写真:大宮 つる
地図を見る埼玉県比企郡嵐山町にある、「鬼鎮(きぢん)神社」。神社というと、天照大神など日本神話に登場する神さまがお祀りされているイメージを持っている方が少なくないかと思いますが、こちらの神社では、なんと“鬼”が神さまとしてお祀りされています。そのため節分のお祭りが執り行われる際には、「福は内、鬼は内、悪魔外」と連呼するのだとか。
鬼が祀られている神社は、全国に4社。埼玉県の鬼鎮神社のほか、青森県、大分県、福岡県に「鬼神社」があります。そういった意味では、“関東圏で唯一”の鬼を祀っている神社ですね。
写真:大宮 つる
地図を見る鬼鎮神社の創建は1182(寿永元)年。平安時代末期から鎌倉時代初期の武将・畠山重忠公が造営した「菅谷城」の鬼門除けの守護神として建立されたと言われています。そのご利益は、試験・受験などの勝負運UP、家内安全、商売繁盛など。人生の指針を示してくれるような、力強いパワーを授けてくれる神社ですよ!
写真:大宮 つる
地図を見る鳥居をくぐり、参道を歩いて行くと、まず目に飛び込んでくるのが、赤鬼と青鬼が描かれ「鬼鎮神社」と書かれた木札。「鬼鎮神社に来たんだな〜」という実感が湧いてくることでしょう。
これを見て、お賽銭箱の前で祈願を……と下を向いてしまいがちですが、さらに上を見上げてみましょう。屋根瓦に、“鬼の面”の瓦が2つ! 意外なところに鬼がひそんでいるので、見逃さないようにしてくださいね。
写真:大宮 つる
地図を見る鬼鎮神社ならではのものとして、赤鬼・青鬼が描かれた“絵馬”があります。勝負運UPに篤いご利益のある鬼鎮神社で、「これは絶対叶えたい!」という願いを祈願されてみてはいかがでしょうか?
写真:大宮 つる
地図を見る強いものが何かを得て、さらに強くなることの例え、「鬼に金棒」ということわざがありますが、鬼鎮神社には“鬼に金棒”守りというものがあります(700円)。金棒だけに(?)ずっしり重みが……。
このほかにも、赤鬼・青鬼が刺繍されている可愛いお守りもあります。いずれもこの神社でしか入手できないものなので、鬼鎮神社の参拝記念に一つお求めになってみては?
※社務所で絵馬・お守りを授与頂けますが、御朱印は対応していません。
写真:大宮 つる
地図を見るその地ならではのものを食すのも、旅の醍醐味。神社の参拝を終えたら、嵐山町B級グルメ“嵐山辛モツ焼きそば”はいかがですか?
嵐山町では古くから豚のモツを食べる文化があったことから、誕生した一品。「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」で何度も入賞の実績がある実力派です。ぜひともその味を堪能してみてください。嵐山辛モツ焼きそばを提供している店舗は、嵐山観光協会の公式サイトの「嵐山辛モツ焼きそば」の紹介ページをご確認ください(記事下の関連MEMOにリンクがあります)。
※写真は、「五月ラーメン」の嵐山辛モツ焼きそば。神社からは車で数分の距離。
以上、埼玉県嵐山町に鎮座する「鬼鎮神社」についてご紹介しました。関東では唯一の、鬼をお祀りする神社です。鬼の力強いパワーを授かりに、鬼鎮神社に訪れてみてはいかがでしょうか?
なお、周辺には、古くより不思議な穴として興味を持たれていた「吉見百穴」、サメの歯の化石発掘ができる「化石と自然の体験館」、「箭弓稲荷神社」など魅力的な観光スポットが色々とあります。こういった場所と組み合わせて計画を立てると、より楽しめると思います。
住所:埼玉県比企郡嵐山町川島1898
電話番号:0493-62-2131
アクセス:最寄り駅は東武鉄道東上本線「武蔵嵐山駅」。駅から徒歩約11分。
車の場合は、関越自動車道「東松山インターチェンジ」あるいは「嵐山小川インターチェンジ」が最寄り
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(2024/4/20更新)
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