写真:東郷 カオル
地図を見る2016年6月29日、長らく工事中だった八坂神社前の一角に、「漢検 漢字博物館・図書館」(以下、漢字ミュージアム)がオープンしました。
京都に旅行に来たら、お寺や抹茶スイーツに目が行きがちですが、八坂神社前という抜群の立地ということもあり道行く観光客の注目度も大!一部無料で利用できるスペースもありますので、是非覗いてみてください。
お子さんの夏休みや冬休みの自由研究にもピッタリですので、旅行のついでに宿題も仕上げちゃいましょう!
写真:東郷 カオル
地図を見る「漢字ミュージアム」の前身は、下京区にあった日本漢字能力検定協会の本部ビル2階のワンフロア。キャパ的に修学旅行生の受け入れも困難なスペースでしたが、今後は広く世界に日本の漢字文化を発信する施設として年間20万人以上の来館者を目指すとのこと。コアターゲットは修学旅行生を含む小中学生とそのファミリー。サブターゲットは外国人観光客を含む一般観光客ということですが、実際訪れてみると、漢字文化の中国からの観光客や、漢字を「クール!!」と言ってデザインとしてとらえる欧米からの観光客も多数。
毎年12月12日(語呂合わせ:いいじ・いちじ)に発表される「今年の漢字」の実物の展示もありますので必見!ちなみに「今年の漢字」が発表される清水寺は、「漢字ミュージアム」から徒歩20分程度の場所にありますので、こちらもあわせて観光されると良いでしょう。
提供元:(公財)日本漢字能力検定協会
地図を見る「漢字ミュージアム」の館内には日中韓で選定した共通漢字808字を葉っぱにあしらった「日中韓共通808字の木」や、5万字の漢字が四面をかざる「漢字五万字タワー」など当然ながら漢字だらけ。お勉強ギライのお子ちゃまには辛い空間かもしれませんが、漢字の歴史を学べる絵巻や、写真のようにお題の部首にカードを組み合わせて漢字をつくるタッチパネルもありますので、イラストや遊びながら漢字に触れることができる仕組みになっています。
お寿司屋さんで見かける魚の漢字が書かれた巨大湯のみの記念撮影コーナーや、回ってくるお皿を取ってクイズに挑戦する「漢字回転すし」なんかもあり、楽しみながら学べる工夫が嬉しいですね。
写真:東郷 カオル
地図を見るこちらは入り口を入ってすぐの「祇園祭ぎゃらりぃ」。無料の展示スペースですので、どなたでも利用できます。
実物大の鉾が目の前にそびえ、隣の屏風では祇園祭の様子が映像で見ることができます。気軽に買えるお土産から、鉾と山の精巧なミニチュアまで販売されていて、鉾は山の3倍程度のお値段。
写真:東郷 カオル
地図を見るこちらも入館料不要で利用できる1階のカフェ・倭楽。アジアンテイストな内装で、どちらかというと日本と中国と朝鮮のデザインが融合したような雰囲気。
コーヒーやソフトドリンクはもちろんのこと、京都の老舗・一保堂茶舗の茶葉を使用した抹茶や番茶、玉露なんかも味わうことができます。ソフトクリームも抹茶ソフト、ほうじ茶ソフト、ニッキソフトと、京都らしいラインナップです。
遊び(観光)に来て漢字なんて(苦)…、と思われる方もいるかもしれませんが、カフェやギャラリーなどの無料スペースもありますので、まずは立ち寄ってみてください。
チケット売り場の手前から少し中の様子が窺えますので、興味を持ったら入ってみると良いでしょう。漢字のイメージが変わるかもしれませんよ!
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(2024/4/23更新)
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