写真：ろぼたん
地図を見る京都をはじめとした日本の風情を感じる名所で見かける「人力車」。乗ってみたいと思ったことはありませんか？とはいえ、１区間で１名3,000円、２名で4,000円、ちょっとした貸切になると１万円以上ともなるお値段に二の足を踏んだ人もいるかもしれません。
ですが、お得な体験とかコスパを求めるタイプの人にこそ体験して欲しいのが人力車。１泊２日、２泊３日と限られた時間の中で、効率よく観光したいと考えたときに得られる満足度はかなりのもの。
京都の旬の情報や地元の人ならではの裏話、歩くより早く、自転車よりも少し遅いペースで風を感じる人力車からの眺めは、忘れられない体験になるはず。京都嵐山「人力車」の魅力と楽しむコツを伝授します。
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地図を見る「人力車」のオススメポイントは、乗り物としての楽しさと、そこから見える景色の美しさに加え、嵐山の王道コースを巡りたい、穴場のスポットを案内して欲しい、帰りの新幹線の時間にあわせて観光を。そんな細かい要望にも応えてもらえる点。
移動にかかる時間や混雑具合などは観光客にはわからず、予定がたてにくいこともありますが、俥夫（しゃふ）にお願いすれば確実。俥夫と呼ばれる人力車をひいてくれるお兄さん（お姉さん）は、嵐山観光のプロ。その時期に最も美しい路や場所、由来、旬のスポットを熟知しています。訪れた季節の中で最高の嵐山スポットをガイドしてくれる俥夫。専属プライベートガイドをその場で雇えると思えば、かなりお得な体験ですよ。
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地図を見る嵯峨野や嵐山に行くなら、「竹林」を見たいという人は多いはず。よくTVドラマやCMで使われるのが、野宮神社から大河内山荘までの「竹のトンネル」「竹林の道」と呼ばれるエリアです。
筆者オススメはそれより少し北にある「竹林の散策路」(写真)。竹林の名所とガイドブックで紹介されている場所から少し離れるため、観光客の数がグッと少なくなる穴場なスポットです。
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地図を見る雑誌のような写真を撮りたい人、人が写り込まないようにSNSに写真をアップしたい人は、こちらまで足を延ばすのがオススメ。人力車なら迷わず連れてきてもらえますよ。
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地図を見る人力車をひく俥夫。その後ろ姿も見惚れるほどカッコいいお兄さん（お姉さん）は、プロレベルの写真を撮ってくれる人が多いのも魅力。せっかくの機会なので、たくさん写真を撮ってもらいましょう。
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地図を見る楽しさ全開の写真から、オシャレなSNS映えする写真まで、京都の美しい瞬間と思い出を切り取ってくれます。
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地図を見る竹林を通り抜ける風の音を聴きながら走る人力車。そこから見える景色もシャッターチャンスがいっぱいです。
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地図を見る人力車に乗ると普段より目線がグッと高くなります。ちょうど格闘家のチェ・ホンマンさんやジャイアント馬場さんくらい（笑）。乗り心地は自転車よりも安定しています。自分で運転せずに得られる「雅な時間」は心地のよいもの。
足元にかけられる赤い布が夏場は暑いように見えますが、実は通気性抜群。夏には日差しを遮り涼しく、冬には暖かさを感じる人力車の造りはとても快適。乗っている間は誰もが殿と姫になれる時間です。
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地図を見る全ての住宅が瓦屋根で電線のないなど、伝統的建造物が保存されている地域がある嵐山。タイムスリップしたような街並みや観光客の少ない穴場のスポットへ案内してもらうこともできます。
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地図を見る歩くと迷ってしまいそうな路や、車では通れなさそうな細い路の角を曲がる瞬間はワクワクドキドキ。下り坂はスピードもアップ。「人力車」という非日常感が特別な時間を作ってくれますよ。
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地図を見る俥夫の人たちのコミュニケーション能力の高さも見逃せないポイントです。景色も美しいし、会話も楽しい。
あれが紅葉ばかりの嵐山、あれが小倉山…。そこにまつわる歴史やいわれはもちろん、一見ただの野原に見える「餡（あん）」発祥の地（写真）など、言われなければ気づかず通り過ぎてしまうような場所へ解説つきで案内してもらえるのも魅力。短時間でディープな嵐山を楽しむことができます。
目の前に嵐山が広がる川沿い散策。歩く観光客をスイッと追い越した先に見える「渡月橋」。嵐山観光の定番ともいえる「渡月橋」(写真)や「竹林の道」も、人力車からはどこか違って見えるから不思議。
雰囲気だけを楽しむなら１区間の利用、時間と費用が許すなら嵐山観光のプロにおまかせして案内してもらうのもあり。区間や時間などでお値段が決まっており、必ず乗る前に説明があります。
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地図を見るおすすめのお土産屋さんや食事処など、地元に住む人ならではの情報を聞けるのも魅力。毎日嵐山で働いているからこそ知っている最新情報、旬のスポットを教えてもらえますよ。
京都の風情を感じる「人力車」は、乗り物としての楽しさ、そこから見える景色の美しさ、旬の場所へ地図いらず、疲れ知らずで行ける便利さ、車夫との楽しい会話、ベストスポットで撮ってもらえる写真、ガイドブック顔負けの京都や嵐山の情報など魅力がいっぱい。定番スポットから穴場のスポットまで、その季節、その天候ならではの魅力を味わう旅ができますよ。
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(2024/5/4更新)
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