写真:下川 尚子
地図を見るヴァルトベルクは蔵王温泉街の高台に位置し、蔵王中央ロープウェイ付近から坂を上った場所にあるホテル。夏期のグリーンシーズンには緑に囲まれた姿が印象的です。
蔵王温泉には共同浴場やホテルの立ち寄り湯など、日帰り入浴ができる施設は数多くあります。その中でヴァルトベルクがおすすめの理由は、お風呂の種類が充実していること。それぞれのニーズに合わせて、大浴場や野天風呂、少人数で楽しめる貸切風呂などを利用することができる点です。
写真:下川 尚子
地図を見るまず、こちらが貸切風呂。大人が二人入るのにちょうど良いくらいのこじんまりとしたサイズですが、カップルや家族で水入らずの時間を楽しむときにはぴったりの大きさです。こちらは内湯ですが、同じくらいのサイズの露天風呂がもう一つあり、貸切風呂を予約するとどちらも使うことができます。
日帰り入浴の場合は、45分の利用で1グループ3240円。この料金で、貸切時間外には大浴場や野天風呂の利用も可能ですので、コストパフォーマンスは上々。なお、日帰り入浴は12〜15時の間に3組のみの受付ですので、事前に予約しておいた方が安心です。
小さなお子さんがいるご家族の中には、大浴場は躊躇してしまう方もいらっしゃるでしょう。こうした少人数のプライベート空間で温泉を楽しみたいとき、日帰りでも使える貸切風呂があるというのは嬉しいですね。
写真:下川 尚子
地図を見る続いて、貸切風呂の近くにある大浴場と露天風呂のご紹介。貸切風呂を使わない場合の日帰り入浴は、大人1人1000円です。
こちらが大浴場。ヴァルトベルクでは自家源泉を保有しており、大浴場、露天風呂、野天風呂、貸切風呂すべて源泉かけ流しとなっています。源泉温度が高いため最初は熱く感じられることもありますので、ゆっくり体を慣らしてくださいね。
蔵王温泉の泉質は、強酸性の硫黄泉。金属や真珠はすぐに黒くなってしまいますので、必ず外してから入りましょう。また、シャンプーの泡がたたないほどの強酸性ですので、髪や体を洗う際はシャワーをご利用ください。
写真:下川 尚子
地図を見るこちらは大浴場の奥にある露天風呂。露天風呂は広々とした開放的な空気で、白濁した硫黄泉に浸かりながら空を眺める時間は格別です。
いつまででも浸かっていたいほど気持ちよいお湯ですが、蔵王温泉は温度が高く酸性も強いため、上がった後にどっと疲れが出てしまうこともあります。適度に休憩を入れながらお楽しみください。
写真:下川 尚子
地図を見る最後にご紹介するのが、グリーンシーズンにヴァルトベルクで日帰り入浴をするなら絶対に入りたい野天風呂。5月初旬〜10月中旬の期間のみの利用となりますが、森に囲まれた野趣あふれるお風呂です(冬期は閉鎖となります。詳しい期間はホームページなどでご確認ください)。
野天風呂があるのはホテルの外。一度ホテルを出てから表示に従って森の中を歩いた先に、男女別のお風呂が一つずつあります。脱衣場はありますがトイレはありませんので、先に済ませておくようにしましょう。
野天風呂のそばには渓流があり、せせらぎに耳を傾けながら温泉に浸かる時間はまさに大自然に抱かれている感覚を味わえます。グリーンシーズンにヴァルトベルクを訪れるなら、ぜひ訪れてみてください。
以上、ヴァルトベルクにある多彩なお風呂についてご紹介しました。もちろん宿泊するのも良いですが、日帰りでも「湯めぐり」気分で楽しめる大充実のスポットです。
なお、不定期で湯抜き清掃が行われる日もありますので、訪れる際は事前に問い合わせをしておくと確実です。
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(2024/4/19更新)
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