子ども大喜び!1日じゃ遊び尽くせない!宮城「みちのく杜の湖畔公園」

子ども大喜び!1日じゃ遊び尽くせない!宮城「みちのく杜の湖畔公園」

更新日:2016/06/28 15:22

森 のこのプロフィール写真 森 のこ おもに1人旅専門の旅行ライター、元編集者
蔵王山麓の裾野に位置する宮城県の「国営みちのく森の湖畔公園(通称・みちのく公園)」は、東北唯一の国営公園。その敷地は広大で、見どころ&遊びどころが多く、1日では足りないほどの充実ぶりです。国営だけあって、リーズナブルな入園料で楽しめるのもうれしい。特にお子さん連れのファミリーにはおすすめですよ。

3つのエリアに分かれた広大な国立公園

3つのエリアに分かれた広大な国立公園

写真:森 のこ

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みちのく公園は、「南地区」「北地区」「里山地区」と、それぞれ特色ある3つのエリアに分かれています。各地区がそれぞれ広大な面積をほこり、入り口も地区ごとに異なります。

特に家族連れにおすすめなのが、公園の中心となる「南地区」。子ども向けの遊びの空間である「わらすこひろば」や、古い茅葺の民家が並び、東北の暮らしの文化が学べる「ふるさと村」、10万株の花が咲き誇る「彩のひろば」に、夏はポピー、秋にはコスモスが見られる「お花畑」など、子どもはもちろん、大人でも楽しめる施設・空間が揃っています。

子どもが大はしゃぎの「わらすこひろば」

子どもが大はしゃぎの「わらすこひろば」

写真:森 のこ

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広い公園内で、どこよりも賑わっているのが「わらすこひろば」。”ジャンピングドーナツ”と呼ばれる、トランポリンのようにとびはねて遊べる遊具や、”ステッピング土偶”と名付けられた、大小さまざまなゴム製のボールが敷き詰められたスペースなど、他にはない楽しい遊具がたくさん。夏場なら、水着になって遊べる”せせらぎ水路”も人気で、幼児から小学生ぐらいまでのお子さんならば、大喜びすること間違いなしの広場です。

映画のロケ地にもなった「ふるさと村」

映画のロケ地にもなった「ふるさと村」

写真:森 のこ

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東北各県の7つの古民家を移築した「ふるさと村」のエリアでは、どこか懐かしさを覚える茅葺屋根の民家が建ち並んでいます。どの民家も、実際に靴を脱いで上がってみることが可能で、お茶を出してくれたり、東北の民話を語り部さんが話してくれたりと、それぞれにおもてなしを受けられます。

写真の民家は、19世紀末に、宮城県を流れる鳴瀬川の湖畔に建てられた民家。なんとこの鳴瀬川河畔の家で、2016年5月に公開された映画『殿、利息でござる!』のロケが行われたんだそう。映画の1シーンに入り込んだような気分を味わいに、ぜひ立ち寄ってみてください。

蔵王連峰をバッグに広がる一面の「お花畑」

蔵王連峰をバッグに広がる一面の「お花畑」

写真:森 のこ

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みちのく公園内にはたくさんの種類の花々があちこちに植えられています。特に壮観なのが、背後に広がる雄大な蔵王連峰とのコントラストも美しい「お花畑」。他のエリアではさまざまな種類の花が少しずつ植えられていますが、お花畑では初夏はポピー、夏から秋にかけてはコスモスと、一面に1種類の花だけが植えられているのが特徴です。

写真は、ちょうど満開のポピーの花畑(6月上旬撮影)。年によって少しずつ見ごろは変動しますが、ポピーならば5月下旬〜6月下旬、コスモスならば9月下旬〜10月下旬頃が花の盛りです。

リーズナブルで飽きない、夏休みにもぴったりの公園

施設は充実していますが、国立公園のため、入園料がリーズナブルなのもみちのく公園の魅力。15歳以上は410円/人、中学生以下は80円/人で入園できます。専用の駐車場が各地区に設けられているため、複数の地区を訪れたいなら、車での移動が便利。なお、入園料は共通なので、一度払えば他の地区も出入り自由です。ぜひ朝早くから訪れて、広大な施設をできる限り堪能してきて下さい。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/06/11 訪問

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