジナルブレンドチーズがとろり。辛さを感じるカレーと、優しい味のオムレツの相性は抜群です。

他にも、自家製ソーセージとオムレツを合わせた「オム+ソーセージカレー」や「牛たんカレー」、「豆と富良野野菜のカレー」、「シーフードカレー」などバリエーションが豊富ですので、何度行っても次は何を食べようかと、楽しみがありますよね。

プラス200円の珈琲があなどれない!

プラス200円の珈琲があなどれない!

写真:猫乃 みいこ

地図を見る

食事をすると、プラス200円で珈琲(ホット・アイス)がいただけます。この珈琲がまたあなどれません。マスターが自ら選んだ珈琲豆を、こだわりの焙煎をすることで生まれた逸品。珈琲に入れる砂糖は、鉄鍋で供される黒糖です。黒糖を珈琲に溶かせば、香ばしい香りが広がりさらに珈琲に深みが出ます。カレーに合う珈琲を飲んでみてくださいね。

お土産やパンが買える「となりの独尊」

お土産やパンが買える「となりの独尊」

写真:猫乃 みいこ

地図を見る

唯我独尊の隣に、その名も「となりの独尊」が誕生したのは2011年。店内に並ぶのは、唯我独尊で食べられるフランクやベーコンなどの燻製の他に、富良野近郊で採れた道産粉100%の無添加小麦粉を使った手作りパン。
そして、唯我独尊オリジナル珈琲やレトルトカレーも購入出来ます。

店内では、購入したパンや淹れたて珈琲を楽しむことも出来ますので、ホッと一息、珈琲ブレイクはいかがでしょうか。

唯我独尊の意味

「唯我独尊」とは、釈迦が生まれたときに口にした言葉で「人間はかけがえのないもので、何にも変わるものはないほど尊い」という意味。
まさに、他にはない唯一無二の「唯我独尊」。

たくさんの方が訪れますので、駐車場のマナーや行列のマナーを守って、お店や近隣の方に迷惑をかけないように、唯一無二の「唯我独尊」体験をしてくださいね。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/07/06 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -