利尻島の早朝は「ペシ岬展望台」へ日の出観賞にでかけよう!

利尻島の早朝は「ペシ岬展望台」へ日の出観賞にでかけよう!

更新日:2016/07/08 16:50

月宮 うさのプロフィール写真 月宮 うさ ブロガー
北海道の北西に浮かぶ「利尻島」の朝は、美しい日の出観賞にでかけてみませんか?
これからご紹介する「ペシ岬」は、島の玄関口"鴛泊(おしどまり)港"に程近い景勝地。360度見渡せる展望台からは、日本海に昇る朝日を拝むことができます。
少しだけ体力が必要なスポットですが、絶景サンライズを目指して登ってみましょう!

利尻島の玄関口"鴛泊港"から望む美しい「ペシ岬」

利尻島の玄関口"鴛泊港"から望む美しい「ペシ岬」

写真:月宮 うさ

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北海道本土やお隣の礼文島と利尻島を結ぶフェリーが島の玄関口"鴛泊港"に到着するころ、白亜の灯台が建つ高台の姿が目の前に見えます。ここは別名"灯台山"とも呼ばれる標高93メートルの岩山(溶岩ドーム)「ペシ岬」。一番高い部分には展望台があり、さえぎるものなく360度、島を見渡せる絶景が広がっています。

明るい時間帯に登ってみるのもよいですが、オススメは早朝、日の出の時刻。日本海から昇る朝日が海をオレンジ色に染める感動の風景に出合えます。

アクセスは港から徒歩5分!運動に適した服装で登ろう

アクセスは港から徒歩5分!運動に適した服装で登ろう

写真:月宮 うさ

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「ペシ岬展望台」までのアクセスは、鴛泊港から遊歩道入り口までは徒歩約5分。展望台頂上までは片道20〜30分ほど見ておくとよいでしょう。道中は整備されていますが、登山道のような道と傾斜が続きますので、運動に適した服装がオススメ。また、悪天候時は足元が滑りやすいですので、ご注意ください。

途中には、1800年代のはじめに利尻島警備に当たった会津藩士の魂が眠る"会津藩士の墓碑"が立つ「鴛泊ペシ岬広場」があります。休憩を兼ねて、歴史に思いを馳せながら、そっと手を合わせてみませんか?広場からは眺める海も美しいですよ。

遊歩道は途中から分岐!体力に合わせてルートを選ぼう

遊歩道は途中から分岐!体力に合わせてルートを選ぼう

写真:月宮 うさ

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展望台頂上へ向かう道は、途中で2つに分岐します。

体力に自信がある方は迂回せず登る左側に挑戦してみましょう。写真の石がごろごろした道と急傾斜が続きますが、歩行距離は短いのが特徴です。よい運動にもなりますよ。
少しでも不安がある方は遠回りにはなりますが、傾斜の緩やかな右側のルートへ。行きと帰りはルートを変えて、景色を制覇するのもオススメです。

辛さを感じる頃ですが、ここまで来たのならば絶景目指して、がんばって登りましょう!

島一番のサンライズスポット「ペシ岬展望台」から拝む日の出

島一番のサンライズスポット「ペシ岬展望台」から拝む日の出

写真:月宮 うさ

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展望台からの眺めは白亜の灯台「鴛泊灯台」を眼下に、日本海を見渡せる景色が広がります。
そして、太陽が水平線に顔を出す日の出の時刻。時間の経過とともに空と海がオレンジ色に染まってゆく幻想的な風景は、息を飲む美しさです。言葉にならない感動が待っています!

日の出だけじゃない!360度に広がる利尻島の美しき風景

日の出だけじゃない!360度に広がる利尻島の美しき風景

写真:月宮 うさ

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展望台から見える景色は日本海を染める日の光だけではありません。ここは、ぐるっと360度に広がる利尻島を見渡せる絶景スポット!鴛泊港や町並み、島のシンボル「利尻富士(利尻山)」の風景も目の前に広がります。

また、岬の最高部には"一等三角点"も。三角点踏破を目標とする旅人・登山愛好家の皆さまは、忘れずにチェックしてくださいね。
※三角点とは、三角測量に用いる際の、経度・緯度・標高の基準になる点。

「ペシ岬展望台」観光はフェリーの待ち時間にもオススメ!

「ペシ岬展望台」は、フェリー乗船ギリギリまで観光を楽しみたいときにもオススメの観光スポット。フェリーターミナルから往復で1時間くらいで登頂可能です。
ここは、利尻島の美しい風景を五感で感じることのできる素晴らしい場所。ぜひ登ってみてくださいね!

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掲載内容は執筆時点のものです。

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