夏らしさたっぷり!金沢近郊のオススメスポット5選

夏らしさたっぷり!金沢近郊のオススメスポット5選

更新日:2023/07/13 11:41

Mayumi Tのプロフィール写真 Mayumi T 金沢出身の歴史探索家、B級グルメマニア、北陸の旅先案内人
石川県は日本海でとれた新鮮な海鮮類などのグルメが美味しく味わえることもあり、風情のある雪の季節に訪れたい…という方も多いかもしれませんが、夏らしさを感じることのできるスポットも多くあります。例えば、金沢から少しだけ足をのばして行くことのできる近郊の街には、自然豊かなスポットが多いですよ。ぜひ、夏の季節も訪れてみませんか。

金沢からも程近い「鶴仙渓」

金沢からも程近い「鶴仙渓」

写真:Mayumi T

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最初にご紹介するのは、金沢から鉄道や車でも程近い加賀温泉郷に位置する鶴仙渓(かくせんけい)。ここでは毎年「川床」が楽しめます。

鶴仙渓「川床」
2023年4月1日〜11月30日
時間…9:30〜16:00
場所…あやとりはし袂(不動滝付近)
席料…大人300円、小学生200円(加賀棒茶付き)
※雨天、河川増水時は中止。メンテナンス休業日あり。

「川床セット」も販売されており、この出身である和の鉄人、道場六三郎氏監修の「冷製抹茶しるこ」や「川床ロール」などの甘味を味わえます。
席料…大人600円、小学生500円(加賀棒茶、道場スイーツ付き) 

近隣の店舗では予約が必要ですが「川床弁当」も販売されています。
また川床の「席」を特に利用しなくても、鶴仙渓の付近には景色を眺められる所はあちこちにありますので、お気に入りの場所から渓谷の景色を眺めるのも良いですね。

ここは大聖寺(だいしょうじ)川の渓谷で、渓谷沿いには遊歩道が整備されています。「あやとりはし」や総檜造りの「こおろぎ橋」、あの松尾芭蕉もこの渓谷で長い期間滞在したことでも知られており、芭蕉を祀った「芭蕉堂」、尾形光琳の作品を展示した「無限庵」など、見どころが色々あります。

家族連れにもオススメ!「ひまわり村」

家族連れにもオススメ!「ひまわり村」

写真:Mayumi T

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毎年、金沢市郊外の河北郡津幡町(かほくぐんつばたまち)の河北潟(かほくがた)干拓地に「ひまわり村」が開村します。

ここ河北潟の埋立、干拓の歴史は古く、延宝元年(西暦1673年)に加賀藩の五代藩主前田綱紀により、約3haの新田開発に始まりますが、現在はこの干拓地のひまわり村周辺の幼稚園、保育園児によってひまわりの種まきが行われ、たくさんのひまわりの花を咲かせています。毎年7月下旬に開村式が行われ、ひまわりでつくられた迷路や周辺の牧場のミルクでつくられたソフトクリームも楽しめます。

開花時期…7月下旬から8月上旬
入園料…無料
駐車場…60台(無料)

JR金沢駅から車で約30分ほど。金沢東ICからは約15分ほどで到着できます。ひまわりの迷路は小さなお子さまにも大人気!ご家族やグループで楽しめますよ。

「木窪大滝」

「木窪大滝」

写真:Mayumi T

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ここも「ひまわり村」と同じ河北郡津幡町ですが、もっと山間部の秘境ともいえる富山県境に近い、河合谷(かわいだに)地区の木窪(きのくぼ)区にあります。

「木窪大滝(きのくぼおおたき)」は、高さ約15メートル、幅約7メートルを誇る滝です。宝達山系の尾根、5キロ上流の富山県沢川に源を発し、木窪川に流れ込んでいます。水の落ちる音の響きや、ヒヤッと冷たい冷気も感じられ、実際にこの辺りの気温は他の地域よりも低く、暑い夏の時期に涼を求めて多くの人が訪れています。

遊歩道や駐車場などが整備されており、四季折々の自然を満喫できます。毎年、夏になると流しそうめん(7月下旬〜8月末)が楽しめ、岩魚の塩焼きなども販売されています。

涼しいことと川遊びもできるので、小さなお子さま連れのご家族がとても多いですよ。夏の思い出にもなりますね。

金沢から一番近い海水浴場

金沢から一番近い海水浴場

写真:Mayumi T

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「内灘(うちなだ)海水浴場」は金沢から最も近い海水浴場。河北郡(かほくぐん)内灘町に位置し、市内中心部からも車で約15分程。毎年、7月中旬頃に海開きし、8月末頃まで海水浴を楽しむ人で賑わっています。また年間を通して、ウィンドサーフィンやジェットスキーなどマリンスポーツを楽しむ人も多い海岸です。

平成18年には、環境省から「美しい」「清らか」「安らげる」「優しい」「豊か」を基とした水辺を選定する「快水浴場百選」にも選ばれ、石川県内は勿論、県外からも多くの人が訪れています。

海開きシーズンは、シャワーやトイレ、海の家、売店も営業していますので、ご家族連れやグループの方々には最適。内灘海岸の南の方にありますが、この辺り一帯は砂丘の一部ということもあり、波打ち際まで約200mもある広大な砂浜が特徴です。

※同じ内灘町内には「権現森(ごんげんもり)海水浴場」もあります。こちらはどちらかというと、小規模でアットホームな感じ。のんびりとしたい方にはこちらの海水浴場もオススメです。

海岸線を走行できる「千里浜なぎさドライブウェイ」

海岸線を走行できる「千里浜なぎさドライブウェイ」

写真:Mayumi T

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金沢をご旅行で訪れたのなら、せっかくですから日本海側の海岸も訪れてみませんか。波打ち際を車で走行できることで知られている「千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイ」。羽咋(はくい)郡宝達志水町(ほうだつしみずちょう )今浜から千里浜町に至る延長約8kmの道路で、CMなどでも話題になり多くの人に知られるようになっています。

車だと金沢からも程近く。金沢からここへ向かうには「のと里山海道」が便利。現在は全線が無料ですし、起点の金沢市粟崎(あわがさき)町から入ると、しばらくは海岸線沿いに道路が位置しているので、窓の外をずっと美しい日本海側の景色を眺めることができますよ。

波打ち際を走ることができるのは「千里浜なぎさドライブウェイ」ならでは。細かい粒子の砂浜がずっと続きますので、車のタイヤが砂浜に埋まっていくことはありません。自転車も走行できるほどですので、4WDでなくても大丈夫ですよ!ぜひ、この爽快さを体感してみませんか。

金沢近郊は見どころがいっぱい!

このように、金沢近郊には四季折々の自然を楽しめ、夏の季節を感じることのできるスポットがいくつかあります。例えば鉄道やバスなどで金沢を訪れた場合、市内中心部から郊外へと移動するなら車があると便利。JR金沢駅周辺にはレンタカー会社が点在していますので、ご利用をオススメします。ぜひ、夏の石川を楽しんでみてくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/03/28−2016/04/03 訪問

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