未来館は様々な展示があります。
常設展の入り口となるのが「ミライゲート」「セカイゲート」。なんと大型液晶ディスプレイなのに上に座れる椅子にもなっています!
常設展示3階の「未来をつくる」、5階の「世界をさぐる」の、それぞれの出入り口に設けられた大型ディスプレイ。このディスプレイには、未来館を訪れた方や、未来館にかかわる科学者らの問いや言葉が表示されています。
そしてこのディスプレイデザイン、スマホアプリ「Miraikanノート」と連動しているんです。
このアプリ、館内を余すところなく楽しむためにはマストアイテム。
実は館内の展示には専門的な物も少なくなく、何の予備知識もない状態からだと訳が分からないような難しい展示もあるんです。そんな方にもこのアプリは強い味方となるはずです。
機能その1:モデルコース「クエスト」
テーマに沿って展示をまわれるコースを案内してくれます。選べるクエストは全8種類。
機能その2:音声ガイド
全ての展示の見どころを音声で案内してくれます。日本語・英語・中国語・韓国語の4か国語に対応していますよ。
機能その3:AR記念写真
未来館のシンボル展示でもある地球型巨大ディスプレイ「ジオ・コスモス」を背景に、AR機能を使った世界で1枚だけの記念写真を撮影できます。
このアプリ、未来館を出てもノートアプリとして日常使いができるので、ぜひダウンロードして見てください。
未来館は、常設展と企画展があります。
常設展示一番人気なのがなんといってもヒューマノイドロボット「ASIMO」の実演。
「ジオ・コスモス」をバックに、一日4度の実演があります。こちらは特に席などはないのですが、間近にASIMOを観たい方は実演時間を公式サイトなどでしっかりチェックの上場所取りされることをお勧めします。
他にもインターネットで情報が伝わる様子を白黒のボールを使った装置で可視化した「インターネット物理モデル」、ノーベル賞で話題になった「ニュートリノの観測」など、沢山の常設展示があります。
では、数ある常設展示の中から「アナグラのうた〜消えた博士と残された装置」をご紹介します。これは約1000年後の世界を舞台に、インタラクティブなしくみで空間情報科学を体感できる展示です。現代的な“カワイイ”雰囲気でファンタジックな展示です。
アナグラ内に入ると足元に変な生き物が現れます。これはミーと言い、情報世界に形成された自分の情報がかたちとなった、もうひとりの自分です。動き回っても常に自分の足元で、ナビをしてくれたり残り時間を教えてくれたりします。
アナグラには、博士がつくった5つの装置や博士の残した机などがあります。それらの技術を組み合わせてできる様々なサービスで、どんなものが必要かを考えてみましょう。
ところでこのミーですが、アナグラ内にいる他のミーと近づくと手をつないでくれます。全員のミーが手をつなぐと何かが起こりますよ!
常設展に加え、未来館には多くの企画展があります。
過去にはアーティストのビョークと最新技術のVRを組み合わせた「Björk Digital ―音楽のVR・18日間の実験」や、ポケモンを題材として、観察や分類という科学的な手法やプロセスを体験できる「ポケモン研究所」等が開催されていました。
期間は様々ですが年に数回開催されるため、何度訪れても楽しめることが大きな特徴です。
常設展は企画展に比べて長期間展示されていますが、だからと言って何度も行くと飽きてしまう様なことはありません。
まず2016年4月20日、館内の展示が大幅にリニューアルされました。
このリニューアルで新しく誕生した展示の一つが「100億人でサバイバル」
これは、現代に生きる私たちを脅かす災害を理解し、どう向き合ったらよいか考える展示です。展示ブース内では、地震や噴火、感染症の拡大、異常気象の増加、原発事故などの災害が起こった際、どのような被害拡大があるか、災害の起こる仕組みなどを表した模型・パネルなどがあります
そして入り口に乱立する柱の数々。これら一つ一つにはのぞき窓があります。
覗いてみると、過去実際におこった大規模災害の映像と音声が流れ、緊迫したムードに包まれます。いつどんな災害に見舞われるかわからない昨今ですから、この機会にじっくり考えてみるのもよいですよね。
また、未来館のシンボルとして展示されているジオ・コスモスも、様々なコンテンツが上映され、観客を飽きさせません。
ドームシアターで上映されている迫力の映像作品をご紹介しましょう。
この作品は「呪怨」「魔女の宅急便」で有名な清水崇監督が監督した、科学映像の新境地ともいえる作品です。
理論物理学者が見ている究極の景色を、最新の科学データと仮説をもとに、最新の映像技術で表現しています。
ドームシアターは、プラネタリウムで使われるようなドーム型の天井スクリーンに映像を投影して鑑賞するシステムなので、周囲180度を囲まれたドーム型のスクリーンです。更に3Dメガネを使用するので、実際に自分が映像の世界に入り込んだような錯覚を受けることができるんです。
撮影そのものもここ未来館で行われているので、臨場感が半端ありません。
ジオ・コスモスの周りを走るシーンは自分が一体どこの次元にいるのか解らなくなってしまうほど。9次元の世界を体感してください!
未来館の5階にはカフェ、そして7階にはレストランがあります。
5階の 「Miraikan Café」はとってもユニークなカフェ。
沢山ならぶテーブルセットは大小さまざまなサイズで、訪れる人たちの好奇心をそそります。カウンターにはお子様の目線で専用に作られた受け取り口があり、大人と子供で異なる視点からのインテリアを楽しむことができます。ドリンクや軽食は未来館の展示にちなんだ面白いメニューが用意されているので選ぶのも楽しいですよね。カフェの一角では、未来館スタッフおすすめの本もご覧いただけます。
7階「Miraikan Kitchen」では、お台場から東京タワーまで見渡せる展望が魅力。
プレートランチ・スイーツなど、工夫を凝らしたメニューが楽しめます。
未来館は、新交通ゆりかもめ 「船の科学館駅」もしくは「テレコムセンター駅」が最寄駅です。ここからは徒歩4〜5分と程近くとても便利ですよ。
また未来館前で下車できる無料巡回バスもありますので、公式HPをチェックしてみてくださいね。
未来館は、楽しいレジャースポットとしては勿論なのですが、最新研究に触れられるという点で学びを深めたいという方にもお勧めできる施設です。
また、自ら考え提案するというコンセプトから、お子様には夏休みの自由研究などにも良いでしょう。
このお休みは遊びに・学びに、お台場日本科学未来館へGO!
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