写真:東郷 カオル
地図を見る「ホテルグレイスリー京都三条」は寺町商店街の中に建つ全97室のホテル。寺町通は豊臣秀吉が市中の寺社をこの地に集めたことから名付けられた通りで、今でも数多くの寺社が残っています。
商店街はアーケードになっており、雨の日はもちろん、京都のうだるような暑さや底冷えする寒さを凌いでアクセスできる嬉しい立地。
1階にはセブンイレブンが入っていますので、ちょっとした買い出しにも便利です。
写真:東郷 カオル
地図を見るこちらが「ホテルグレイスリー京都三条」のコンセプトルーム・歌舞伎ルーム。おそらく誰もが想像していたよりも強烈なインパクトの内装。果たしてここで眠れるのか…(笑)。そういう考えもよぎりますが、とにかく写真を撮るのも楽しいお部屋!
隅々までこだわった造りですので、まずベッドにダイブする前に、じっくりと観察してみてください。
このお部屋は歌舞伎の人気演目である『京鹿子娘道成寺』の舞台を再現したもの。桜の下を白拍子が衣裳を次々と変えながら恋する女心を様々踊る演目で、内装は舞台にあわせて桜の絵がいたるところに華やかに描かれています。
天井は南座の格天井をモチーフにデザイン。壁には南座の客席にもある座紋入りの「提灯」が設置されています。衣裳柄をデザインしたインテリアも超華やか。足元のキャビネットの扉にも道成寺の鐘が描かれおりこだわりを感じさせます。廊下の扉からベッドルームへの通路は歌舞伎の「花道」がイメージされていて、部屋に入ったその瞬間から歌舞伎の世界観にどっぷりと浸ることが可能です。
写真:東郷 カオル
地図を見る歌舞伎ルームはバスルームでも歌舞伎の世界が楽しめます。バスルームの壁面にはやはり桜の絵。ちょっと銭湯のような雰囲気で「クスッ」と笑みがこみ上げてきます。
更に驚きなのがトイレ。トイレの壁3面にも満開の桜が描かれており、ちょっと不思議な光景(笑)。
真面目な職人さんが歌舞伎の世界観を突き詰めて作ったらこんなんになっちゃいました…という印象の、徹底的に歌舞伎の雰囲気を楽しめるコンセプトルーム。是非体感してみてください。
写真:東郷 カオル
地図を見る「ホテルグレイスリー京都三条」にはもちろん一般的なお部屋もありますのでビジネスステイの方もご安心を。
先ほどご紹介した楽しいコンセプトルームは一部屋だけで、あとは落ち着いた機能的なお部屋です。
写真はダブルルーム。ベッド周りやデスクにも使い勝手の良い場所にコンセントが配置。デジカメやタブレット・スマホの充電もストレスを感じません。全室に天井埋込形「ナノイー」発生機が完備。ズボンプレッサーもありますので、ビジネス客にも重宝のホテルです。
バスルームとトイレは独立。しかもバスルームには洗い場もあり、広くてとても使い勝手の良い造り。バスルーム内のミラーは歌舞伎ルームと同じく横に長いタイプで、バスルーム独特の閉塞感も解消してくれています。
写真:東郷 カオル
地図を見る「ホテルグレイスリー京都三条」の朝食には、京都らしさがぎっしりと詰まったメニューがラインナップ。京都に来たならおばんざいも外せませんが、京都らしい鯖寿司と西京焼きもありますので是非いただきましょう。
前日の晩に飲みすぎた方には優しい味の野菜雑炊もおすすめです。
2016年7月1日にグランドオープンした「ホテルグレイスリー京都三条」ですが、歌舞伎ルームの宿泊は7月8日からになります。
宿泊しないと手に入らない「歌舞伎×ホテルグレイスリー」のオリジナルグッズのプレゼントもありますので、歌舞伎ファンは是非ご宿泊を。
また、日本文化に興味のある海外からのお客様の宿泊にもおすすめです。
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(2024/4/25更新)
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