函館の奥座敷と言われる湯の川温泉は交通アクセスにとても恵まれています。中でも「平成館しおさい亭」は国道(通称:漁火通)に面しているのでタクシーやレンタカーなど車の利用が便利で、JR函館駅や函館空港から車で10分強という近さです。特に空港から近いので、飛行機を降りて30分もあれば温泉につかることができ、遅めの時間に出発する旅行でも十分に温泉を楽しむことができます。
宿からはバスやタクシー、函館市電を利用すれば函館市内の中心部まではすぐなので、五稜郭や旧市街地、函館山など有名な観光スポットを巡ることができます。また、朝市などをはじめとしたグルメスポットも多数あるので、温泉・観光・食事と欲張りな方にはぴったりです。
また、大人気の函館山からみる夜景に関しても、定期観光バス「Mt.函館夜景ロマンスコース」が発着するのでとても便利です。乗車券はフロントで販売していますが、人気のコースなので早目に予約されることをお勧めいたします。
100室を超える客室は、8畳または10畳の和室が大半をしめており、落ち着いた雰囲気なのでゆっくりとくつろぐことができます。一方、部屋数は少なめですがカップルや外国人などが利用しやすい洋室も用意されています。これら客室は眺めのよい海側とリーズナブルな料金の街側とがありますので、予約の際には必ず確認しましょう。この宿は海側の客室が開放感もありお勧めです。
平成館しおさい亭の中で特におすすめな客室が露天風呂付和室です。客室内にあるユニットバスとは別に、部屋のベランダに露天風呂が設置されています。当然この露天風呂は温泉になっており、24時間いつでも自由に温泉に入れる贅沢を味わうことができます。
この露天風呂付和室を予約する際は、必ず海側を指定することをお勧めいたします。海側の客室からだと津軽海峡や函館山などが見えます。さらに時期によってはイカ釣り漁船の漁火などを眺めながら湯船に浸かれるので、日頃の疲れもとれ癒されること間違いなしです。
三方を海に囲まれた函館は海の幸の宝庫といわれます。そんな鮮度最高の海の幸を堪能できるのが2016年に新装開店したビュッフェダイニング「OCEAN TERRACE」です。従来のビュッフェ会場だったレストランを改装し、海をテーマに港町が持つ雰囲気を感じさせるオープンキッチン形式へと様変わりしました。
職人による調理を目の前で楽しみながら、北海道らしい食材を味わうことができるので一段と夕食の時間が待ち遠しくなります。また、最近話題になっている調理鍋「ストウブ」を使って調理された料理が並ぶコーナーは料理好きな人には是非味わっていただきたいものです。
平成館しおさい亭の大浴場は2箇所。7階にある展望大浴場は一面のガラス窓の先は大海原で津軽海峡や函館山などの絶景を眺めることができます。一方、4階にある露天風呂付きの大浴場は風情ある日本庭園を大浴場と露天風呂両方から眺めることができます。そして、それぞれの大浴場は夜中に男女の入れ替えをするので、両方の大浴場を楽しむことできます。
また、姉妹館であり道路を隔てた向かい側に建つ平成館海羊亭には、湯の川温泉では珍しい赤湯の露天風呂(弱食塩泉で冷え性などに効果があります)があり、宿泊プランによってはこちらのお風呂も利用することができるので、予約時に確認することをお勧めいたします。
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
効能:神経症・筋肉痛・打ち身・婦人病・冷え性・切り傷・やけど など
とかく北海道の観光は、レンタカーや観光バスを利用しがちですが、ここ湯の川温泉の「平成館しおさい亭」に滞在すれば、ゆっくりと自分の足で観光することができます。ぜひ次回の旅行は温泉や美味しい食事を楽しめる「平成館しおさい亭」を拠点として、できれば2泊以上して函館市内だけではなく、大沼などへも足をのばして北海道の大自然を堪能する計画を立ててみてはいかがでしょうか。
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