秩父名物…鬼ころり・毘沙門氷・そばを堪能!埼玉「観音茶屋」

秩父名物…鬼ころり・毘沙門氷・そばを堪能!埼玉「観音茶屋」

更新日:2019/02/08 16:51

大宮 つるのプロフィール写真 大宮 つる 開運ライター、台湾愛好ライター
“花と歌舞伎と名水のまち”と知られる、埼玉県秩父郡小鹿野町。そのキャッチコピーのとおり、小鹿野には平成の名水100選に選ばれた“毘沙門水”があります。
お水の美味しい地域は、名物料理があるものですが、もちろん小鹿野も例外ではありません。そこで今回は、小鹿野の名物料理を味わえる人気の食事処・秩父「観音茶屋」をご紹介します。

秩父札所31番観音院の近くにある「観音茶屋」

秩父札所31番観音院の近くにある「観音茶屋」

写真:大宮 つる

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「秩父札所31番観音院」「紫雲山水子地蔵寺」といったスポットにほど近い場所に、「観音茶屋」があります。観音茶屋という名がついているとおり、秩父札所31番観音院の参拝前後に休憩するために立ち寄った方が多いのだろうなと想像できるお茶屋さんです。

秩父札所31番観音院の近くにある「観音茶屋」

写真:大宮 つる

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こちらでは、観音茶屋でしか味わえない“鬼ころり”という名物料理のほか、そば・うどん、毘沙門氷……と、小鹿野の名物を色々と堪能することができます。テレビ・雑誌などの掲載実績もある人気店なんですよ。

観音茶屋でしか食べられない、名物料理「鬼ころり」とは?

観音茶屋でしか食べられない、名物料理「鬼ころり」とは?

写真:大宮 つる

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観音茶屋に訪れたら、味わっていただきたい食べ物の1つに、“鬼ころり”があります。鬼ころりとは、山芋とそば粉を練って、ごま油で揚げた料理ですが、どうしてこんな名前がついているのか、不思議に思いませんか?

その昔、観音山に鬼が棲んでおり、村人たちを困らせていたそうで、茶屋のおばあさんがこの料理を作って出したところ、鬼がコロッと懐いたそうです。そのことから、“鬼ころり”というネーミングになったとのこと。鬼ころりは、醤油でいただきます。お好みでわさびを。ここでしか食べられない名物料理なので、ぜひとも味わってみてください!

「観音そば」「観音うどん」もおすすめの一品

「観音そば」「観音うどん」もおすすめの一品

写真:大宮 つる

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そば・うどんの美味しい地域は、「水が美味しい」と言われる地域がほとんど。長野の戸隠そば、群馬の水沢うどんなどがそうですよね。

秩父の小鹿野町にも平成の水100選に選ばれた“毘沙門水”があり、その水を使って作られた“観音そば”、“観音うどん”も堪能していただきたいお店の名物です。いずれも独自のこだわりで作られている一品。特にそばは、江戸時代から伝わる古式手打ちのワザによって作られているとか! 「観音茶屋のそば・うどんを食べたいから、ここまで来た」と遠くから足を運ばれる方もいるほどです。

食後に、西秩父地域限定の「毘沙門氷」はいかが?

食後に、西秩父地域限定の「毘沙門氷」はいかが?

写真:大宮 つる

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秩父でかき氷といえば「阿左美冷蔵 金崎本店」が有名ですが、小鹿野町にも“毘沙門氷”というかき氷があることをご存じですか? 毘沙門氷とは、2014(平成26)年夏に誕生の“毘沙門水”で作られたかき氷。西秩父地域でしか味わえない限定のかき氷です。ちなみに、毘沙門水はカルシウム分とミネラル分が豊富で、“神の水”と呼ばれています。そのお水で作られたかき氷も絶品なんです……!

シロップにもこだわりが。地元産のフルーツで作られたもの(トマト・イチゴ・ブルーベリー・カボス・ゆず)、地元産のワインで作られたもの(赤・ロゼ)があります。ワインテイストはノンアルコールなので、ハンドルキーパーの方でも安心して食べられます。

なお、毘沙門氷は「毘沙門氷加盟店」でしたら、どこでも同じメニュー・味でいただけます(関連MEMOに、毘沙門氷のURLがあります)。

薬草酒を無料で試飲できる、「囲炉裏の間」もある

薬草酒を無料で試飲できる、「囲炉裏の間」もある

写真:大宮 つる

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観音茶屋には、薬草酒を無料で試飲できる「囲炉裏の間」もあります。食後にちょっといかがでしょうか? 試飲したい場合には、お店の方に一言声をかけると、お水をいただけますよ。焼酎ですので、車のハンドルを握らない方のみ試飲させていただきましょう。

西秩父の味を堪能できる「観音茶屋」

以上、秩父郡小鹿野町「観音茶屋」についてご紹介しました。西秩父の味を堪能しに、小鹿野に出かけてみませんか? 小鹿野には、前述であげた「秩父札所31番観音院」「紫雲山水子地蔵寺」のほか、「おがの化石館」「尾ノ内渓谷の氷柱」「両神ダリア園」などといった魅力的な観光スポットも多数あります。食を楽しみつつ、小鹿野観光をされるとより一層楽しめることでしょう!

<観音茶屋の基本情報>
住所:埼玉県秩父郡小鹿野町飯田2357
電話番号:0494-75-0907
定休日:年中無休(冬季期間 12月〜2月は不定休)
営業時間:10〜16時
アクセス:関越自動車道「花園IC」から車で約60分
駐車場:あり

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/07/18 訪問

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